かんくう整体院presents！健康と美容についての ちょこっと話 - バックナンバー

ゆがみの連鎖　[姿勢と体と心と脳と17]

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人の、生活、仕事、作業、運動、精神活動など複雑な活動、複雑な状況が、ゆがみというものを作り出しています。

しかし、ゆがみを「修復する力」（自然治癒力）も備わっています。

さらに、人間は自ら疲労やストレスを除去する様々な方法を考え、実践することができる動物でもあります。（エクササイズ、食事、生活習慣改善）

また、脳は、カラダのある部分に不具合が出てくると、

他の部分を歪ませてでも生命活動を維持しようと「補正作用」を働かせます。

 

「修復」と「補正」は違います。

ゆがみを戻すのが「修復」、修復しきれないゆがみを他の部分をゆがませることで補おうとするのが「補正」。

たとえば、「修復」は右の骨盤が歪めば、ゆがんだ骨盤を元に戻そうとします。

「補正」は、ゆがんだ右の骨盤を戻しきれないので、左の肩を歪ませてでもバランスを保とうとします。

 

睡眠時に修正しきれない体を

明日も、今日と同じ生命活動をしようとする為に、脳が行うシステムです。

しかし、補正作用が続くと、ゆがみがきつくなったり、カラダ全体のゆがみに繋がります。

結果、自己治癒力では、戻せなくなるほどゆがみが強くなってしまったり、

補正しきれないほど、ゆがみの連鎖が起きてしまうと、

痛みというサインを出します。

 

タオルを絞れば絞るほど、硬くなります。されに絞り続ければ、繊維がねじ切れます。

人の体もゆがめがゆがむほど、筋肉も、関節も、血管も、体全体が硬くなります。

そこに、きっかけが加われば（何気ない急な動き、重いものを持つ、冷え、食べ過ぎ、飲み過ぎ、疲労過多）

痛みが出るのは想像に難くないでしょう。

 

ギックリ腰、五十肩、何もしていないのに急に出た痛み、

その素地は、何日も、何年も、何十年も前から作っているのです。

さらには、転倒、ケガ、スポーツ障害などの急性の障害でさえも

ゆがみきった硬い体でなければ、転ぶことも、怪我することもなかったかもしれません。

その時、無意識に踏み出したその一歩が、普段どおりに足が上がっていれば

蹴つまずくことがなかったかもしれません。

年だから、老化現象だけが、原因ではありません。

そう、人は生きている以上、ゆがみの連鎖は続きます。

しかしゆがみは、その連鎖をいったん断ち切り、さらにリセットすることは可能です。

 

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◆理念◆ Don’t limit yourself.
患者さんは、自分で自分の限界を作ってほしくない。
治療師は、治療の限界を自分で作らない。リミッターを外せ！
自分にかかわるすべての人が楽しく健康いられる世界を作る。
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