薬に頼らない!こころと脳の処方箋でママがわが子の世界一の味方になる - バックナンバー
【4日目】「問題行動」だと思っていたものが、違って見えた日
配信時刻:2026-09-23 08:50:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんばんは。
今朝も
ママの「ワタシ時間」へようこそ。
昨日のDAY4が
お届けできていませんでした!楽しみに待ってくださっていた方
ごめんなさい。朝ですが、DAY4のメルマガ
お届けしたいと思います。DAY5は予定通り、
今夜お届けしますね^^それではスタート!
「ママがわが子の専門家になるための
5日間ミニ発達科学講義」今日はDAY4です^^
DAY3では、
==============
「この子は○○だから」
で終わらせず
「もしかして?」を増やす==============
というお話をしました。
今日は、
私自身が初めて、
わが子を「見立てる」ことで
見える世界が変わったときの話をしたいと思います。
わが家の次男が
小学2年生だった頃。学校では、
授業中に立つ。
歩く。
気になるものがあると触る。
注意されると、
さらに動く。集団の中で
トラブルになる。そんなことが
たくさんありました。そしてあるとき、
先生から言われました。「息子さんなわざと悪いことを
しているようにしか見えません」当時の私は
「どうしたら、この行動を
やめさせられるんだろう」「どうしたら先生に
理解してもらえるんだろう」と考えていました。
つまり私も、
見えている「行動」を
なんとかしようとしていたんです。そこで私は、
ママカルテの中で、
次男の感覚の受け取り方を調べる
検査をしました。すると、
それまで見えていなかったものが
見えてきました。刺激に気づきにくい。
だから、
強い刺激を求める。ところが同時に、
刺激に気づきすぎて、
しんどくなることもある。嫌な刺激から
逃れようとすることもある。さらに、
刺激を受けると
気持ちが大きく揺れやすい。脳のしんどさが
行動に出やすい。動き始めると、
止まることが難しい。そんな特徴も
データから見えてきました。そのとき、私の中で、
それまで
「困った行動」
にしか見えていなかったものが、
違って見え始めました。
もしかしたら、
この子は、
わざと動いていたんじゃない。
ふざけていたんじゃない。
反抗したかったんじゃない。
==============
動くことで、自分の脳を
なんとかちょうどいい状態に
しようとしていたのかもしれない==============
と思ったんです。
つまり、
「問題行動」
↓
「調整行動」
に、私の見立てが変わりました。
そして、
ママカルテで
見立てができるようになってもう一つ大きく変わったことが
ありました。それまでは学校に、
「この子を理解してください」
とお願いしていました。
だけど、
それだけでは先生も、
「じゃあ、どう理解したら
いいんだろう?」ですよね。
私自身も、うまく
説明できていなかったんです。だけど、
わが子の特性を
データと日頃の観察から
見立てられるようになると、「この子は、
こういう刺激が入りやすいです」「こういう環境が重なると、
崩れやすいです」「こんな関わり方なら、
入りやすいです」と、
“この子の場合”を具体的に
説明できるようになりました。すると、
先生たちの
わが子を見る目も
変わっていきました。「言うことを聞かない」
「わざとやっている」
ではなく
「今、この子は自分を調整しようと
しているのかもしれない」と考えてくれる大人が
少しずつ増えていったんです。見方が変わる。
すると、
関わり方が変わる。
環境が変わる。
そして、
わが子が力を出せる条件が
少しずつ増えていきました。その結果、次男の「できた!」が
増えていったんです。初めのママカルテから2年後。
行動もすっかり落ち着いてきた
小4の冬。もう一度、
同じ感覚の検査をしました。すると、
刺激を受けたときに
気持ちが大きく揺れること。脳のしんどさが
そのまま行動に出ること。動く・止まるを
場面に合わせて調整する難しさ。こうした数値が、
以前よりずっと
落ち着いていました。だけど私は、
「感覚特性がなくなった」
とは思っていません。
スコアが減ったとはいえ
息子の感じ方の特徴は、
この子のままです。変わったのは、
==============
その特性を持ったまま
この子が力を出せる「条件」が増えた==============
