かんくう整体院presents!健康と美容についての ちょこっと話 - バックナンバー

姿勢を正すときのコツ [姿勢と体と心と脳と35]

どんなエクササイズ、運動、操法を行うにも、正しい姿勢やフォームで行わなければ効果がないばかりか、逆に体を壊してしまう場合もあります。

前回、正しい姿勢を取る時に意識する5つのポイントについて述べました。

 

しかし、最近、頭が前にスライドしていて(顔を前につきだしたような状態)、

顎を引かせると頭が後方にスライドせずに顔が下を向いてしまう人がいます。パソコンやスマホが原因?

 

次を意識してください。

顎を引く際に、舌を上あご(口内の天井、歯の裏側)につけた状態で顎を引いてください。

頭が後方にスライドしやすくなります。

 

さらに、

頭が後方にスライドしていき、骨盤を立たせ綺麗なS字カーブを描いた背骨の真上にきた瞬間、

骨盤(仙骨、おしりの真ん中あたり)がキュッと締まるのが体感できると思います。(ニュートラルポジション)

 

骨盤を後傾させ背中を丸めている人や、骨盤を前傾させおしりを突き出している人は、骨盤内の関節や、骨盤と腰椎をつなぐ関節が不安定なため、

ゆがみやズレが起きやすく、元にもどりにくい状態にあります。

 

子供の頃、手掌の上に箒(ほうき)を立たせる遊びをしませんでしたか?箒がまっすぐ立った時、手の関節は締まっています。

 

この脊柱がもっとも安定した状態は、下腹部(丹田)に力が集まり、脳と脊髄と仙骨の最良なポジションにより体液循環を促します。

 

さらに、

舌を上あごの裏につけて顎を引くことにより、口呼吸ではなく鼻呼吸になります。

鼻呼吸は鼻の奥の粘膜を刺激し、その上にある脳の活性を促します。

また顎を引くことで、首の骨の中を通っている椎骨動脈(脳を栄養する血管)の血流を促します。

 

気功の流派によっては、舌を上あごにつけて呼吸法を行います。

しかもこれは、通常の呼吸法と達人の呼吸法の違いとして、口伝(秘伝)でのみ伝えられているやり方でもあります。

アスリートにこの呼吸をさせ、骨盤や腰椎を安定させる指導を行っている場合もあるそうです。

 

 

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