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「手を洗いのイヤ!」の癇癪と吃音が一本の線でつながった日
配信時刻:2026-05-28 20:00:00
◯◯◯さん
吃音・会話が苦手な子が
ことばの練習をせずに
おしゃべり上手になる!
発達科学コミュニケーション
マスタートレーナーおざわつきこです。
=======
朝は子育て情報を、
夜はママのライフスタイル情報を
お届けします!
=======こんばんは。
子育てで困りごとが
いくつもあると、
どこから手をつけていいか
わからなくなりますよね。
昨日、ご紹介したTさんは、、
保育園から帰ってきた玄関で、
突然癇癪を起こすようになった
息子くんの対応に困っていました。その理由は、手洗いです。

疲れているから、
自分では手を洗いたくない。けれど、
バイキンは気になるから
手は洗いたい。
洗いたい。けれど、動けない。
洗わないのは嫌。
けれど、自分ではできない。
その葛藤で、
玄関に入った瞬間に
泣き崩れてしまう日が
連日のように続いて、
ママを困らせていました。手を洗う代わりに
タオルで拭いてあげようとしても、
拭き方が違うと怒る。外に持って行ったおもちゃにも、
まだバイキンが残っている気がして、
怒りながら拭く。
ママからすると、「どうしてそこまで?」
と思う場面です。
手を洗えば終わるのに。
少しくらい大丈夫なのに。
さっきまで楽しく歩いて
帰ってきたのに。玄関に入った瞬間、
まるで溶けるように崩れてしまう。この姿だけを見ると、
・手洗いへのこだわりが強い子。・癇癪がある子。
・潔癖っぽい子。
そう見えるかもしれません。
けれどTさんは、
学びを重ねる中で
見方が変わっていきました。これは、
手洗いだけの
問題ではない。保育園で一日がんばって、
息子くんの脳が
もういっぱいいっぱいに
なっているサインなんだ。
そう見えてきたのです。その頃、
保育園では発表会の練習が
ありました。本人は前向きではなく、
「ぼくはいいよ」
と遠慮していました。
けれど、
いざ出番がくると、
大きな声で演技をしたり、
歌ったりする。
先生から見れば、
がんばれている。
花丸ももらう。
だけど、
本人の脳にはかなり負荷が
かかっていた。だから家に帰ると、
手洗いという小さな場面で
一気に崩れる。
発表会の練習と
手洗いが結びつくって
なかなか想像ができませんよね?
ですが、さらにその頃、
彼は、部屋の一角に
秘密基地を作って遊ぶようにも
なっていました。
学びを進めていたTさんは、
一連の行動に悩んでいましたが、外でがんばっている分、
家ではほっと安心できる場所を
求めているのかもしれない、と見方が変わっていきました。
すると、、、、、吃音。
母子分離不安。
登園しぶり。
癇癪。
手洗いへのこだわり。
発表会のあとに崩れること。
安心できる秘密基地を作ること。
バラバラに見えた
困りごとが、全部、
息子くんの脳に負荷が
かかった時のサイン
としてつながっていたのです。
ここに気づくと、
ママの一手が変わります。「手を洗いなさい」
と正論で押すのか。「そんなに気にしなくて大丈夫」
と説得するのか。「また癇癪が始まった」
と止めようとするのか。それとも、
「今、この子の脳は
もういっぱいいっぱいなんだ」と見て、
入力を減らすのか。安心を先に作るのか。
動き出せる入口を
小さくしてあげるのか。同じ手洗いの場面でも、
見る場所が変わると、
ママの関わりは変わります。これは吃音も同じです。
吃音だけを見ていると、
・今日はどもっている。
・また増えた。
・よくなったと思ったのに戻った。
と、症状の増減に
心が振り回されます。けれど、
吃音も、
登園しぶりも、
癇癪も、
こだわりも、
その子の脳に負荷がかかった時の
サインとして見えるようになると、「この子は今、
どこでがんばりすぎて
いるんだろう?」「何を減らしたら
動きやすくなるんだろう?」「どんな関わりなら、
安心して次の行動に
移れるんだろう?」と考えられるようになります。

Tさんにとって、
ここは大きな転換点でした。それまでは、
困りごとが出るたびに
別々の対応を探していたかも
しれません。吃音には吃音の対応。
登園しぶりには登園しぶりの対応。
癇癪には癇癪の対応。
こだわりにはこだわりの対応。
けれど、
わが子の脳の使い方が見えてくると、対応探しではなく、
関わりの軸が持てるようになります。今日できる一歩は、
小さく感じるかもしれません。子どもが崩れた時に、
「なんでできないの?」
の前に、
「今日はどこで
脳が疲れたんだろう?」と一度だけ見る場所を
変えてみること。朝の支度で崩れたなら、
朝だけの問題ではない
かもしれません。
帰宅後に癇癪が出るなら、
帰宅後だけの問題ではない
かもしれません。吃音が増えているなら、
話し方だけの問題ではない
かもしれません。Tさん親子も、
ここから少しずつ
変わっていきました。今ではもう吃音についての
悩みはなくなりましたが、本当に大きな変化は、
吃音がよくなったことだけ
ではありませんでした。Tさんが、
わが子の困りごとを
バラバラの問題として
見るのではなく、脳の負荷、
安心、
行動、
自信のつながりとして
見られるようになったこと。そこから親子の未来が
動き始めたことです。明日は、
Tさんが学び始めてから、朝の支度、
眠り、
登園、
そして吃音がどう変わり始めたのかをお話しします。
ママが見る場所を変えると、
親子の毎日は変わり始めます。Copyright©2022- TsukikoOzawa. All Rights Reserved.
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