かんくう整体院presents!健康と美容についての ちょこっと話 - バックナンバー

肩甲骨への意識2

「肩甲骨」について

1.上肢は腕からではなく、肩甲骨から腕だという意識をもつ
2.背中、胸の筋肉を動かすときは、肩甲骨を意識する

今回は、その2「背中、胸の筋肉を動かすときは、肩甲骨を意識する」です。

その1では、腕を動かすときは、肩甲骨から先が腕であるという意識を持ってもらうことでした。

逆に体幹側を動かすときも、肩甲骨を意識します。

例えば、「腕立て伏せ」

腕立て伏せは、自重(自分の体重)で、胸の筋肉を鍛える運動です。

胸の筋肉、とくに大胸筋は大きな筋肉なので、スポーツには大切な筋肉です。また胸板の厚さは見栄えもいいですね。

しかし、不必要に大きな大胸筋は、腕の動きを妨げてしまうので、ラグビーなどの接触プレーの多いスポーツ以外は、とても邪魔です。

大切なのは、背中の筋肉です。

野球、テニス、バレー、バスケなど上肢でボールをコントロールするスポーツ

ボクシングや空手、柔道など武道系、格闘技系

陸上競技、サッカー、体操など高負荷の下肢の動きと体幹の動きのスムーズな連動が必要な競技

ダイエットに関しては、

年齢とともに、脂肪で背中や肩が盛り上がって猫背の方がいますね。その部分の脂肪はもっとも取れにくいものの1つです。

どんなにウォーキングやジョギングをしても、腕を横に振っていては、背中の脂肪はなくなりません。脇を締めて肩甲骨を動かします。

なぜなら、肩甲骨とその周りには、脂肪を燃やしやすくする褐色脂肪細胞が多く存在するからです。

スタイルに関しては、男性は、腹筋(シックスパックなどのアウターマッスル)ばかり鍛えすぎて背中が丸くなっている人がいます。
背筋も鍛えてバランスを取ることで、姿勢がよくなります。

女性は、姿勢を良くしようと背筋を伸ばすと、体が後ろに反ってしまって、腰が痛くなる方がいます。


エクササイズ中や普段の生活でも、肩甲骨を寄せて、肩の力を抜く意識をすると、
背中が締まり、くびれができやすく、美しい姿勢になることができます。

例えば「腕立て伏せ」にしても

通常、スタート時は、
床についた両腕を、まっすぐ伸ばした状態が、スタートポジションですよね。
この状態から、肘を曲げて上体を下ろし、肘を伸ばして上体を上げる。これが一般的な腕立て伏せ

肩甲骨と背中を鍛える(締める)腕立て伏せは
スタートポジションは、肘を曲げて上体を下ろした状態から始めます。

ポイントは、両方の肩甲骨をくっつけるように寄せること。
胸とお腹を床につけた状態からでOKです。

肩甲骨を意識して、肘を伸ばす。

肩甲骨を寄せるようにして、肘を曲げる。

通常の腕立て伏せなら100回くらいできる人も、この変則の腕立て伏せだと7~8回くらいしかできないと思います。
何十回もできるという人は、背中の筋力や肩甲骨の動きの良い人か、やり方が間違っています。

さて、次回は、

エクササイズ、ワークアウトをする際に意識すると良いポイントの3つめ「ハムストリング」についてです。

 

 

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◆理念◆ Don’t limit yourself.
患者さんは、自分で自分の限界を作ってほしくない。
治療師は、治療の限界を自分で作らない。リミッターを外せ!
自分にかかわるすべての人が楽しく健康いられる世界を作る。
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