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学校で教える「正しい」って本当に正しいの?
配信時刻:2022-06-07 12:00:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんにちは〜!
6月になってもお天気のいい
こちら熊本。なんと、九州より関東の方が
先に梅雨に入ってしまうという
異例の6月!荒天の地域の皆様は
大丈夫でしょうか?さて、今日は
小心者の森中にしては
ちょっとだけ冒険したタイトルに
なりましたが学校で教える「正しい」って本当に正しいの?
という、息子の疑問に
まっすぐ向き合ってみたお話を
させていただきたいと思います。小4になったADHD長男。
それまでは大好きだった算数が
最近嫌いになってきた。それは、
割り算の筆算につまづいてるからです。ただ、よーく観察していると
全くわかってないわけでは
ないんです。なんと、筆算の途中計算を書く間に
力尽きている。。。。
そんなことあるの?って思うかも
しれませんが、ワーキングメモリが苦手。
たくさん書くことが苦手。
というお子さんでは実はあるあるなんです。
他にも、足し算や引き算、
掛け算の筆算も同じ。かけたり、足したり引いたり、
繰り上がりや繰り下がりもある。あれこれやっているうちに
「あれ?何やってたっけ?」
って忘れてしまったり、列がずれてしまったり、
書きすぎてぐじゃぐじゃになってしまい
間違えてしまう。そんなお子さんが多いんですよね。
ですが、息子は
事前にくもんで割り算の筆算を
学んでいる。その時は、そう苦労もせず
スムーズに解けていたんです。じゃあ、なぜ学校でひっかかるのか。
それは、
経過の式を書くことを求められるから。
こんな風に、
経過の式を書くスペースが
あらかじめ設けられているんです。宿題をやるたびに、息子の
「わからないよ〜」
「解けないよ〜」という声が聞こえてきていました。

だけど、解くところを見てみたら
掛け算した値を下に書くんじゃなくって
掛け算して引き算した値を書いている。頭の中で暗算してしまっていたんですね。
なので、試しに、
「ねえねえ、下の式書かないで
やってみたら?」と伝えてみました。
すると!なんと
前日の5倍も短い時間で解けた!しかも全問正解!
プリントはスカスカですが、
あっという間に宿題を終えた息子は
驚きながらも自慢げ。そして、息子から出たのが
冒頭のセリフでした。「学校で教えてもらうより
こっちの方が早く解けたよ。学校でこうしなさいって言われるより
正しいことってあるんじゃないかな?」おっ!いい視点^^
ごもっとも!!息子が哲学者に見えました笑
子どもたちって、実は
世の中の事情をわかっている。学校ではこう言う風に解く。
塾ではこう言う風に解く。だけど、発達凸凹キッズは
そういう「大人の事情」なんて
なんのその。自分でうまくできる計算方法を
見つけちゃうことだってあるんです!だけど、せっかく見つけた方法を
それは正しくない。
学校ではこうしなさい、って言われ続けていたら
勉強だって嫌いになっちゃいますよね。
幸い、わが家の場合は
担任の先生がものすごく柔軟だったので、「書くことが苦手」
「ワーキングメモリが低くて、
途中で忘れてしまって正解にたどり着けない」「本当はできてるのに、できない感じを
植え付けたくない」と言う特性をお伝えしたところ、
「息子くんのやれる方法でかまいませんよ^^」
とお墨付きをくださいました。

今回のエピソードで感じたことは2つ。
1つは、
「できない~」と言う子どもの声に
耳を傾けるだけじゃなくて
目もむけたら、いろんなことに気づける。という視点。
ただ「できない〜」と言う息子の言葉だけを
聞いて対応していたら、
実はできてるのに
学校のやり方が合わないだけ、という
事実に気づけなかった。これは、やっぱり
「観察」が大事だな、ってこと。

そして、2つ目は、
大人が正しい、
学校が正しいって言うことが
本人にとっての正しいではないってこと。学校の先生の中には、
正しい順番で、
きちんと経過の式を書かないと
丸をくれない先生もいるそうです。だけど、私たちが想像する以上に
凸凹キッズたちにとっての学習って
困難を極める!学校で教わったように問題を解けないと
やり直させたりしていませんか?大人が正しいと思う方法で
解かなければ
答えがでても褒めない!って言うママは
いませんか?自分がやりやすいように
創意工夫できる子どもは
きっとこれから先の人生も
創意工夫で生きていける!
案外、私たちの常識を
はるかに超えた考え方ができる
凸凹キッズの方が生き抜く力は
私たちより上なのかもしれませんよ^^それでは!
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