完璧主義の過剰適応の子どもが引きこもりから卒業するエンカレッジカウンセリング - バックナンバー
ゲームができるなら、ほかのこともできるでしょ?
配信時刻:2026-09-13 07:00:00
◯◯◯さん
親子の思考をリセットするだけ!
起立性調節障害で不登校になった子が
ネガティブ思考を手放し
新しいことに挑戦する!発達科学コミュニケーション
トレーナーの
大下真世です^^さて今日は
「ゲームができるなら、
ほかのこともできるでしょ?」
というお話です。
起立性調節障害になり、
朝は起きられない。
昼過ぎに起きてきたと思ったら、
ずっとゲームやYouTube。
夜になると元気になり、
家族が寝たあとも起きている。
そんなわが子を見ていると、
「ゲームができるなら、
ほかのこともできるでしょ」
「この生活を続けていたら、
ますます悪くなる」
「少しは自分で何とかしようと
思わないの?」
そう言いたくなりますよね。
私もそうでした。
息子とは、
何でも話せる親子だと思っていました。
けれど、
起立性調節障害になり
学校へ行けなくなった息子は、
いつしか私を避けるように
自分の部屋に鍵を自作しました。
1日のうち、
顔を合わせられるのは
たった3分。
ようやく部屋から出てきても、
ゲームをしている息子を見ると、
「いつまでゲームしているの?」
「少しは外に出たら?」
「昼まで寝ていたら、
夜眠れないのは当たり前でしょ」
そんな言葉ばかりが
口から出ていました。
このままではいけない。
私が何とかしなければ。
子どものためを思うからこそ、
生活を正そうとしていたんです。

けれど、
息子の立場から見たら、
私の言葉はすべて、
「今のあなたではダメ」
「早く元に戻って」
と聞こえていたのかもしれません。
朝起きたいのに、
体が動かない。
学校へ行かなければと思っているのに、
行けない自分を責めている。
友達からも、
勉強からも遅れていく。
この先どうなるのかを
いちばん怖がっていたのは、
息子自身だったのかもしれません。
ゲームをしている時間だけは、
その不安や罪悪感から
離れられたのかもしれない。
友達とつながれたり、
「これならできる」と
感じられたりする時間だったのかも
しれない。
同じようにゲームをしていても、
その行動が担っている役割は
子どもによって違います。
だから大事なのは、
ゲームをすぐに認めることでも、
無制限にさせることでもありません。
制限するかどうかを決める前に、
「このゲームは今、
この子の何を支えているんだろう?」
と考えてみることです。
私はこれを、
「相手に成り代わる」
ことだと考えています。
行動だけを見て
正そうとするのではなく、
この子は今、
どんな状態なのか。
何を怖がっているのか。
何を守るために、
この行動を選んでいるのか。
子どもの立場から
今の行動を見直してみる。
すると、
「いつまでゲームしているの?」
ではなく、
「今日は何してるの?」
「それ、昨日の続き?」
「どこが面白いの?」
と、かける言葉が
少しずつ変わっていきました。
すぐにゲームをやめたわけでも、
翌朝から起きられるようになった
わけでもありません。
けれど、
息子に小さな変化が現れました。
鍵をかけていた部屋から、
少しずつ出てくるようになったんです。
最初はゲームの話だけでした。
それがやがて、
今考えていること。
やってみたいこと。
学校や友達のこと。
自分のこれからのこと。
ゲーム以外の話も、
少しずつ自分からしてくれる
ようになりました。
1日3分しか
顔を合わせられなかった親子が、
もう一度、
会話のできる親子へ
戻っていったんです。
私はそこで初めて気づきました。
ゲームをやめさせることより先に
必要だったのは、
私の言葉を
息子が受け取れる関係を
取り戻すことだったのだと。
子どもは、
言葉の内容だけを
受け取っているわけではありません。
「責められている」
「変えさせられる」
と感じれば、
自分を守る反応が強くなります。
けれど、
「わかろうとしてくれている」
「ここにいても大丈夫」
と感じられる関わりが重なると、
人の言葉を受け取る余白が生まれます。
そして、その余白が、
自分の気持ちを話すこと。
自分で考えること。
選ぶこと。
小さく動いてみることへと
つながっていきます。
だから、
ゲームや昼夜逆転を
そのままにしておけばいい、
ということではありません。
生活を整える前に、
まずは親子の会話が届く状態をつくる。
行動を変えさせる前に、
子どもの現在地を知る。
それが、
子ども自身が生活を立て直していくための
最初の土台になります。
今夜、
ゲームをしているわが子を見たら、
注意する前に
10秒だけ立ち止まってみてください。
そして、
「この子は今、
何を守るために
ゲームをしているんだろう?」
と考えてみてください。

答えがわからなくても
大丈夫です。
正解を当てることが
目的ではありません。
「やめさせる」以外の視点を
一つ持てたら、
今日はそれで十分です。
子どもの現在地を知ることで、
ママの言葉が変わる。
ママの言葉が変わることで、
親子の関係が変わる。
そして、その安心できる関係の中で、
子どもはもう一度、
考え、選び、動く力を
取り戻していきます。
よかったら、
このメールに感想を一言だけ
返信してくださいね。
子どもを正したくなる言葉の奥には、
ママが守りたい未来が隠れています。
その未来を、
責める言葉ではなく
子どもに届く言葉へ変えるところから、
一緒に始めていきましょう。
今日はここまでです。
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