かんくう整体院presents!健康と美容についての ちょこっと話 - バックナンバー

自律神経 [姿勢と体と心と脳と15]

背中が丸くなるということは、脊柱の前側の間隔が狭くなるということです。

すると、背骨の前側にある自律神経にも影響が出てきます。

例えば、

☆みぞおちの奥の方(第12胸椎と第1腰椎の“前付近”)にある「腹腔神経叢(太陽神経叢)」は、自律神経叢自律依神経節中、最大の腹腔神経節を含んでいて、肝神経叢、脾神経叢、胃神経叢など、たくさんの神経叢が集まってできています。

☆首の付け根(第7頚椎横突起と第1胸椎横突起の“前”)にある「頚胸神経節(星状神経節)」は、心臓、気管支、肺などを制御している交感神経が集まっています。


お腹や腰をくしゃっと潰して、顎を上げた姿勢でいつづけると、

内臓を圧迫し続けるため、内臓の血流を悪くしてしまい、内臓が下垂してくるだけでなく、

背骨間の間隔が狭くなり、大きな自律神経の塊付近の血液の流れを悪くしてしまうため、

内臓をコントロールしている、自律神経の働きも悪くなってきます。

自律神経の失調により、内臓機能が衰え、内科系の弊害や、ホルモンバランス変調、

さらに、メンタル面の不安定、自己治癒力・免疫力の低下が引き起こされます。

 

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