完璧主義の過剰適応の子どもが引きこもりから卒業するエンカレッジカウンセリング - バックナンバー
9月1日問題。新学期が気になるママへ
配信時刻:2026-08-28 07:00:00
◯◯◯さん
親子の思考をリセットするだけ!
起立性調節障害で不登校になった子が
ネガティブ思考を手放し
新しいことに挑戦する!発達科学コミュニケーション
トレーナーの
大下真世です^^さて今日は
『9月1日問題。
新学期が気になるママへ』
というお話です。
9月1日。
夏休みの間、
元気にお出かけできたし、
笑顔も会話も増えた。
「2学期いってみようかな」の言葉も
きけた。
生活リズムを学校仕様に
軌道修正しはじめ、
準備も確認した。
だけど心の中では、
本当に、行けるかな。
この日をチャンスに変えてほしい。
ずっとそれを考えている。
夏休みの間、
「2学期からは行く」
「新学期から頑張る」
そんな言葉が
子どもから出ていたなら、
なおさら期待しますよね。

子どももきっと、
「始業式からは」
と思っている。
だからこそ、
9月1日は、
親子ともに知らないうちに
“一発勝負の日”
になりやすいんです。
そして朝。
起きられない。
布団から出てこない。
「やっぱり無理」と言う。
その瞬間、
ママの中に、
夏休みの間に積み上げてきたものが
全部崩れたような感覚が
出てくることがあります。
あんなに元気になっていたのに。
外出もできていたのに。
笑うようになっていたのに。
結局、学校には行けない。
また振り出しに戻るの?
けれど私は、
9月1日に一番気をつけたいのは、
「学校へ行けなかったこと」
ではないと思っています。
気をつけたいのは、
9月1日を、
子どもの回復を判定する日、
子どもが自己否定感を強める日、
にしてしまうことです。
学校にとって、
9月1日は大きな節目です。
だけど、
子どもの脳の回復にとって、
9月1日だけが
特別な日なわけではありません。
起立性調節障害や
不安が強く動けなくなった子の回復は、
学校の年間予定表を見ながら
進んでくれるわけではないからです。
むしろ、
「9月1日だから行かなきゃ」
「みんな今日から始まる」
「今日行けなかったら、
また行けなくなるかもしれない」
そんな意味づけが大きくなるほど、
不安が強い子には、
“ただの登校”ではなく、
絶対に失敗できない挑戦
になってしまうことがあります。
実際に我が家の長女は
半分しか通っていない中学3年間、
夏休み明けの始業式は一度も
出たことがありません。
けれど、
夏休み前より
家族との会話が増えた。
朝起きられる日が出てきた。
自分から外に出るようになった。
先の予定を考えられるようになった。
「学校はまだ無理」
と、自分の状態を言えるようになった。
これも全部、
回復の中にある変化だと
母である私がわかっていたから
慌てずに今必要なサポートを
淡々と届けられました。
そして、
こうした力が積み重なっていくと、
ある日突然、
9月1日でも、
始業式でも、
月曜日でもない日に、
「明日、ちょっと行ってみようかな」
と言うことがあります。
10月17日かもしれない。
11月の、
なんでもない火曜日かもしれない。
※実際に長女は毎年2学期を
2週間見送って登校を開始。
JKになった今年は
1日見送って登校開始しました^^
だけど私は、
その一歩の方を
大事にしたいと思っています。
なぜなら、
大人に
「今日だから行こう」
と動かされた一歩ではなく、
自分の状態を感じて、
自分で「やってみよう」と選んだ一歩
だからです。
ここには、
学校復帰よりも
もっと長く使える力の育ちがあります。
自分の状態に気づく。
自分で考える。
自分で選ぶ。
やってみる。
無理なら戻る。
また考える。
これは、
学校へ戻るためだけの力ではありません。
高校でも、
大学でも、
仕事でも、
人間関係でも、
この先ずっと、
自分の人生を歩いていくために
必要になる力です。

だから私は、
9月1日に学校へ行ける子にすることを
最終ゴールにはしていません。
目指したいのは、
「みんなが行くから行かねば」ではなく、
自分の状態を感じ、
自分のタイミングで一歩を選べる子。
そしてママも、
「みんなは今日から学校なのに」
ではなく、
「今、この子はどこまで来ている?」
を見られるようになること。
学校のカレンダーに
わが子を合わせ続ける子育てから、
わが子の回復のカレンダーを
読める子育てへ。
これができるようになると、
9月1日に行けなかっただけで、
「また振り出しだ」
とは思わなくなります。
9月1日は、
子どもの回復を
ジャッジする日ではありません。
わが子の今を知って、
次の一手を考える日。
学校の始業式よりも大切なのは、
子どもがいつか、
「自分の人生を、自分で始められること」。
私はその力を育てるために、
その見極め方を、
脳の発達の視点からお伝えしています。
今日はここまでです。
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