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「何をいってるかわからない子」から会話を楽しむ親子になるステップ
配信時刻:2026-04-12 20:00:00
◯◯◯さん
吃音・会話が苦手な子が
ことばの練習をせずに
おしゃべり上手になる!
発達科学コミュニケーション
マスタートレーナーおざわつきこです。
=======
朝は子育て情報を、
夜はママのライフスタイル情報を
お届けします!
=======こんばんは!
今日はメルマガ読者さんから
こんなご相談をいただいたので
回答していきますね。
====
小学1年生になった娘は
おしゃべりが大好きで
どもりながらもよく
話してくれます。
けれども、
この話し方、
大丈夫なのかな?
と心配になることがあります。
何を話しているのか
わからないことが多くて、
「誰が?」
「何が?」
と聞き返すことが
頻繁なのです。
メルマガで
「親子の会話を楽しむ」
とよく書かれていますが、
楽しむどころか、
話の内容を理解するのに
苦労するので、
イライラすることの方が多いです。
そして、一度で理解できない
私に対して娘もイライラ
し始めて最後は喧嘩になります。
吃音をよくしたいので、
会話を楽しめるように
なりたいのですが、
どうしたらいいでしょうか?
=====これはあるあるのお悩みです。
このママさんの良いところは、
「この話し方
大丈夫なのかな?」
と気づいているところです。
吃音があると、
どもる症状に意識が
引っ張られて、
話す力に目が向かない方も
実は多くいます。
ここは、成長段階なのだろう、
いつかよくなるのだろう、
と先延ばしにしてしまうからです。
けれども、
実は順番は逆です。
吃音をよくしたいなら、
会話力を育ててあげることが先。
そして、会話力を
育てたければ、
その手前にある脳の発達を
加速させてあげることが先です。
ご相談者さまのように
「何を言っているのか
わからない」
という子を育てていると、
「最初からちゃんと話して」
そう言いたくなると思います。ここで、多くのママが
「どう教えるか」
に意識を向けます。
主語をつけて話すように教えよう。
順番に話す練習をさせよう。その方向に進みたくなるのは
自然なことです。ただ、少し視点を
変えてみてください。この子は「会話が下手」
なのではありません。
脳の使い方にちょっとした
癖がある子なだけです。
「何をいっているかわからない」
という子の脳を大きく
2つのタイプに分けて見ていくと、、、、たとえば、
ADHDタイプの脳を持つ子は
思いついたところから話し始めるので、
主語が抜けて話すことが多いです。
そして、本人は主語が抜けている
ことにも気づきません。話しながら次のアイデアが浮かび、
話が脱線して、
自分でも最初の話題を
見失うことすらあり、
聞いている人を混乱させます。また、ASDタイプの脳を持つ子は
相手の知識や前提を
想像するのが難しい特性があるため、
自分の中では当たり前に
わかっていることを
相手もわかっていると思って
割愛して話し始めることがあります。
例えば、
塾のお迎えの車の中で、
「先生が〇〇を
持ってくるように言ってた」
と言われると、
ママの中では、
「塾の先生が言ったのだろう」
と状況から推察します。
けれども、
それは「学校の先生」の話だった、
など、
主語はあったとしても
状況や場面と合わない話題を
唐突に投げ込んでくることが
あります。
主語はあるけど、つまり、
「伝え方が雑」なのではなく
「脳の使い方がそうなっている」
だけなんです。ここで整えるポイントは、
子どもの話し方ではなく、
ママの関わり方です。ニコットの肯定のテクニックに
「感心を示す」
というものがあります。
「何を話しているのかわからない子」
にはこの肯定のテクニックが
有効です。
ある生徒さんは、
このテクニックを上手に使って、
会話のイライラを乗り越えました。
例えば、こんな感じ!「えー!それ気になる!
誰のこと?」
「誰が?」といきなり
尋ねるのではなく、
興味を乗せて聞き返す。
さらに、「その子って〇〇ちゃん?」
「どこであったの?」と、会話を一緒に組み立てていく。
足りないことを指摘しない。
評価も指導も入れない。
ただ、好奇心を持って関わる。すると、子どもの中で
「どう話せば伝わるか」
を考える回路が
自然と動き始めます。数日後、その子は、
「今日の話は、ダンスの〇〇ちゃんのことだよ」
と主語を明確にして
話してくれたそうです。うっかり忘れてしまった時にも
話の途中でも、
「あ、これは学校の〇〇先生のことね…」と、自分で補足する姿も
見られるようになりました。声のトーンも柔らかくなり、
会話のキャッチボールが
少しずつ続くようになって
いったそうです。ここで起きている変化は、
テクニックではありません。「どう話すか」
を教えたわけでもありません。
ママが
正解を求める関わりから、
好奇心で関わる
コミュニケーションに変えた
ことで、
子どもの脳の使い方が
変わり始めたんです。脳は、
指摘されて動くよりも
興味を向けられたときに
ネットワークが強くなります。
吃音や会話が苦手な
子どもたちに必要なのは、
ことばの練習をして、
「あなた話すの下手ですよ!」
と気づかせるような
関わりではありません。整えるのは、話し方ではなく
脳の使い方。
そしてその入り口は、
ママの「どう関わるか」
にあります。
講座で育てているのは、
子どもを変えるスキルではありません。目の前の出来事に対して
自分で考え、選び、関わる力です。その積み重ねが、
親子の関係を変え、
子どもの可能性を広げていきます。「どうしたらいいかわからない」から、
「こう関わってみよう」に変わるとき、親子の会話は動き出します。
そして、親子の会話は
親子で人生を動かします。
その最初の一歩は、
“正しく聞く”ではなく
“面白がって聞く”ことかもしれません。Copyright©2022- TsukikoOzawa. All Rights Reserved.
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