実家の売却に困ったら - バックナンバー
【実家の価格を知る】解体費用次第で、実家の活用方法も変わります。
配信時刻:2020-05-20 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。昨日は、実家の価格の具体的な調べ方について、お伝えしました。古い実家は、ほぼ土地価格のみで考えても良いのですが、建物には価値がないと判断されるため、売却する時には、建物を撤去する前提で考える必要があります。したがって、古い実家は、調べた価格から、建物の撤去費用を差し引いて考えなければなりません。建物の撤去費用とは、主に建物を取り壊す「解体費用」を指します。この解体費用は、建物の構造や広さ、現場の状況に応じて異なりますので、一概にこのくらいとは言えませんが、木造の家だと、1坪(畳2畳)あたり4〜5万円くらいが相場と言われています。例えば、30坪(約100㎡)であれば、120〜150万円くらいが目安ということになりますが、この金額を、調べた実家の価格から、差し引いて考えれば良いでしょう。この解体費用には、室内の片付け費用や、植木・庭石などの外まわりの処分費用は含まれていませんので、その分は別途考慮する必要があります。これらの解体・片付け費用は実家の活用を考える上で大きなポイントになります。解体・片付け費用が、調べた実家の価格より上回っているかどうかで、実家の活用の判断に大きな影響があるからです。実家を売っても、持ち出しのお金があるなら、緊急なことでない限りは、積極的に売却活動はしないでしょう。そのまま何もせず維持するか、一定期間貸して収入を得るか、といった選択も必然的に出てきます。こうした活用の選択肢を考える上でも、解体・片付け費用の金額を把握することは大きな意味を持ってきます。解体・片付け費用の目安は、「解体費 相場」「片付け費用 相場」などと検索すると、多くの記事が出てきます。実家の大体の価格を調べたら、ぜひ解体・片付け費用も大体でいいので把握して、実家の活用の判断に役立ててみてくださいね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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