かんくう整体院presents!健康と美容についての ちょこっと話 - バックナンバー

機能的障害と構造的障害 [姿勢と体と心と脳と19]

あなたの障害の段階(レベル)は?

強い痛みが続いているのに、病院の検査で異常なしと診断されるのはなぜ?

腰痛の80%、肩こりの85%は原因不明と現代医学では言われています。

原因不明なので「心が原因」となり、安定剤を処方されるのがトレンドのようです。

確かに「心」と「体」は密な関係にあります。

しかし

原因不明だから心身症というのは、最悪な診断です。

痛みには原因が必ずあります。必ずです。

 

障害には、段階があります。

 

ゆがみの連鎖が続き、ゆがみがキツくなると、筋肉や関節、血管は硬くなるので、血流や体液循環が悪くなり、内臓の働きも衰えます。

つまり、体の機能が落ちてきます。

これが機能的障害(生理学的障害)です。

機能的障害は、骨、筋肉、内臓など形状そのものは変化がないため、レントゲンなど映像上は異常がありません。その働きに異常が起きています。

本来の働き(機能)が発揮できなくなり、さらにゆがみが強くなり、疲労やストレスを抱え込み、血流障害や、筋肉の緊張、関節の負荷により、体が耐えられなくなってくると、脳が痛みを発します。

この段階でも、強烈な痛みを発するケースは多々あります。

 

そして、機能的障害がどんどん進むと、ゆがみと負荷の蓄積で、

ついに形状そのものが壊れています。

これを構造的障害(解剖学的障害)と言います。

構造的障害は、そのもの自体の形状が変わってしまった状態。

機械でいうと、部品がねじ切れたり、破損して壊れてしまった状態。

骨の変形(背骨、膝、股関節など)、椎間板がつぶれたとか、ヘルニア、軟骨がすり減る、狭窄症、内臓疾患など

 

障害は、突発性の事故でもないかぎり、突然骨の形状が変わるわけがないので、まず機能的障害を経て、さらに障害が進行して構造的障害になっていきます。

 

レントゲンやMRIで診断できるのは、主に構造的な問題です。

形状が変わっているから、異常と判断できます。

しかし、機能障害のように、形状が正常です、でも働きが正常ではありません。という場合、映像には映らないので異常として検知できません。

どんなに筋肉が硬くなっていても、伸び縮みができなくなっていても、筋肉はレントゲンでは写りません。

筋肉、骨、関節のそのもの自体の異常が見受けられなければ、異常なしと診断されます。

さらに内臓に痛みの原因のあるケースも非常に多いです。

これも、内臓が病気を起こしていれば検査すれば分かります。

しかし、内臓の機能低下(働きの低下、内臓下垂、循環障害など)は、検査では分かりません。

あるいは、老化現象です、ストレスが原因です、って言われます。

 

病院の検査では異常がでない、つまり構造的に変化がなくても、機能的な変化でも強い痛みはでます。

病院で異常なしと言われも、痛みがある以上、必ず理由があります。

そしてその理由は、患者さんを診ること、触れること、話しを聞くことで、分かってきます。
 
痛い部分から逃げている姿勢、痛い部分に負荷のかかる姿勢をしています。
 
筋肉は緊張して硬くなっています。逆に筋肉が弱くなっています。悪い部分の関節の動きは悪くなっています。

仕事、生活環境、生活習慣、ストレス、障害を被った状況、傷病歴、、、。

患者さんの体が膨大な情報を提供してくれます。

 

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◆理念◆ Don’t limit yourself.
患者さんは、自分で自分の限界を作ってほしくない。
治療師は、治療の限界を自分で作らない。リミッターを外せ!
自分にかかわるすべての人が楽しく健康いられる世界を作る。
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