薬に頼らない!こころと脳の処方箋でママがわが子の世界一の味方になる - バックナンバー
「家でも荒れるようになった」それは悪化ではないかもしれません
配信時刻:2026-09-12 22:30:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんばんは。
今宵も
ママの「ワタシ時間」へようこそ。
今日は週末。
学校がお休みだったことで、
少し穏やかに過ごせた
お子さんもいたでしょうか。朝、急かされることもなく。
先生の話を聞きながら、
周りに合わせて動く必要もなく。好きなことをしているうちに、
いつもの笑顔が戻ってきた。もし、そんな姿が見られたなら、
それも、
わが子を理解するための
大切な手がかりです。一方で、
学校での困りごとが続くうちに、
家でもイライラする。
きょうだいに手が出る。
ちょっとした声かけに
強く反発する。ゲームや動画を
なかなかやめられない。朝、学校に行きたくないと言う。
そんな変化が
出てくることもあります。するとママは、
「学校だけじゃなく、
家でもできなくなってきた」「もっと厳しくしないと、
このまま悪くなるのでは」と、不安になりますよね。
けれど、
家で困った行動が増えたからといって、
子どもの性格が悪くなった、
しつけが足りないというわけではありません。
学校では、
・先生の話を聞く。
・指示を理解する。
・周りの子に合わせる。
・体を動かさずに待つ。
・苦手なことにも取り組む。
・うまくいかなくても、
気持ちを立て直す。たくさんの力を、
同時に使っています。こうやって学校で頑張り続けて
脳の余力が少なくなると、家に帰ってから、
いつもならできることまで
難しくなることがあります。それまで学校の中だけに
表れていた困りごとが、家にまで
持ち越されるようになることもあるんです。家で荒れるのは、
「ママなら何をしてもいい」
と思っているからではありません。外で抑えていた緊張が、
安心できる家に戻ったことで
緩んでいる場合もあります。ただし、
「家で出せているから大丈夫」
と、すべてをそのままに
してよいわけでもありません。物を投げる。
誰かを叩く。
傷つける言葉を言う。そんなときは、
危険な行動は止めながらも、子ども自身まで
否定しないことが大切です。例えば、
「イライラしているんだね。
だけど、叩くのは止めるよ。
落ち着いてから話そう」
気持ちは受け止める。
けれど、
危険な行動には線を引く。この二つは、
同時にしていいんです。そして今週末は、
すぐに理由を聞き出そうとするより、
まず、脳の余力を
回復させてあげてください。静かな場所で過ごすと
落ち着く子もいれば、体を思いきり動かすことで
整う子もいます。一人で好きなことに
没頭したい子もいます。ママと話したい子もいれば、
今は何も聞かれたくない子もいます。
大切なのは、
親が考える正しい休ませ方ではなく、
その子の脳が
本当に回復できる方法を探すことです。そして、少し落ち着いたあとに、
「学校で何があったの?」
と全部を聞くのではなく、
「今週、
一番しんどかったのは何だった?」と、一つだけ聞いてみてもいい。
うまく答えられなければ、
「音がうるさかった?」
「何をするか分からなかった?」
「誰かに言われたことが嫌だった?」
と、選べる言葉を
添えてもかまいません。答えが出なくても、
失敗ではありません。ママが、
「困った行動をやめさせたい」
だけではなく、
「何がしんどかったのか知りたい」
と思ってくれている。
そのことが伝わるところから、
親子の会話は変わり始めます。今回の動画セミナーでは、
学校での行動の背景を考えるための
「4つの入口」を
具体的にお話ししています。動き・衝動。
感覚・からだ。
理解・学び。
安心・傷つき。
どの入口に負荷がかかっているかで、
家での回復のさせ方も、
学校にお願いしたいことも変わります。▼学校で使い切った脳の余力を「4つの入口」から考える
https://www.agentmail.jp/form/ht/73995/1/約20分の録画動画です。
ご登録後、
視聴用URLをメールでお届けしますね。学校がお休みになると
少し落ち着く。それは、
「やっぱり怠けている」
という証拠ではありません。環境が変われば、
本来の力を出せるということ。週末のわが子の姿にも、
学校生活を立て直すための
手がかりがあります。今週末は、
できなかったことを
振り返る時間ではなく、親子の脳を休ませる時間に
してみてくださいね。それでは、
今日も頑張ったあなたへ。おやすみなさい^^
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