薬に頼らない!こころと脳の処方箋でママがわが子の世界一の味方になる - バックナンバー
夏休み前に、家族の地図を作りたい理由
配信時刻:2026-06-29 21:20:00
◯◯◯さん
わが子の診断に納得できない
発達凸凹キッズのママが
薬に頼らずわが子を伸ばす!親子の未来を創る発達診断
「ママカルテ」主宰
小児科医の森博子です!こんばんは。
今宵も
ママの「ワタシ時間」へようこそ。
昨日のメールでは
子どものことを夫に説明するのに
疲れてしまったママへママがひとりで
わが子の解説係になり続ける子育ては、
本当に苦しいですよねというお話をしました。
今日は、
なぜ今、
この話をしているのか。なぜ、
夏休み前のこの時期に
家族で同じ地図を持つこと
をお伝えしたいのか。そこをお話ししますね。
7月が近づくと、
ママは少しだけホッとします。もうすぐ夏休み。
朝の登校しぶりバトルと
しばらくお別れできる。学校からの連絡も、
いったん減る。子どもも少し休めるかもしれない。
1学期、
本当によく頑張ったもんな〜。そう思う一方で、
別の不安が
静かに始まります。夏休みの間、
家でどう過ごそう。生活リズムは
崩れないかな。宿題はどうしよう。
ゲームやYouTubeばかりに
ならないかな。きょうだいげんかが
増えないかな。癇癪が増えたらどうしよう。
パパはわかってくれるかな。
家族で過ごす時間が増えるのが、
少し怖い。そんなふうに感じるママも
多いのではないかと思います。夏休みは、
子どもにとっては
学校から少し離れられる時間です。けれど、
ママにとっては、学校が担ってくれていた時間も
先生が見てくれていた部分も
生活リズムの枠組みも一気に家庭へ戻ってくる時期です。
つまり夏休みは、
子どもの困りごとが
急に増える時期というより家庭の中にあったズレが
見えやすくなる時期なのだと思います。たとえば、
朝、学校がある日は
なんとか起こしていたけれど、夏休みに入ると
起きる時間がどんどん遅くなる。ママは、
「リズムが崩れすぎると、
2学期が怖い」と思う。
パパは、
「休みなんだから、
少しくらいいいんじゃない?」と言う。
あるいは、
宿題を前にして
子どもが固まる。ママは、
「この量は、この子には
かなり負担が大きい」と思う。
パパは、
「夏休みの宿題くらい、
計画的にやらせないと」と言う。
または、
家で過ごす時間が増えて、
きょうだいげんかが増える。ママは、
「この子は感覚的に疲れているのかも」
と思う。
パパは、
「そんなことで怒るな」
「兄弟なんだから仲良くしろ」
と言う。
一緒にいる時間が増えることで
いろんな場面で、
ママとパパの見え方の違いが
表に出やすくなるのです。ママは、
子どもの限界を見ている。パパは、
子どもに身につけてほしい力を見ている。ママは、
今この子が崩れないことを大事にしたい。パパは、
この先この子が困らないことを大事にしたい。どちらも、
子どもを思っている。けれど、
同じ地図がないまま夏休みに入ると、その違いは
支え合いではなく、正しさ争いに
なってしまうことがあります。「今は休ませたい」
「いや、ちゃんとやらせないと」
「まず安心させたい」
「甘やかしすぎじゃない?」
「この子には量が多い」
「みんなやってるんだから」
こうして、
子どもの困りごとをめぐって、ママとパパが
別々の方向から声をかける。すると子どもは、混乱して
何をすればいいかわからなくなる。それを見てママは、
子どもとパパの間に入る。そしてまた、
「結局、私が調整しなきゃ」
と感じる。
これが、
夏休みのママを
じわじわ疲れさせていきます。だから私は、
夏休みに入ってから
何とかしようとするより、夏休み前の今こそ
家族の地図を作り始めてほしいと
思っています。ここで言う地図とは
完璧な夏休みの計画表
ではありません。1日のスケジュールを
きれいに決めることでもありません。もちろん、
生活リズムや予定表も
大切です。けれど、
その前に必要なのは家族でこの子を
どう見るかです。
この子は、
どんな時に疲れやすいのか。どんな声かけで
動きやすくなるのか。どんな場面で
不安が強くなるのか。何を頑張らせると伸びて、
何を無理にやらせると崩れるのか。ママは何を心配しているのか。
パパは何を心配しているのか。
その見え方を
夏休み前に少しでも整理しておくと夏休みの困りごとが起きた時に、
誰が悪いか
ではなく、今、この子には何が必要か
に戻りやすくなります。たとえば、
宿題が進まない時。地図がないと、
「なんでやらないの?」
「早くしなさい」
「また私ばっかり言ってる」になりやすい。
けれど地図があると、
「この子は量が多いと
見通しが立たなくなるタイプだったね」「最初の1問だけ一緒にやって、
あとは休憩を入れよう」「パパには、
丸つけよりも終わった後に
できたところを見てもらおう」というふうに、
家族の動き方が変わります。朝起きられない時も同じです。
地図がないと、
「だらしない」
「休みだからって寝すぎ」
「2学期が心配」でぶつかりやすい。
けれど地図があると、
「この子は予定がない日ほど
切り替えにくい」「朝イチに強く言うより、
前日の夜に明日の流れを見せよう」「パパは朝起こす係ではなく、
午前中の楽しみを作る係が
合うかもしれない」という見方ができます。
夫婦で同じ対応をしなくてもいい。
けれど、
同じ地図があると、違う関わり方でも
同じ方向を向けるのです。夏休みは、
家族の負担が増える時期でもあります。けれど同時に
家族の見え方を整える
大きなチャンスでもあります。学校がある時期は、
毎日がバタバタで、朝の支度、
学校連絡、
宿題、
翌日の準備に追われます。けれど夏休み前は、
一度立ち止まって、この子には何が必要なのか。
ママは何を抱えすぎているのか。
パパはどこからなら関われるのか。
家族でどう支えると、
この子が安心して過ごせるのか。そこを見直せるタイミングです。
夏休みを、
ママひとりが頑張る時間にしないために。子どもの困りごとを、
ママひとりで抱えないために。そして、
2学期を迎える前に、家族でわが子を支える土台を
少しでも作っておくために。今、
家族の地図が必要です。7月1日に、
そんな家族の地図の作り方を
知ることができる
新しい小冊子をお届けします。タイトルは、
『家族はいるのに、
子育てはひとりぼっち…わが子の困りごとを
ママひとりで抱える毎日が夫婦で同じ地図を持つ子育てに変わる
ママカルテBOOK』
です。
この小冊子は、
パパを責めるためのものでは
ありません。ママがもっと頑張るための
ものでもありません。子どもを変える前に、
家族の理解をそろえるための
最初の一冊です。そして、
特典付録としてパパと私、なぜすれ違う?
夫婦の見え方タイプチェックも入れる予定です。
ママとパパのタイプから、
ぶつかりやすい場面、
強み、
役割分担のヒントが
見えてくる内容にしていきます。明日は、
この小冊子の中で
どんなことをお届けするのか。そして、
なぜこの小冊子がパパを責めずに、
家族の地図へ招待する入口になるのかを
お話ししますね。それでは、
今日も頑張ったあなたへ。おやすみなさい^^
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