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吃音の問題は口?心?脳?どこなの?
配信時刻:2022-05-21 20:00:00
◯◯◯さん
吃音・会話が苦手な子が
ことばの練習をせずに
おしゃべり上手になる!
発達科学コミュニケーション
マスタートレーナーおざわつきこです。
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朝は子育て情報を、
夜はママのライフスタイル情報を
お届けします!
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Vol.51
吃音の問題は口?心?脳?どこなの?
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昨日のメルマガについて
さまざまなご意見・ご感想を
いただいております。
「吃音は治るよ」というのは
医療者としては正確な表現ではない
というお話でした。
吃音の特性がある方は
日常的にどもらなくなっても
何かストレスや疲労があったり
緊張する場面だと
どもりやすい特性はもっているからです。
私は、吃音を「ニキビ」に
例えて説明することがあります。
生涯ニキビがない人っていますよね?
↓
生涯吃音がない人もいます。
思春期だけニキビに悩む人っていますよね?
↓
幼児期だけ吃音が出て自然治癒する人もいます。
大人になってもストレスや体調不良で
すぐにニキビができる人っていますよね?
↓
大人になっても時々吃音が出たり、
いつも吃音に悩んでいる人がいます。
このように吃音は
その人の体質なんです。
親の育て方ではありません。
そこで、疑問に思われるのが、
吃音はどこが悪くてそうなるの?
という話です。
人は原因をみつけて、
そこをトレーニングすれば
よくなると考える生き物ですから
原因を追求したくなります。
口の発達が未熟な時期に
発症することから
唇や舌の運動発達が
未熟だからではないの?
と考える方もいます。
結論から先に申しますと、
これについてはすでに
否定されています。
もし運動機能の問題だったら
筋力トレーニングなどで
よくなるはずです。
しかし、実際は、
運動機能が十分発達した
青年期〜成人になっても
吃音が残る人がいることと、
吃音の人には
話し相手や状況によって
まったくどもらずに
話せることもある、
という症状の一貫性のなさ
があるからです。
代表的なのは
・歌を歌っている時
・無意識で独り言を言っている時
・信頼できる特定の友人やパートナーと一緒の時
などどもらない場面があります。
もし唇や舌の動きに問題が
あるとしたら、
どもりは一貫するはずなんです。
「カ行」で必ずどもる。
「イ段」で必ずどもる。
など決まった音でどもるはず、
という理論から否定されています。
では、やっぱりストレスによって
症状が左右されるから
心の病気なんじゃない?
と考える人もいます。
言葉は心理的な影響を
受けやすい代物なので
吃音の原因として説明するには
不十分なんです。
・緊張すると声が震える
・緊張すると口がまわらなくなる
・緊張すると声が小さくなる
これらは吃音がない人でも
起こる症状です。
精神状態が言葉に出るのは
吃音に限ったことではありません。
現段階での研究では、
吃音は脳の中で起こっている
というところまでは
わかっています。
言葉を発する時には
①言いたい言葉を選ぶ
↓
②音の並び方に合わせて
唇や舌ににどのように動くのか
司令を整える(プログラミング)
↓
③該当する口や舌の筋肉に
司令を送る
という処理を脳で行っています。
②か③のどこかの
脳のネットワークに
誤作動が生じているのではないか

という仮説が一つあります。
オギャーと生まれた
赤ちゃんの脳はまだ
ほとんどネットワークが
構築されておらず
真っ白に近い状態です。
五感から刺激を受けて
徐々にネットワークが構築され、
その人にとって必要な機能の
ネットワークは太く
しっかりしたものになっていきます。
吃音や発達障害があるお子さんは
このネットワークの一部が
発達しにくかったり、
細く、弱かったりすることが
わかっています。
だからネットワークを構築中の
子どもの時期にその特性がよく出てしまう
んですね。
つまり、吃音や発達の特性が
あるお子さんを子育て中の私たちが
意識することは、
この脳のネットワークを
張り巡らせて、
太く強くしていくことなんです!

今まで、
「吃音克服には自信が大切!」
なんて精神論みたいなこと
ばかり言っていた私ですが、
最初の最初から
脳の発達をベースに考えて
お話させていただいています。
吃音の原因は
まだ詳しく解明されていませんが、
脳がやわらかいうちに
早めに対応することで
脳の発達を加速させ、
特性を目立たなくさせる
ことは可能です。
それを日常的にお母さんが
ねらいを定めてできたとしたら
最強だと思いませんか?

明日は、どうやって
子どもの脳を発達させるか、
というお話をしていきます。
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