薬に頼らない!こころと脳の処方箋でママがわが子の世界一の味方になる - バックナンバー
「ごんぎつねで泣いた」次男の言葉が、こんなに嬉しかった理由
配信時刻:2026-09-17 21:20:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんばんは。
今宵も
ママの「ワタシ時間」へようこそ。
小4の次男がある日、
夜寝る前の会話でこんなことを
話してくれたことがありました。「今日、国語で
『ごんぎつね』を読んで
泣いてしまったんよね」物語を読んで、泣いた。
何気ない学校での出来事かも
しれません。でも私には、
胸がいっぱいになるほど
嬉しい報告でした。かつて次男は、
「先生も友達もみんな敵!」
と言っていた子でした。
学校へ向かう朝の顔は、
まるで戦いに行く兵士のよう。毎朝、鎧を着て、
自分を守ろうとしているように
見えたんです。そんな次男が、
学校で物語に心を動かされて、
涙を流した。今日は、この変化が
なぜこんなに嬉しかったのか、
少しだけ脳の働きから
お話しさせてください。私たちの脳は、
強い不安や緊張があると、
身を守るために
周りの危険を警戒します。すると、
目の前の話に集中したり、
じっくり考えたりすることが
難しくなることがあります。大人でも、
誰かに強く叱られたあと、
その言葉が頭から離れず、本を開いても
内容が入ってこないことは
ありませんか?文字は目に入っている。
だけど、
お話の世界に入っていけない。子どもにも、
そんなことが起こりえます。次男の場合は、
教室のざわざわした音や、
座り続けることにも
負担がありました。そこに、
叱られるつらさや
学校でうまくいかない経験が
重なっていました。当時の次男は、
授業を受けながらも、周りの刺激に対応したり、
自分を守ったりすることで、
精いっぱいだったのだと思います。一方で、
物語を読んで心が動くときには、言葉を追うだけでなく、
場面を思い浮かべたり、
登場人物の気持ちを
想像したりしています。だから、
「ごんぎつねで泣いた」
と聞いたとき、私は、
学校で、
物語の中の誰かの気持ちにまで
心を向けられるようになったんだ。そんな余裕が、
この子の中に生まれてきたんだな、と
感じたんです。あんなに鎧を着て
学校へ向かっていた子が、学校で鎧を脱いで、
心を動かせるようになった。立ち歩きがなくなったことも、
勉強を好きになったことも
嬉しかったけれど、私は、この何気ない一言に、
次男の変化を感じました。わが子には、
安心して学校で過ごしてほしい。友達と笑ったり、
好きなことを見つけたり、
心を動かしたりしてほしい。ずっと私が願っていたのは、
そういう毎日だったからです。とはいえ、当時は
こんなふうに次男の変化を「脳科学で語ろう〜」
なんていう余裕は
私にもありませんでした。ですが、次男が
「学校だけ問題児」を卒業した今、当時のことを振り返ると
色々なことに気付かされます。きっと、今、
お子さんの学校での行動に悩んでいる
ママに、私の体験から気づくことって
たくさんあるんだな、と
今は思います。では、
あの頃の次男と私に、
どんな転機があったのか。何をきっかけに、
周りの大人の関わりが
変わっていったのか。その歩みを、
発コミュ創始者の
吉野加容子YouTubeチャンネル
「かよこの部屋」で
赤裸々にお話ししました。▼「かよこの部屋」vol.12
https://youtu.be/FY2Pc8Q56Aw
今、
学校からの連絡に
胸を痛めているママ。家では見せないわが子の姿に、
どうしたらいいのか
わからなくなっているママ。今、学校で見えている姿だけが、
わが子のすべてではありません。私たち親子の歩みが、
「うちの子のことも、
もう少し違う角度から
見てみたい」と思えるきっかけになったら
嬉しいです。それでは、
今日も頑張ったあなたへ。おやすみなさい^^
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