完璧主義の過剰適応の子どもが引きこもりから卒業するエンカレッジカウンセリング - バックナンバー
今するサポートで2学期の迎え方が変わる
配信時刻:2026-08-01 07:00:00
◯◯◯さん
親子の思考をリセットするだけ!
起立性調節障害で不登校になった子が
ネガティブ思考を手放し
新しいことに挑戦する!発達科学コミュニケーション
トレーナーの
大下真世です^^さて今日は
「2学期の準備は、
学校へ行く練習からじゃありません」
というお話です。
昨日は、
不安で動けない子の中に
「やってみようかな」が生まれるのは、
背中を押したからではなく、
安心して気持ちを出し、
自分で決められる経験が
増えたからだとお話ししました。
今日は、
なぜ今、夏休み後半に向けて
この力を育てておきたいのか
についてお話しします。
夏休みが始まって、
2週間ほどでしょうか。
今はまだ、
学校から少し離れて、
ホッとしているお子さんも
多いかもしれません。
朝起きる時間が遅くなった。
ゲームや動画の時間が増えた。
家からほとんど出ない。
そんな姿を見ながらも、
「今は休む時期だから」
と、ママも何とか
見守っている頃だと思います。
ところが、
8月に入って
夏休みの後半が見えてくると、
親子の中に少しずつ
変化が起き始めます。
カレンダーを見るたびに、
「あと何日で学校が始まる」
という現実が
近づいてくるからです。

お子さん自身が
何も言わなくても、
頭の中では、
「また朝起きられなかったら」
「先生や友達に何て言われるかな」
「宿題が終わっていない」
「教室に入れるかな」
「行くって言って、また行けなかったら」
と、まだ起きていない2学期を
何度も思い浮かべていることがあります。
これが、予期不安です。
そしてママの方も、
「そろそろ生活リズムを
戻した方がいい?」
「少しくらい勉強を始めた方がいい?」
「学校の話をした方がいい?」
「本人に新学期の予定を
確認した方がいい?」
と、少しずつ焦りが出てきます。
親子ともに不安が大きくなると、
ママは安心したくて、
「2学期、どうするの?」
「朝だけでも起きてみたら?」
「一度、学校の近くまで行ってみる?」
と、確認したくなります。
一方で子どもは、
聞かれるほど答えを出せない。
答えを出せない自分を責める。
「行けるか、行けないか」
その二択が、
頭の中でどんどん大きくなっていきます。
だから、
夏休み後半に必要なのは、
2学期の答えを
早く決めることではありません。
学校へ行く練習を
急いで始めることでもありません。
今だからこそ育てたいのは、
不安があっても、
自分で小さな一歩を選べる力です。
たとえば、
明日は何時に起きるか
自分で決めてみる。
行きたい場所を一つ言ってみる。
宿題を全部ではなく、
10分だけやってみる。
家族と一緒に
コンビニまで行ってみる。
疲れたら、
「今日はここまで」
と自分でやめる。
そして、
「やってみてどうだった?」
と振り返り上書き保存する。

この経験の中には、
自分で考える
自分で選ぶ
自分で動く
自分で立て直すという、
これから先に必要な力が
全部入っています。
学校に直接つながる行動では
ないかもしれません。
けれど、
「自分で決めても大丈夫だった」
「やってみたら、少しできた」
「途中で無理になっても、やり直せた」
という経験が増えるほど、
2学期を前にした不安に
飲み込まれにくくなります。
不安が消えることはありません。
だけど不安を抱えながらも動けた、
その小さな積み重ねの先にしか
おおきな挑戦が来ないのも事実です。
私の息子も、
発コミュを始めて
初めて迎えた夏休みに、
科学甲子園の予選に出場しました。
そして、
2学期初日に学校へは行きませんでした。
それでも、
夏休みの最後に
大きくふさぎ込むことも、
「行かなきゃ」
と自分を追い込むこともなく、
不安に飲み込まれずに
2学期を迎えることができました。
そして実際に2学期は
✓修学旅行
✓科学甲子園ジュニア全国大会
✓倍率10倍の留学への挑戦
息子にとって、
さらなる大きな挑戦の連続に
なったんです。
私も、
「ここまで動けたなら、
始業式には行ってほしい」
と期待を乗せることは
ありませんでした。
息子の中に、
学校うんぬんではない、
成長の姿が見えていたからです。
2学期初日に
学校へ行けるかどうかは、
その子の未来を決める
答えではありません。
本当に育てたいのは、
不安になった時にも、
「全部無理」
で止まるのではなく、
「今の自分なら、
どこまでできる?」
と考えられる力です。
そしてママも、
「行ったか、行かなかったか」
だけではなく、
この子は今日、
何を自分で決めた?
何に少し心が動いた?
どんな小さな一歩があった?
と見られるようになる。
そうすると、
2学期が近づいても、
「何とか行かせなきゃ」
ではなく、
「この子は、この子のペースで
次の一歩をつくっている」
と、落ち着いて見守れるようになります。
夏休み後半は、
学校へ戻すための
追い込み期間ではありません。
親子が、
行く・行かないの二択から離れて、
自分で考え、選び、動く力を
育てやすい時間です。
そしてそのゴールデンタイムが終わるのは
実は2学期が始まる1週間前。
ここをすぎると2学期への予期不安で
コンディションが落ちるんです。
だから実質あと2~3週間、
この伸びやすい時期に
お子さんの本当の力を育てるかかわりを
していきましょう。
今日はここまでです。
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