かんくう整体院presents!健康と美容についての ちょこっと話 - バックナンバー

肩の痛み [姿勢と体と心と脳と9]

骨盤が後方に回旋すると、上半身が後ろに倒れてしまうため、バランスを取るために上半身を前に倒します。

つまり背中が丸くなって猫背になります。

背中が丸くなると、背中にある肩甲骨は外に広がっていき、体の前側に肩を巻き込んだ姿勢になります。

その状態が続いてしまうと、

背中の筋肉は引き伸ばされて、筋肉内の血管も引き伸ばされて、血流が悪くなり、筋肉が硬くなってきます。

肩甲骨は肋骨上を自由にスライド出来なくなり、くっついた様に動かなくなってきます。

逆に、胸の筋肉は縮められて、血流が悪くなり、筋肉が硬くなってきます。


肩関節はとても不安定な構造になっています。

関節面同士ががっつり固定されているわけではなく、関節面同士(上腕骨、肩甲骨、鎖骨)の接地面が少ない構造になっています。

しかし、その構造であるからこそ、上下左右ぐるぐる回せるといった複雑な3次元方向の動きを可能にしています。

よって、関節で固定されていないかわりに、まわりの筋肉や腱で肩関節を支えています。

その周りの筋肉が硬くなって、柔軟性がなくなれば、

当然、肩の動かせる範囲も狭くなってきます。


姿勢の悪い人が、意識して胸を張らしても、肩関節が外に広がらないということは、

意識下でも無意識下でも、肩関節は正常な位置にはないという状態になります。


例えば、野球などでフォームに気をつけながら投球したとしても、

自分では自分のフォームを修正できていない場合があります。

第三者(監督、コーチ、トレーナー)の目が必要です。


その状態で、仕事や、スポーツなどで肩を酷使すれば、、、壊れます。

肩関節の動きが制限されてくると、肘や手首にかかる負担も増します。


また、50歳くらいになると、肩関節の筋肉が急激に衰え、とくに肩関節のインナーマッスルが衰えてきます。

肩の関節の位置関係が悪いうえに、肩の筋肉が衰え、肩の関節のバランスが崩れる(使いすぎ、老化)と肩関節に炎症がおきます。

ある日突然、びっくりするくらいの痛み(五十肩)を発症します。

五十肩の方は、全員、肩の位置関係(猫背、巻き込み肩)が悪いです。

 

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◆理念◆ Don’t limit yourself.
患者さんは、自分で自分の限界を作ってほしくない。
治療師は、治療の限界を自分で作らない。リミッターを外せ!
自分にかかわるすべての人が楽しく健康いられる世界を作る。
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