親子の関係をスムーズにし、子どもが信じられるママになる! メール講座 - バックナンバー
「好きなことばかり」で、本当にいいの?
配信時刻:2026-08-30 21:10:00
◯◯◯さん暴言・暴力・無気力に怯える
毎日から卒業し、
親子の会話と笑顔を取り戻す。
発達科学コミュニケーション
トレーナーの宮田かなこです^^
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☆*★*☆*★*☆*★*☆◯◯◯さん
昨日は、
子どもの言葉だけに惑わされず、
そのあと、この子は何をしている?
と、行動を見るお話をしました。
今日は、
「好きなことばかりで、
本当にいいの?」
というお話をしたいと思います。
学校や勉強など、
やるべきことはやらない。
なのに、
好きなことなら
何時間でもできる。
そんな姿を見ていると、
「好きなことばかり
やらせていて大丈夫?」
と思いますよね。
私も、そう思っていました。
けれど、私が初めて
違う見方をしてみようと思えた
出来事がありました。
それが、受験生だった長男の
スケボーでした。
その夏、長男は夏期講習を
すっぽかしてまで、
スケボーに夢中になっていました。
ちょうど
東京オリンピックで
堀米雄斗選手が大活躍し、
街中にもスケボー少年が
一気に増えた頃です。
以前の私なら、
「受験生なんだから、
今やるのは勉強でしょ」
と止めていたと思います。
けれど、その頃の私は、
脳科学を本格的に
学び始めていました。
スケボーをする長男を見ていると、
何度も転ぶ。
動画を見る。
研究する。
また試す。
できたら、次へ進む。
誰にも言われていないのに、
自分から考えて、
自分で動いている。
その姿を見て、
私は初めて思ったんです。
「好きなことばかりでいいの?」
じゃない。
「この子は何なら自分から動ける?」
を見てみよう。もしかしたら、
私が「正しい」と思う道に
戻そうとするより、
この子が
圧倒的に好きなものの中に、
脳が自分から動き出す入口が
あるんじゃない?
そんな手応えを感じたんです。
すると、
最悪だった親子関係も
少しずつ変わり始めました。
殺伐としていた家の空気が、
あきらかに変わってきました。
兄弟がののしり合うことも減り、
なんと、家族で毎晩トランプを
するように♡
あまりにも弱い私に、
兄弟がそれぞれ内緒で
勝つための戦略を
教えてくれたりして(笑)
だから私は、
長男で感じたこの手応えを、
次男にも試してみよう。
と思いました。
当時、次男は
学校に行っていませんでした。
休み始めた頃は、
体力が落ちないようにと
一緒に運動したりもしていました。
けれど、だんだん昼夜逆転し、
無気力になっていきました。
そんな次男が
毎日していたのが、
昔、兄が使っていたカードゲームを並べて、一人で動画を眺めること。
毎日、毎日、そればかりでした。
そんな弟を見て、ある日、
長男が言いました。「そんなに好きなら、
大会に行ってみたら?」することもないし、
行ってみようか。
週末、近所のカードショップで
開かれている大会に
行ってみました。
初めて参加した日は、
どうやら負けたようです。
けれど、
参加賞でもらった金券で、
帰りに新しいカードを
一枚だけ買いました。
そして、また次の週。
また参加賞をもらって、
カードを少し強くする。
そのうち、
勝つともっと金券が
もらえることを知りました。
お小遣いの少ない次男は、
どうやら、「それが欲しい」と
思ったようです。
そこからです。
一週間、
どうしたら勝てるのか
ひたすら研究する。
そして週末、大会で試す。
負けたら、また考える。
カードを変える。
作戦を変える。
また次の大会で試してみる。
そんな習慣ができていきました。
以前の私なら、
「学校には行かないくせに、
カードばっかりして。」
そう思っていたと思います。
けれど今度は、
そう見ませんでした。
これが、
今のあなたなんだね。
だったら、
ここを起点に
脳を育てられないかな?
そう考えたんです。
学校には行っていなくても、
自分から調べる。
考える。
試してみる。
失敗したら工夫する。
また挑戦する。
ちゃんと、この子の中には
「自分から」がありました。
もちろん、周りからは
「いつになったら
学校に行かせるの?」
という声もありました。
学校からも、
登校を促されました。
私自身も不安で、
水面下では
いろいろなフリースクールを
見学しました。
けれど、
本人に話すとこう言われました。
「そんなところ、行けてたら
とっくに学校に行ってる。」
その言葉に、
ハッとしました。
私は、この子のために
一生懸命考えているつもりで、
まだ、
「どうしたら私の思う方向へ
動かせるか」
を考えていたんだなって。
こちらの思い通りに
動かそうとすることと、
相手をわかろうと
することは、全然違う。
そう気づいたんです。
学校には行かない。
勉強もしない。
生活リズムも整わない。
それでも、週末になると
カードショップには行く。
だったら、
この子が今、
自分から動ける場所を奪わない。
そう決めました。私の常識にはない世界でも、
この子が選んだものなら、
「いいね」って言ってみよう。
すると、
近所の大会だけでは
物足りなくなってきました。
知らないお店を自分で調べる。
どうやって行くか調べる。
片道20キロくらいなら
自転車で出かける。
雨の日だって、
カッパを着て大会へ行く。
私が、「やりなさい」なんて
一度も言わなくても、
好きだから、もっと知りたい。
好きだから、
もっと上手くなりたい。
好きだから、
負けてもまた考える。
目的があると、この子は
こんなに動けるんだ。
私は驚きました。
そして、そんな生活を
一年ほど続けた頃。
次男がYouTubeを
見せながら言いました。
「来年、俺、
この全国大会に出たい。」
新幹線って
いくらくらいする?
ここまで
どうやって行くん?
そんなことまで、
自分から聞いてきました。
「やる気ない」
「どうせ無理」
そんな言葉ばかりだった子が、
自分から
やりたいことを見つけて、
未来の話をした。
私はそれが、ものすごく
嬉しかったんです。
私が見つけてあげた
夢ではありません。
私がしたのは、
この子が選んだものを
潰さなかったこと。
「そんなことより学校」
「そんなことより勉強」
と、私の「正しい」に
引き戻さなかったことでした。
だから私は今、「正しい」より、
圧倒的に「好き」
と思っています。
ただし、その「好き」は
ずっと続かなくてもいい。
コロコロ変わってもいい。
それが今のあなたなんだね。
大事なのは、
一生続く好きなものを
見つけることではなく、
今、この子は
何なら自分から動く?
と見ること。
好きなものが変わっても、
そこで考えたこと、
試したこと、
工夫した経験まで
消えるわけではありません。
私の好きな言葉があります。
ママが捨てた常識の数だけ、
子どもは夢に近づける。
「やるべきことはしないのに、
好きなことばっかり」
そう思った時には、
この子は今、
何なら自分から動く?
そんな視点で
見てみてくださいね。▶Copyright©2022-Kanako Miyata. All Rights Reserved.
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