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「また1年後に」って、いつまで様子をみたらいいんですか?
配信時刻:2026-10-14 20:00:00
◯◯◯さん
吃音・会話が苦手な子が
ことばの練習をせずに
おしゃべり上手になる!
発達科学コミュニケーション
マスタートレーナーおざわつきこです。
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◯◯◯さん
オリジナルの子育てメソッドとして
ぜひ、保存してご活用ください^ ^◯◯◯さん、
「そのうちよくなる子もいますよ」
「もう少し様子を見ましょう」
そう言われて、最初は、
「そうなんだ」と
素直に思えた。年少は、まだ待てた。
年中、年長も、
「入学する頃には
落ち着いているかもしれない」と思えた。
けれど、
小学生になって、
音読でたくさんどもる
ようになった。発表では、
前より手を挙げなく
なってきた。本人は何も言わない。
だけどママには、
「何か変わってきている気がする」
ってわかる。そんな時にまた、
「様子を見ましょう」
と言われたら、◯◯◯さんなら
どう思いますか?「本当に、様子を見る以外に
何もできることはないの?」って思いませんか?
実際に、
同じところで
立ち止まっていた小学2年生の男の子の
ママがいました。年長の時、
片道1時間半かけて
小児総合病院の耳鼻科を受診。
診断は吃音。その時に言われたのは、
「様子を見ましょう。」そして、
1年後の予約を
とってもらいました。その時は、
「困ったら相談先があるんだ」
という安堵感も
あったそうです。それから毎年、
1年に一度、
病院へ通いました。そして小学2年生の夏。
音読では
たくさんどもるようになり、家ではもう、
音読の宿題を嫌がって
しなくなる変化
がありました。さらに担任の先生から、
「音読でどもった時に、
真似した子がいたので
注意しておきました」
と言われたばかり。ママは、
「いよいよ吃音で
困りごとが出てきた。今度こそ、
何かを始める段階なんだ」と思って受診しました。
ところが、
先生から言われたのは、「そろそろ気になる
年齢ですよね」「吃音を否定せず、
上手に向き合っていきましょう」そして、
「また困ったことが
あったら
相談してください」それだけで、
また1年後の予約の話に
なったそうです。そこでママは思わず、
「これ以上悪くなる前に、
何かできることは
ないんですか?」と尋ねました。
その時、言われたのは、
「吃音はよくなる子はよくなる」
「よくならない場合は
付き合っていくことになる」「話さなくなるなど
二次的な困りごとが起きないよう
見守っていく」という話だったそうです。
帰り道、
ママの頭にあったのは、「この子の将来、
どうなっちゃうんだろう」でした。
だけど、
ここで終わりに
したくなかった。「本当に、
様子を見る以外に
できることはないの?」そう思って検索して、
私を見つけてくれました。個別相談でお話しした時、
ママは、
「わが子が目の前でどもって
苦しそうにしているのに、何もできない自分が
もう嫌なんです。」
と話してくれました。とにかく、
「今すぐ私にできることを
教えてほしい!」という勢いでした。
その気持ちは、
娘の吃音に悩んだ私にも
ものすごくよくわかります。だから、
お子さんの様子を聞いたあと、
私はこうお伝えしました。「今すぐ吃音だけを
何とかしようとすると、たぶん、この子は
うまくいかないです。」ママは一瞬、
「え?」
という顔をしました。そりゃそうですよね。
吃音をよくしたくて
相談に来たのに、吃音だけを
なんとかしないと言われる。そこで私は、
「まずは、吃音より先に
育てたいところがあります」とお話ししました。
吃音は、
ことばだけを切り取って
考えてもうまくいかない
ことがあります。脳の発達には順番があり、
その子によって
今どこから育てていくと
いいかも違う。だから私は、
お子さんの吃音の状態と
日常の様子を照らし合わせながら、この子の場合は
どこから始めるかを
一緒に整理しました。ママからしたら、
遠回りに聞こえたかも
しれません。それでも、
「もう、何もせずに
時間が過ぎていくのは嫌です。私にできることがあるなら
やります!」と講座を始めました。
そして、
最初にぶつかった壁が
ありました。私から、
「今は、吃音はいったん
気にしなくて大丈夫です。それより、
講座でお伝えしている
“褒めない肯定”に
集中していきましょう」と伝えた時です。
吃音をよくしたくて
受講したのに、吃音とは直接関係なさそうな
ことをやる。ママの脳も、
そこへ切り替わるまで
