薬に頼らない!こころと脳の処方箋でママがわが子の世界一の味方になる - バックナンバー
家族は一生続く
配信時刻:2022-06-13 12:00:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんにちは〜
ちょっと憂鬱な月曜日が
やってきましたね。今日くらいから九州も
梅雨に突入しそうでさらに憂鬱。皆さんも体調に気をつけながら
また1週間やっていきましょう!さて、今日は、
ちょっと前に外来で会った親子の
少し胸の痛くなるお話を
させてください。いつも外来で診ている女の子。
眠れない、頭が痛い、吐き気がする、
が主症状でした。少し楽に眠れるように
お薬を出して、回復してきていたけど、また眠れなくなってきて
しんどくなってきた、と予定外に受診してくれました。

お薬を増やす選択だってできる、
そんな話をしていたら話を聞いていた娘さんの目から
涙がポロポロ出てきた。「何か、心の中に隠してる気持ちが
あるんじゃないの?」そう言って、
2人っきりで話を聞かせてもらいました。学校がしんどいこと。
友達とうまくいかないこと。眠れるようになったら
体調は良くなったけど、
休める理由がなくなった。学校でのしんどさを
お母さんがわかってくれないこと。将来の希望も否定されたこと。
それを、嗚咽しながら
絞り出すように話してくれました。その後、お母さんに、
娘さん、たくさん頑張っていて
限界だと思うから
しばらくゆっくりした方がいい。
と話したら、それはわかるけど、
部活が大事な時期だから
今穴を開けるのは迷惑かけちゃう。イベントが終わってからでは
ダメでしょうか?と話されたんです。
お母さんも、一人で頑張っている。
一生懸命踏ん張っている。休むことになれば、
お母さんに負担がかかることは
わかっている。だけど、これだけは伝えたい、と
勇気を出して伝えました。「お母さんの気持ちはすごくわかる。
娘さんが休むことで
お母さんが矢面に立つ場面が
増えるのもわかってる。だけど、娘さんの人生の中で、
学校や部活は通過点だけど、
家族は一生続くんです。ここで踏ん張って、
娘さんを支えられずに
後で後悔して欲しくない。寄り添ってほしい時に
寄り添ってもらえなかった事実は、
その後もずっと
尾を引くこともある。お母さんのことは、
私が一緒に支えます。娘さんだけじゃなくて
お母さんの愚痴も聞くし、問題があったら必ず一緒に
解決策を考えます。だから、勇気を出して
一歩踏み出しませんか?」そう伝えたお母さんの表情が、
ふっとゆるんで、
そして締まったのを感じました。ここに頼っていいんだという安心。
そしてお母さんの覚悟。そんなお母さんの気持ちが
痛いほど伝わってきました。「娘の心を失いたくない。
後悔したくない。
だから、頑張ってみたい。よろしくおねがいします」
そう言って涙ぐみながら笑った
お母さん。2人を応援したい、という
私の気持ちが届いた瞬間でした。
私が、自分の息子のことで悩んでも
しっかり解決策を考えられる。それが、世の中の当たり前から見たら
非常識な方法だとしても、息子の特性に合うと思えば
それを堂々と周りにも伝えられる。それができるようになったのは、
周りに、私たち親子を
信じて応援してくれる存在がたくさんいるからです。

どんなにお母さんが変わりたいと思っても
サポートする環境がなければ、
それは本当に孤独な戦いになる。それがわかっているからこそ、
このお母さんに自信を持って
伝えることができたんだと
思っています。そして、改めて確信した。
子どもたちの生きづらさは
お薬だけでは良くならないってこと。お薬を使って眠れるようになったら
休む時間がなくなった。
もっともっと頑張らなきゃ
いけなくなった。そんな、子どもの生の声を
聴いたから。お母さんたちも、
お薬を始めてから
頑張らなきゃいけないこと、
増えてませんか?そんな親子が
たくさんいるんじゃないのかな。だから私は、
困りごと→即お薬!という流れになることが多い
今の医療に違和感を感じています。彼女の涙を、そしてお母さんの涙を
私は一生忘れない。
忘れちゃいけない。そう思いました。
さあ、この子の脳をぐんと伸ばして
親子で楽に、楽しくなれる方法を
研究&実践だ!発達凸凹キッズや、
生きづらさを感じてしまう子どもたちを
誰よりも幸せに導けるのは病院でも、お薬でもない。
学校でも、療育でもない。
それはまぎれもなくお母さんなんだ!
お母さんが、凸凹キッズの
未来を先導するから
子どもたちが伸びていく。そんな当たり前を
世の中に広げていく新しい企画を
ワクワクしながら生み出している
最中です。私は親子の今と未来を
上昇気流にのせて空高く飛んでいくカイトのように
ぐんぐん伸びていく子どもとカイトにつながる糸を握りしめるお母さんが
その糸を離さないでいられるようにサポートしていきたいと思います。

それでは〜。
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