かんくう整体院presents!健康と美容についての ちょこっと話 - バックナンバー

美しい姿勢 美しい座り方 [姿勢と体と心と脳と34]

美しい姿勢、美しい座り方

まずはこの5つを意識してみて下さい。

 

1)重心を、股関節の指3~4本前くらいに置いてください。

感覚的には会陰(外陰部と肛門の間、左右の坐骨結節を結ぶ線の真ん中)に重心を意識して、恥骨をくっと前に出す感じ。

骨盤の坐骨の上に体が乗ります。

姿勢を良くしようとヘソを前に突き出して胸を張る方がいますが、

ヘソを突き出すと腹筋・背筋の力が抜けてしまって、

おなかだけぐっと前に出て背中が後ろに反ってしまうため腰が痛くなります。

ヘソよりももう少し下、いわゆる丹田(ヘソの下三寸)と呼ばれる付近を意識します。

 

2)できれば腰掛ける時は、「股関節より少し膝を低く」腰掛の高さを調節して座ってくだい。

ソファなどは、おしりが沈むので腰が落ちます、デスクワークなど長時間座る場合は特に重要です。

あぐらで腰が落ちてしまう時は、お尻の後ろ側に座布団などをかってあげると重心が前に出し易いです。

正座では、座椅子(お琴奏者がお尻にかっている腰掛け)を利用すると良いかもしれません。

 

3)腰掛けた時の両ヒザの間は肩幅くらい

解剖学的姿位と言い、ぎっくり腰で立ち上がる時の痛みが強い人、脳梗塞後遺症などで片マヒの人、長期寝たきりの人など、この位置に脚を置いてお辞儀をするように立たせると、不思議とスムーズに立てる姿位です。

座った時に膝をダランと外に開いてしまうのはNGです。

インナーマッスルのひとつ大腰筋は、第12胸椎・腰椎から大腿骨小転子(内ももの付け根)に付いている筋肉なので、

その筋肉を収縮させると、必然的にヒザは開きません。

ガニ股の人はすでに、インナーマッスルが弱い可能性が高いです。

ただし、太ももの太いアスリートや武道をやっている人は筋肉が大きくてO脚に見える方もいます。

 

4)肩甲骨をよせる
鼻から息を吸いながら、左右の肩甲骨を寄せて、肩の力を抜きます。

肩甲骨の位置をただす体操があります。「胸郭賦活エクササイズ」興味のある人は、観空治療院のホームページを参照してください。

 

5)顎を引き、まっすぐ前を向く

背中が丸い人に顎を引かせると、顔が下を向いてしまいます。前を向いたまま顎が引けないんですね。

顎を引く際に、舌を上あご(口内の天井、歯の裏側)につけた状態で顎を引いてください。

頭が後方にスライドしやすくなります。

ただ顎を引くより、首の後ろ側や後頭部が伸びる感じがすると思います。

 

そして、筋肉は記憶します。

悪い姿勢でいれば悪い姿勢を記憶し、良い姿勢でいればそれを記憶します。(筋肉は記憶するを参照)

まずはこの5つを意識して座っていただくだけでも、座り姿がとても美しくなります。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◆理念◆ Don’t limit yourself.
患者さんは、自分で自分の限界を作ってほしくない。
治療師は、治療の限界を自分で作らない。リミッターを外せ!
自分にかかわるすべての人が楽しく健康いられる世界を作る。
Posture Research Labかんくう治療院の情報はこちら
http://kankuu-cure.com/
〒440-0896
愛知県豊橋市萱町14番地
かんくう整体院
TEL:0532-55-5055
ネット予約: http://kankuu-cure.com/contact.html
月~土 9:00~19:00
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
バックナンバー
https://www.agentmail.jp/archive/step/100/248/1819/
メールアドレスに変更がある場合は下記のURLより変更をお願いいたします
https://www.agentmail.jp/form/change/248/
メール会員を解除されたい場合は下記のURLより解除してください。
https://www.agentmail.jp/form/delete/248/

バックナンバー一覧