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本人の「本当は学校に行きたい」を、まだ諦めなくていい
配信時刻:2026-05-31 10:00:00
◯◯◯さん
発達グレーゾーン子育てから
人生のステージアップを生み出す
発達科学コミュニケーショントレーナー松下かよです今日は
起立性調節障害
不登校で
ゲームyoutubeばかりだった
小4の男の子が
楽しく学校に通い
土日はサッカーに
夢中になる子になった
ストーリーです。
その子は、ある時、
外で吐いてしまったことを
きっかけに、
「また吐いたらどうしよう」
という不安が
強くなっていきました。最初は、
給食が怖い。
人が多い場所が怖い。
車に乗るのが怖い。そんなふうに、
少しずつ行動範囲が
狭くなっていきました。そして、やがて学校にも
行けなくなりました。朝になると、
「お腹が痛い」
「気持ち悪い」
「行けない」
と言う。ママは、
最初は体調の問題だと
思っていました。けれど、
病院で異常が
見つかるわけではない。
学校のカウンセリングにも
つながった。
病院にも相談した。それでも、
家に帰ってくると、
ママの頭の中には
いつも同じ不安が残っていました。「結局、私は家で
何をしたら
いいんだろう」学校に無理に連れて行かない
方がいいのか。
このまま休ませ
続けていいのか。
ゲームやYouTubeばかり
見ているのを、
どこまで許していいのか。
昼夜逆転している生活を、
どう戻したらいいのか。
朝、「お腹痛い」
と言われた時に、
何と声をかけたらいいのか。専門家に相談しても、
「無理しないでください」
「本人のペースで」
「ゆっくりさせて
あげてください」
とは言われる。だけど、
ママが本当に知りたかったのは、
そこではありませんでした。知りたかったのは、
今日の朝、
何て言えばいいのか。
ゲームをしている時に、
どう関わればいいのか。
外に出るのを怖がる子に、
何から始めたらいいのか。
吐くのが怖いと言う子に、
どんな言葉をかけたらいいのか。つまり、
家での具体的な対応
でした。私が最初にお母さんに
お伝えしたのは、
「学校に行かせることを
最初のゴールにしないでください」
ということでした。
なぜなら、
この子の脳は、
学校が嫌いなのではなく、
“また吐いたらどうしよう”
という予期不安で
いっぱいになっていたからです。
吐いた記憶が、
過去の出来事ではなく、
今も脳の中では
“危険な記憶”として
鮮明に残っていました。だから、
外に出ようとすると
体が緊張する。
学校に行こうとすると
お腹が痛くなる。
朝になると
気持ち悪くなる。これは、
わがままでも、甘えでも、さぼり
でもありません。脳が「危ない」と判断して、
体を止めている状態です。だから、ここで必要なのは、
「大丈夫だから行きなさい」
と押すことではなく、
まず脳に安心を
届けることでした。私はお母さんに、
毎日の声かけを
具体的にお伝えしました。たとえば、朝起きられたら、
「起きてきたね」
顔を洗えたら、
「顔洗えたね」
ごはんの席に座れたら、
「座れたね」
ゲームをしていても、
「今、落ち着いて過ごせているね」
そんなふうに、
できている事実を
短く言葉にすることから
始めてもらいました。ポイントは、
褒めて動かそうと
しないこと
です。「起きられたから
学校行けるよね」
「元気なら
外に出られるよね」と、次の行動に
つなげようとすると、
子どもは
すぐに警戒します。この子に必要だったのは、
“何かをさせるための声かけ”
ではなく、
“安心の記憶を増やす声かけ”
でした。お母さんは、
最初は戸惑っていました。「こんなことで
本当に変わるんですか?」
「学校の話をしなくて
いいんですか?」
「ゲームを注意しなくて
いいんですか?」そう思うのは当然です。
目の前では、昼夜逆転。
起きている時間は
ゲームとYouTube。
学校には行けない。
外にも出られない。ママから見れば、
何も進んでいないように
見えます。けれど、脳の回復は、
外から見えないところで
