薬に頼らない!こころと脳の処方箋でママがわが子の世界一の味方になる - バックナンバー
同じ「立ち歩き」でも、原因が違えば対応は変わります
配信時刻:2026-05-01 23:30:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんばんは。
今宵も
ママの「ワタシ時間」へようこそ。
今日はメルマガ本文に入る前に
1つ宣伝。昨日、学研さんの子育て情報サイト
「こそだてまっぷ」で、
私が監修した記事が公開されました。記事のタイトルは、
【発達障害・特性のある子どもの性教育】
「まだ早い」が一番危険⁉
家庭で始める“生きる力”の育て方
です。こちらから読めます^^
https://kosodatemap.gakken.jp/
life/health/103420/ 性教育というと
少し特別な話に聞こえるかもしれません。けれど私がこの記事で
お伝えしたかったのは、
発達に特性のある子どもたちには、
「言わなくても自然にわかるだろう」
が通用しにくいことがある、という視点です。
実は今回ご紹介した
「性教育」についてのお話。学校トラブルにも
とてもよく似ています。「授業中は座っているもの」
「先生の話は聞くもの」
「友達にはやさしくするもの」そんな、大人にとっては
当たり前に見えることも
お子さんの脳の中では
どうしたらいいのかわからないまま
困っていることがあります。だから今日は、
昨日のメールに続いて学校トラブルを“直す”前に“見立てる”
という視点を、
「授業中の立ち歩き」を例に撮って
もう少し具体的にお話しします。同じ「立ち歩き」でも、
原因が違えば対応は変わるよ、
というお話しをしていきますね。先生から、
「授業中に席を立ってしまいます」
「教室の中を歩き回っています」
「何度注意しても座っていられません」
と言われると、ママは焦ります。
そして家に帰ってから、
「授業中は座っていないとダメだよ」
「先生の話をちゃんと聞いてね」
「明日は頑張って座っていようね」
と伝えたくなりますよね。
でも、ここで大事なのは、
同じ“立ち歩き”でも
理由は一人ひとり違うということです。
これまでの「ママカルテ」の事例で見ても
立ち歩きの理由はさまざまです。ある子は、教室の音や人の動きが
刺激になりすぎて、座っているだけで脳が疲れて
しまっているのかもしれません。ある子は、先生の指示が長くて、
全部集中できず今何をすればいいのか
わからなくなっているのかもしれません。ある子は、失敗するのが怖くて、
課題から離れるために
席を立っているのかもしれません。ある子は、不安や緊張を、
体を動かすことで何とか
調整しているのかもしれません。ある子は、そもそも体の感覚が入りにくく、
動くことで自分の体を感じて
安心しているのかもしれません。つまり、表に出ている行動(立ち歩き)は同じでも、
脳の中で起きていることは
全く違うことがあるのです。原因が違えば、必要な対応も変わります。
刺激が多すぎる子に必要なのは、
「座りなさい」と注意することではなく、
刺激を減らす工夫かもしれません。何をすればいいかわからない子に必要なのは、
「ちゃんと聞きなさい」ではなく、
指示を短く、見える形にすること
かもしれません。失敗が怖い子に必要なのは、
「頑張りなさい」ではなく、
小さくできる課題から
成功体験を積むことかもしれません。不安を動きで逃がしている子に必要なのは、
「動かない約束」ではなく、
安心できる見通しや
気持ちを落ち着かせる方法かもしれません。ここを見ずに、
行動だけを止めようとすると
どうなるでしょうか。子どもは、
「困っているのにわかってもらえない」
「また怒られた」
「どうせ自分はできない」
と感じてしまいます。
そして、学校での困りごとは、
ますます大きく見えるようになります。「誰も、立ち歩きをしてしまう
本当の理由をわかってくれない」これが、学校トラブルが長引く
大きな理由のひとつです。ママにとって一番苦しいのは、
先生から言われた困りごとを、
自分の育て方のせいだと
感じてしまうことです。でも、本当に必要なのは、
ママが自分を責めることではありません。必要なのは、
お子さんの行動の奥にある
脳の困りごとを見つけることです。学校トラブルは、
「何をやめさせるか」ではなく、
「何に困っているから、その行動が出ているのか」
から見ていく。
この視点を持つだけで、
ママの声かけも、先生への伝え方も、
子どもへの見方も変わっていきます。5月GW明けから開催する
「学校だけ問題児」セミナーでは
学校で困った行動が出る子を、
問題行動としてではなく、
脳の困りごととして見立てる方法を
お伝えしていきますね。今、学校でのトラブルに悩んでいるママ。
新しい視点を
もらいにきてくださいね。明日は、
なぜ私が今、
このテーマを語るのか。そして、なぜ新学期の今こそ、
学校だけ問題児を抜け出す
チャンスなのかをお話しします。それでは!
今日も頑張ったあなたへ。
おやすみなさい^^=======
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