ということ。
そして、
この変化の中で、
わが子が言った
忘れられない言葉があります。問題行動を注意されてばかりだった
小2の頃、「どうせ俺、問題児だから」
と言っていた次男が
小4になって
「あなたが大きく成長した
理由ってなんだった?」
と聞いた時「学校に味方が増えたから」
と一旦です。
私はこの言葉を聞いたとき、
「ああ。
周りの大人の見方が変わったことは、
ちゃんとこの子にも
伝わっていたんだ^^」と思いました。
ママがわが子の専門家になるって、
ママだけが、
わが子を理解できるように
なることではないんだと思います。
わが子の行動の意味を
ママが見立てられるようになる。すると、
それを周りの人にも
伝えられるようになる。それまで、
「問題行動」
「わがまま」
「やる気がない」
「わざとやっている」
と誤解されていた行動を
「この子には、こういう理由が
あるのかもしれない」と翻訳できるようになる。
すると、
わが子を理解してくれる人が増える。
私はそれも、
ママがわが子の専門家になる
大きな意味だと思っています。では今日も、
★今日の「わが子の専門家」ワーク
昨日は、
最近「なんでそんなことするの!」
と思った
わが子の行動について、「もしかして、この子は……?」
を3つ考えてもらいました。
今日は、その中から
一つだけ選んで、試してみましょう^^たとえば、
「宿題をやらない」
という行動に、
「もしかして、帰宅後は疲れている?」
という仮説を立てたなら
→ 宿題の前に10分休んでみる。
「もしかして、量が多く見えると
しんどい?」なら、
→ 全部見せずに、まず1問だけ出してみる。
「もしかして、言葉だけだと
何をすればいいかわかりにくい?」なら、
→ やることを一つ、書いて見せてみる。
大きなことを変えなくて大丈夫です。
今日やってほしいのは、
==============
一つだけ条件を変えてみる
そして、わが子の反応を見る==============
これだけです^^
そしてここで、
とっても大事なこと。うまくいかなくてもOKです。
「せっかく考えたのに、
全然変わらなかった……」ではなく
「あ、これは違ったんだ!」
ということが
一つわかった。うまくいかなかったことは
失敗ではありません。それも、
わが子のことを知るための
大切なデータの1つです。うまくいったら、
「この条件だとできるのかも!」
うまくいかなかったら、
「じゃあ、別の“もしかして?”を
試してみよう」そうやって、
わが子を見ながら
少しずつ見立てを書き換えていく。私はこれが、
「ママが見立てる子育て」
だと思っています。
ぜひ、
「これを試してみました!」
「やったらこんな反応でした!」
「見事に外れました(笑)」
なんでも大歓迎です^^
このメールに返信して、
教えてくださいね。この5日間のどこかで、
ワークをやってみたことや、
「こんなことに気づいた!」
「うちの子の場合はこうかも!」
という感想を
返信してくださった方には、今回の発達科学講義を
1枚にまとめた「ママがわが子の専門家になる
発達科学MAP」をプレゼントします^^
さて。
シルバーウィークの5日間。一緒に学んでくださり
ありがとうございます。明日は、いよいよ
5日間の最終日です。DAY0で聞いた、
==============
ママが
「わが子の専門家になる」って
どういうこと?==============
覚えていますか?
DAY5では
もう一度まったく同じ質問をします。5日前と、
同じ答えでしょうか?
それとも、
少し違う答えが
浮かぶでしょうか?そして最後に、
今日の話の続きをします。
今日お話ししたのは、
ママがわが子を理解する
↓
周りの大人にも伝える
↓
わが子を理解する味方が増えるというところまできました。
だけど、
私はここも
ゴールだとは思っていません。ママがずっと、
わが子の代わりに「この子はこうなんです」
と説明し続けることが、
本当のゴールでしょうか?最終日は、
「ママがわが子の専門家になる、その先」
のお話をします。
実は先日、
その未来を
そのまま見せてもらったような
あるママからのメールが届きました。読んだとき、
私は本当に嬉しくなりました。
「ああ、私がやりたかったのは
これだったんだ」と思いました。
明日、
そのお話をさせてくださいね^^=======
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