始まります。安心する時間が増える。
ママに責められない時間が
増える。
できていることを
言葉にしてもらう時間が増える。
すると少しずつ、
子どもの脳の警戒モードが
ゆるんでいきます。そして次に、お母さんには、
外に出る練習も
「外に出よう」と
誘うのではなく、
子どもが安心して
動ける小さな一歩に
分けてもらいました。玄関まで行けた。
靴を履けた。
家の前に出られた。
車に少し乗れた。
コンビニまで行けた。できたことを、
その場で言葉にする。「玄関まで来られたね」
「靴履けたね」
「外の空気吸えたね」
「ここまで来られたね」
それを積み重ねて
いきました。
すると、少しずつその子の中に、
「外に出ても大丈夫だった」
「吐かなかった」
「ママと一緒なら行けた」
という新しい記憶が
増えていきました。怖かった記憶を
無理に消すのでは
ありません。大丈夫だった記憶を、
少しずつ
上書きしていく。これが、不安が強い子の脳を
安心に戻していく関わりです。そして、変化は
少しずつ現れました。昼夜逆転していた子が、
朝、起きるようになりました。
家の中での表情が
やわらかくなりました。
ママとの会話が増えました。
外に出る回数が増えました。
そして今、その子は、
自分で朝起きてきます。自分で支度をして、
自分で学校に行くように
なりました。
給食も食べてきます。土日は友達と
サッカーをしています。外で吐いてしまったことが怖くて、
学校にも行けず、
外にも出られず、
昼夜逆転して、
起きている時間はゲームと
YouTubeだった子が、今は、朝起きて、学校に行き、
友達とサッカーをする子に
なったのです。
これは、子どもを無理やり
変えたのではありません。お母さんが、
今この子の脳に
何が起きているのかを理解し、
今どんな言葉を
かければいいのかを知り
、
毎日の関わりを
変えたからです。ママだって
学校に無理に
行かせたいわけじゃない。
だけど、朝になると、
出席日数のこと、
進級のこと、
このまま休み続けたら
どうなるんだろうという不安が、
ママの中に
一気に押し寄せてきます。すると本当は、
「まず安心させることが大事」
と分かっていても、つい、
「今日は行けそう?」
「少しだけでも行ってみる?」
「遅れてでも行ったら?」
「昨日は行くって
言ってたよね?」と、学校に向かわせる
声かけになってしまう。これは、ママが
悪いからではありません。子どもの将来を
本気で心配しているからこそ、
どうしても
“今すぐ学校に行くかどうか”
に意識が
引っ張られてしまうんです。けれど、不安が強くて
動けない子にとっては、
その一言が
「責められた」
「答えなきゃ」
「期待に応えなきゃ」
という負荷になり、
さらに脳が
動けなくなってしまう
ことがあります。
だからこそ、
この対応は
ママ一人で抱えるには
難しいのです。学校のカウンセリングも
大切です。
病院に相談することも
大切です。けれど、子どもが
一番長く過ごすのは家です。朝、行けないと言う時。
ゲームから離れられない時。
外に出るのを怖がる時。
不安で動けない時。その瞬間に、
そばにいるのはママだけです。だからこそ、ママが
「今、何をしたらいいのか」
「どんな言葉をかけたらいいのか」
を知ることには、
大きな意味があります。不安が強い子は、
正しい関わりで、
安心を取り戻すことができます。安心を取り戻すと、
少しずつ
動き出せるようになります。動き出せるようになると、
学校、友達、外の世界と、
またつながっていけます。だから私は、
今の現状を見て
「もう無理」
とは思いません。
今、学校に行けなくても。
外に出られなくても。
ゲームやYouTubeばかり
に見えても。その奥には、
安心を取り戻せば
動き出せる力が、
ちゃんとあります。
その力を引き出すために、
まず変えるのは、
子どもではありません。ママの声かけです。
お子さんの脳に
安心を届ける声かけを、
一緒に整えていきましょう。【1枠だけ空きました】
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