薬に頼らない!こころと脳の処方箋でママがわが子の世界一の味方になる - バックナンバー
なんで「診断」が大事なの?
配信時刻:2022-07-30 13:10:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんにちは〜!
昨日みなさんにお伝えした
新しい企画親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」に
たくさんの方から
エールをいただきました。「うちの子も診断されたけど
しっくりこないなって思ってます。」「まさに!求めていたサービスだな〜と
うれしくなりました。」「先生のクリニックができたら
受診したいです^^」すべての声がとても嬉しかったです。
ありがとうございます!今日は、私がこれまで研究してきた
なぜ「診断」が大事なのか?
についてお伝えしたいと思います。まず、発達障害の診断って、
どういう風にされるかご存知ですか?例えば、貧血の診断をされる場合は
血液検査をしてヘモグロビンの値がいくつ以下だと
貧血と診断される。胃潰瘍の診断をされる場合は
胃カメラで胃の中を覗き潰瘍があれば胃潰瘍と診断される。
という風に、誰が見てもあまり診断を
迷うことはありません。
ですが、発達障害の診断はそうではないんです。
ほとんどのお医者さんが参考にしているのが
DSM-5という診断基準。アメリカ精神医学会が発行する
「精神障害の診断と
統計マニュアル」第5版がDSM-5です。
これが専門家たちにより日本語に訳されて、
各病院で使われています。この診断基準を使って、
目に見える形で現れた症状や
患者さんからの訴えを取りまとめて、これかな?と思う診断基準に
当てはめていく形で診断されるんです。
発達障害の場合、他の病気のように
検査の値がいくつ以上だから
診断できる、とか目で見て明らかに異常があるから、
という理由では診断できません。
それどころか
・2つ以上の診断が
併発していることが多い・1つの診断名の中でも、
症状の濃さ薄さがある・その時のお子さんのコンディションで
診断基準に当てはまらないこともある・成長とともに困りごとが変わっていく
・他の原因で症状が出ている場合がある
(虐待を受けて育った子は
ADHDっぽく見えるなど)などがあるため、
1つの診断名だと診断することって
本来とても難しいのです。ですので、
発達障害かどうかの診断は
医療機関で、医師のみが
できるようになっています。その診断の時に参考にするのが
症状を並べたチェックリスト。このメルマガを読んでいるママの中にも
Web上や書籍に載っている
発達障害チェックリストをつけて「うちの子◯個当てはまったから
発達障害なのかも」「うちの子は当てはまる項目もあれば
当てはまらない項目もあった」って不安になったり、ホッとした
経験あるんじゃないでしょうか?
本来、あのチェックリストだけでは
発達障害と診断することはできないんです。同じ自閉症スペクトラム症・ADHDと
診断がつくお子さんでも
一人一人特性や困りごとは違う。だから、実際は
発達障害の医学的な診断って
単独で診断するだけでは
あまり意味がないのではないか。それが私の考え方です。
発達障害の診断を受けたほうが
お子さんの特性を理解し、
園や学校の先生と支援の方向性を
合わせることができるんじゃないか?そう思いがちなのですが、
逆に診断をつけたことで起こる
デメリットもある。それが
「診断名がついたことにより
なんでもかんでも診断と結びつけて
症状にしてしまうこと」なんです。

長くなってしまったので
続きは明日のメルマガでお話ししますね。
それでは〜
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