完璧主義の過剰適応の子どもが引きこもりから卒業するエンカレッジカウンセリング - バックナンバー
行動すればするほど脳が伸びる!正しいことを正しくいっても動かない思春期キッズの動かし方
配信時刻:2025-11-06 07:00:00
◯◯◯さん
親子の思考をリセットするだけ!
起立性調節障害で不登校になった子が
ネガティブ思考を手放し
新しいことに挑戦する!発達科学コミュニケーション
トレーナーの
大下真世です^^さて今日は
「行動すればするほど脳が伸びる!
正しいことを正しくいっても
動かない思春期キッズの動かし方」
というお話です。
これまでにも、
子どもに直接指示をしても
動き出すことは難しい、
というお話をしました。
日本の古くから伝わる「しつけ」の
スタイルはできていないところを指摘し
指示を出して動かそうとするもの。
ですが、「しつけ」と相性が悪いのが、
起立性調節障害など自律神経に変調を
きたしやすい
ネガティブ思考の子どもたち。
しっかり、しつけようとすればするほど
子どものネガティブな脳の反応を
引き起こし、どんどん不安を
募らせていきます。
そうすると、必ずといっていいほど、
行動がストップしてしまいます。
ですが、脳を発達させるには
「行動」は不可欠なんです。
しかも、その「行動」とは、
楽しい経験のこと。
決して無理やり学校に行かせたり、
「せめて塾だけでも」と
勉強を無理強いすることでも
ありません。
自信も気力も落ちたお子さんこそ、
一旦、おとなの要求を減らして、
楽しい経験を優先する必要があります。
よくあるご相談に
「ゲームやスマホばかりで、
運動も勉強もしません。」
というものがあります。
心身ともにきついお子さんに
「学校」「勉強」「運動」「ゲーム」の
選択肢を与えても、
当然のようにゲームを選ぶに
決まっています。
ゲームは多くの場合、
お子さんの逃げ場になっているうえに、
容易に脳内に快楽物質が出るので、
なかなか切り替えられないんです。
悪い影響ばかりではありませんが、
脳の発達を考えると、
もっとバリエーションに富んだ刺激が
必要になります。
そんなとき、大事なのが、
大人の提案のバリエーションです。
何の提案もなしに、
「ゲームをやめなさい!」
というのは少し工夫が足りないのかも
しれません。
人の脳は何かをやめるよりも
別のことに切り替える方が
ハードルが低いからです。
◯◯◯さんは
お子さんが好みそうなものが
わかりますか?
例えば、
我が家の息子が不登校になったとき、
私はこんな提案をしました。
・ランチに行く
・観光地に行く
・プールに行く
・工作
・料理
・オンライン個別指導
・彫刻に使う材料集めに行く
・美術館に行く
・図書館に行く
・キャンプ
・スキー
・遊園地
・釣り
・電車で祖父母に会いに行く
・休み中の旅の計画を立てる
・骨とう品店に行く
・留学に行く
などなど、私が息子にした提案は
たくさんあります。

娘の時はもっと大変でした。
なぜなら繊細タイプの娘は
好きなことがなかったから…
繊細な子は
自分の感情に気づく力
(生み出す力も)がまだ
育ち切れておらず、
「あれしたい」「これしたい」と
自分の脳に指令が出にくいんです。
だから、特にこんな子を
動かすのはその手前のサポートから
必要になります。
(こちらの記事をご参考に)
不登校の繊細さんの原因を探るのは無意味!お困りのセンターピンは『感情系の脳』です!」https://desc-lab.com/oshitamayo/139/
少しずつ感情を育てたら
娘の「好き」がわかってきました。
「ユーチューバーのさくらちゃんが来た
お団子屋さん、行ってみよう。」
「みなみちゃんのモーニングルーティンを
やってみようよ。」
などなど。
娘の好きなことで誘い出すことが
出来るようになり、
どんどん回復していきました。
大人のする提案の中で
子どもが食いつくのは、
10個にひとつくらいなんです。
それでも、好きなこと、やりたいことで
動き出すことのメリットが
あると知っていれば、
どんどん提案が浮かびました。
私はこれを「まきびし作戦」と
呼んで、どれに食いつくだろうと
半ば楽しみながらやっていきました。
結局、息子の場合、選んだのは、
・オンライン個別指導
(勉強というよりは、
社会情勢に詳しいメンターのような
先生との雑談メイン)
・彫刻
・電車で祖父母に会いに行く
・休み中の旅の計画を立てる
・骨とう品店に行く
・牧場(これは自分で見つけてきました)
こんな感じです。
ですが、好きなものは、
自信も行動力もコミュ力など
発達全般を伸ばしてくれます。
それが脳のネガティブな反応が好転する
きっかけとなるんです。
その結果、
「好きなことだけして生きていく」
と宣言していた息子は
志望校を自分で決め、
今では特待生として合格し、
さらに勉強に
励むようになりました。
こうして発達を伸ばした先に、
「やりたくないこと」にも
挑戦できるステージがやってくるのです。

私の生徒さんも、
お子さんの推し活を一緒になって
楽しんだり、
電車でのひとり旅に送り出したり、
そんな経験をさせている
素敵なママがたくさんおられます。
そんなご家庭は、
お子さんの回復も早いです。
ですから、お子さんに、
動き出してほしいならまず、
お子さんの好きな体験を
たくさんさせてあげましょう。
「うちの子、何にも興味がなくて」
という声が聞こえてきそうですが、
親の世界の広さが
子どもの世界の広さにつながります。
まだ狭い世界しか知らないお子さんに
パパとママの知っている世界を
どんどん提案していきましょう。
お子さんが心身ともに
不調をきたしている今だからこそ、
お子さんを「楽しい経験」で
動かしていくことを積極的に
してみてくださいね。
今日はここまでです。
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