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ストレスと肥満3

コルチゾールは、アドレナリンの強い活動によって少なくなったエネルギーを補給するために、タンパク質をグルコースに変え、脂肪を蓄え始めます。

慢性的なストレス状態が続くと、コルチゾールの活動によって余分な燃料が脂肪の形でお腹のまわりに蓄えられます。

脳は、グルコースを大量に消費します。脳の重さは体重の約3%しかないのに、全身が使うエネルギーの20%を消費します。

しかし、脳はエネルギーを蓄える場所がありません。

正しく働きつづけるには、コルチゾールがグルコースを安定的に供給していかなければなりません。

コルチゾールはストレスホルモンと言われますが、少々なら記憶回路をつなぐのに必要です。ただ、多すぎると記憶という機能に支障をきたします。

しかも、脳全体が使えるエネルギー量は一定です。そして脳内には蓄える場所はありません。


Point:
1.アドレナリンの強烈な働きによって少なくなったエネルギーを補給、貯蓄しようとする。

2.慢性ストレス状態が続くと、余分なエネルギーが脂肪として溜まってくる。

3.ストレスに対抗するために働く脳に必要なエネルギーは膨大。しかし、エネルギーを蓄える場所はなく、使えるエネルギーの量は一定なので、どこかに蓄えないといけない。

 

 

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