親子の関係をスムーズにし、子どもが信じられるママになる! メール講座 - バックナンバー
私に効いた方法が、我が子に効くとは限らなかった
配信時刻:2026-06-26 22:00:00
- ◯◯◯さん暴言・暴力・無気力に
怯えるママから卒業し
子どもが自分から動き出す
発達科学コミュニケーション
トレーナーの宮田かなこです^^
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☆*★*☆*★*☆*★*☆◯◯◯さん
スマホをやめさせたい。
勉強してほしい。
夏休みに復習して、
勉強でも自信を取り戻してほしい。
これは、お母さんとして
とても自然な願いです。
特に中学生になると、
定期テスト、
内申、受験、その後の高校生活…
先のことを考えれば考えるほど、
「この夏に何とかしなきゃ」
「今のうちに勉強しておかないと」
「スマホばかりで、この子は大丈夫なの?」と思います。
けれど、ここで一度
見てほしいことがあります。
お子さん本人は、今、
どう感じているでしょうか。
勉強が楽しくてたまらない。
やればできると思えている。
だから自分から机に向かえる。
そんな状態なら、
勉強の環境を整えることで
伸びていきます。
けれど、「勉強はした方がいいのは
分かっている」
「でも、どうせ分からない」
「やっても無理」
「しんどい」
そんな状態の子に、
ただ勉強時間を増やしたり、
根性で乗り越えさせようと
したりしても、
心がついてこないことがあります。
実は私自身、
中学生の頃は
いわゆるガリ勉タイプでした。勉強すれば点数が上がる。
頑張れば結果が出る。
やればできる。
いい意味で、
私の自己効力感は
勉強の中にもありました。
自己効力感とは、
「きっと自分にはうまくいく」
「自分にもできることがある」
と思える、未来への自信です。
私にとって勉強は、
自信を育てる場所でもありました。
だからこそ、
我が子にもどこかで
「やればできるはず」
「勉強すれば自信になるはず」
「ちゃんとやれば結果が出るはず」と思っていたのだと思います。
ちなみに今思えば、
私は、勉強しなさいと
親に言われたことは
一度もなかったのです。
自分で考え、始めたことでした。
けれど、我が子は違いました。
親子でも、
脳の使い方は違って当たり前です。
私にとって自信になるものが、
我が子にとっても
自信になるとは限りません。
ここに気づけなかった頃の私は、
良かれと思って、
求められていないのに
私の成功パターンを
息子に渡そうとしていました。
この本を読んでみたら。
こう書いてみたら。
こう考えてみたら。
夏休みの読書感想文も、
感動体験作文も、
「こうしてみたら?」と
私の正解を渡していました。
実際、親子関係が
大きく悪化する前の、小四の頃には、
私の提案で書いた作文が賞に選ばれ、
表彰式に出かけたこともありました。
けれど今思えば、
彼はあまり嬉しそうでは
ありませんでした。
その時の私は、
この関わりが彼に
どんな影響を与えているのか、
まだ気づいていませんでした。
そこから、次第に
私の「こうしてみたら?」に
対する反発が、
年々強くなっていったのです。中学に入る頃には、
親子関係は、
はっきり言って最悪でした。
もう私には
どうすることもできない。
ニュースで見るような出来事が、
明日は我が身かもしれない。
そう思うほど、
家の中は追い詰められていました。
一方、外では
それなりに頑張れる子でした。
けれど、
いじられキャラのような
立ち位置が続き、
それが少しずつ
ストレスになっていきました。
外で頑張っている分、
家では不満を
爆発させるようになりました。
ちょっとしたことでイラつき、
最大のイライラ元凶だった
部活も引退し、
ようやく、受験に向けて、
落ち着くかなと思った矢先。
彼は、私にこう言ったのです。
誕生日に、スケボーがほしい。
本来なら、
受験生だから勉強しなさい。
夏期講習代を無駄にしないで。
今は遊んでいる場合じゃない。
そう言いたくなる時期です。
けれど私は、
そこで順番を変えました。
息子が自分から
「やってみたい」と言った
スケボーを応援したのです。
親の私が、
「これをやってみたら?」
と用意したものではありません。
息子の中から出てきた、
自分発信の
「やってみたい」でした。彼は毎日、何百回も転びました。
それでも転んでも、転んでも、
また立ち上がりました。
昨日できなかったことが、
今日は少しできるようになる。
どうやったら
できるようになったのか。
どこを工夫したらうまくいったのか。
そこに、毎日会話が生まれました。
いつのまにか、「うるせー」
「黙れ」
「消えろ」
「死ね」そんな言葉が激減していきました。
彼は、
自分で自分の脳を使い始めたのです。
振り返ると、
それまでの私は、
彼の代わりに脳を使いすぎていました。
こうすればうまくいく。
こう考えればうまくいく。
この順番でやれば失敗しない。
良かれと思って、
私の「正解」を押し付けていました。
けれど、脳を育てるとは、
親の「こうしてみたら?」や
「こうあってほしい」を
押し付けることではありません。
それは、我慢することでも、
放っておくことでもありません。
本当の意味で、
子どもの中にある「やってみたい」
「自分にもできるかもしれない」を引き出すことなのだと思います。
私が中3の夏に、
どうしても育てたかった力。それは、
自己効力感でした。
うまくいかない時に人のせいにする。
不満を爆発させる。
暴言が暴力に発展する。
その奥には、
未来に対する自信のなさ
がありました。
だから私は、
中3の夏に、
勉強より先に、
未来への自信を
育てることを選びました。
勉強を諦めたのではありません。
勉強や将来に向かうために必要な、
心の土台を先に育てたのです。それまでの私は、
良かれと思って
関わっていたつもりでした。
けれど結果的に、
息子が自分で考え、試し、
失敗し、工夫するチャンスを
私が先に奪って
しまっていたのかもしれません。
だから高校生活でも、
迷った時はいつも、
どちらが脳が育つだろう?
そう自分に
問いかけながら
関わってきました。この選択は、
遠回りに見えたかもしれません。
けれど今振り返ると、
息子が自分で動き出すために
必要な順番だったのだと思います。
今、長男は大学生です。
毎日忙しくしていますが、
今朝も早起きをして、
6時に家を出ていきました。
中高生の頃は、
遅刻ギリギリまで寝ていた子です。
けれど今は、
自分で決めたことだから
動ける子になりました。
もし中学3年生の夏、
「スケボーは
いつでもできるから、
今は勉強でしょ?」
と、私の当たり前を
押し付けていたら、
どうなっていたでしょうか。
夏休みは、
子どもの短所やできていないことが
目につきやすい時期です。
スマホばかり。
勉強しない。
生活リズムが乱れる。
言えば反発する。
言わないと不安になる。
けれど同時に、
子どもの中にある
「自分で動き出す力」を育てる
大きなチャンスでもあります。
スマホをやめさせる前に。
勉強させる前に。
生活リズムを正す前に。
今のお子さんは、
お母さんの言葉を
受け取れる状態なのか。
お子さんの中に、
「自分にもできるかもしれない」と
思える入口はどこにあるのか。
そこを見てほしいのです。
この夏を、
親子バトルで疲れる夏にするのか。
それとも、
お子さんがもう一度
自分の脳を
使い始める夏にするのか。
分かれ道は、
お母さんの見る順番にあります。夏休み前に、わが家の
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