少し時間がかかりました。そしてもう一つの壁が、
改善のペース。一緒に学んでいる
幼児さんのママから、「2週間で落ち着いてきました」
「1か月で
もう気にならなくなりました」
という報告を聞くと、
どうしても焦ります。このママからも、
「私が上手に肯定できないから
吃音がよくならないんでしょうか」というメールが、
何度も届きました。そのたびに私は、
「今は吃音の頻度じゃないよ。
どもっていても
どっしり構えて、
彼の行動の変化を見よう」と返しました。
それでもまた不安になれば、
また話す。また一緒に整理する。
講座を始めて1年くらいは、
そんなやりとりを
何度も繰り返しました。ところが、
2年目に入った頃から、ママから届く話が
変わってきたんです。吃音の話がいつの間にかなくなり、
「こんなことができた」
「こんな行動が増えた」
という話が
どんどん増えていきました。それは、
学校の先生や周りの大人が「すごいね!」
と褒めるような、
大きな成果ばかりでは
ありませんでした。けれど、
確実にママの見る場所が
変わっていました。ある時、私が、
「最近、吃音はどう?」
と聞いたら、「ああ、そう言えば吃音ね…」
というような表情で、「1日のどこかでは
どもってると思います。でも私も、もう
あまり気になってないので、いつ、どれくらいどもってるか
正直わからないです」って言ったんです。
その時、私は心の中で、
「お〜!その感覚まで来た!
そこまで来たら、あと少し!」
って、
めちゃくちゃ嬉しくなりました。そして、
「できた」「変わった」の報告も、
少しずつ大きくなっていきました。「新しいことも
自分から挑戦するようになった」「言わなくても
自分から勉強するようになった」「夢が見つかって、
新しい習い事を始めることになった」そんな話が増えていって、
出会ってから2年ほど経った
小学4年生の頃。ママから、
「先生、いつからか
わからないんですけど、最近ずっと
どもっていません」という報告が届きました。
この親子に起きたことは、
ただ、
「吃音を気にしなくなった」
ということではありません。一度、自分の話し方を
気にし始めた子に、「気にしなくていいよ」
と言うだけで、
簡単に意識は変わりません。けれど、ママが、
どもっている自分ではなく、
自分の得意、
魅力、
工夫したこと、
挑戦したこと、
そこへ何度も注目してくれた。その積み重ねの中で、
息子くん自身も、「自分って、
こんなことができるんだ」「今できなくても、
これからできるようになるかも」と、
自分を見る場所が
変わっていきました。すると、
頭の中を占めていた「どもったらどうしよう」
「またどもるかもしれない」
という時間が、
好きなこと、
やってみたいこと、
次に挑戦したいことへと
少しずつ変わっていった。私は、
そこがすごく大事だと
思っています。そして、
今日から◯◯◯さんにも、
ひとつ新しい習慣を
取り入れてみてほしいんです。もし、
「もう〇歳なんだから、
これくらいできるでしょ」という感覚があるなと思ったら、
その“年齢ものさし”を
一度だけ横に置いてみてください。発コミュでも、
年齢はもちろん参考にします。けれど、
年齢や目の前の
「できる・できない」で、子どもの未来を
決めることはしません。脳は毎日、発達しています。
だから見るのは、
「今できていないこと」ではなく、ここから、
どう発達させていけるか。昨日はまごついていたのに、
今日は少し早くできた。順番を変えて
自分なりに工夫していた。いつもと違うやり方を
試していた。まだ完成していなくても、
そこにはもう、昨日とは違う脳の使い方
が始まっています。
「もう〇歳なのに」
ではなく、「ここから、
どんな経験を増やしたら
この子の脳はもっと育つかな?」に変えてみる。
それだけで、
今まで見えなかった
わが子の“これから”が、
少し見え始めます。このママから、
あとになって言われた言葉で、
私がすごく嬉しかった
ものがあります。「吃音がよくなった以上に、
わが子のいいところを見逃さずに
育てられる母になれて、
本当によかったです。
子育てが100倍楽しくなりました。」
吃音をよくしてあげたい。
その願いから始まっていい。だけど、その先には、
吃音だけじゃない、わが子の未来を
育てられる毎日があります。もし今、
「様子を見る以外に
できることはないのかな?」と思っているなら、
答えは、
あります。おうちで、
ママだからこそ
できることがあります。Copyright©2022- TsukikoOzawa. All Rights Reserved.
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