完璧主義の過剰適応の子どもが引きこもりから卒業するエンカレッジカウンセリング - バックナンバー
完璧主義な「おっとりさん」が不登校中にすべき、おうちでの活動!
配信時刻:2023-10-26 07:00:00
◯◯◯さん
親子の思考をリセットするだけ!
起立性調節障害で不登校になった子が
ネガティブ思考を手放し
新しいことに挑戦する!発達科学コミュニケーション
トレーナーの
大下真世です^^さて今日は
「完璧主義のおっとりさんが
学校生活で必要なチカラを
つけるために、
おうちにいる間にすべき
意外な対策」についてのお話です。
完璧主義で一つのことに
集中しやすいのに
処理速度が遅めのおっとりさんは
学校でのマルチタスクが
苦手でストレスをためやすい
お子さんです。
完璧主義のお子さんは
ひとつのことを完璧にしたい傾向が強く、
例えば以下のような学校での
マルチタスクが苦手です。
・先生の話を聞きながら板書をする
・ほかの子と話し合いながらメモを取る
・時間を見ながら次の授業の準備をする
など。
こんな作業が苦手で、
高学年になればなるほど
求められることの難易度も増し、
そのたびに失敗体験として
ネガティブな記憶を積み重ねていきます。
ですので、こだわりの強い
完璧主義傾向のASDのお子さん、
さらにおっとりさんとくれば、
ストレスを感じやすい状況です。
失敗体験を積めば積むほど、
不安が強くなるので
自律神経に悪影響を与えて
心身症のリスクも高まります。
ASD傾向のお子さんの中で
マルチタスクが苦手になる子の
理由としては3つあります。
①完璧主義でひとつのことにこだわって
ちゃんとやり遂げたい。
②思考系が育っておらず、行動するときに
司令塔がいない状況
③経験不足
①の完璧主義が強いと
ノートを完璧に取ることに必死で
先生の話を聞き逃し、
宿題や次の指示が分からない、
質問に答えられない、
などの問題がでてきます。
②の思考系が育っていないと、
状況に合わせて
次はこうしよう、こうしたい、
という司令塔の役割をする機能が
育っていないので、常に戸惑って
皆においていかれてしまいます。
③経験不足は、身近な大人が
おっとりさんの特性を待てずに
先回りして育ててきてしまった場合、
自分で考えて行動する機会に
恵まれず、思考系が育たない
ということがおきてきます。
このような理由で、マルチタスクが苦手な
状況がうまれます。
でも、勉強や求められることが
どんどん多くなる思春期の時期に
マルチタスクができないと
お子さんがますます集団生活を
嫌がるようになります。
でも、大丈夫!
おうちのサポートで
お子さんの集団生活で必要なチカラを
伸ばしてあげることができます。
我が家の娘もそうでした。
完璧主義のおっとりさんでしたが、
小学生までは
頑張ってついていっていたので
勉強もできる方。
困ることはありませんでした。
私も普段から
完璧主義を緩めるコミュニケーションを
実践していたので、
だんだんと柔軟に物事を
とらえることもできていた矢先。
中学に入学して1学期が終わるころ
とうとう登校しぶりを始めました。
学校での高度化したマルチタスクに
対応しきれなくなっていたのも
原因の一つ。
このような状態のときは
休ませた方がいいのは
分かっていたので、
真面目な娘を半ば説得して
学校を休ませる決断をしました。
お友達が大好きで
人気者の娘を学校で楽しく
過ごさせるために
おうちで必要なチカラをつけてあげようと
決意したのです。
それは長い目で見ると
娘に必要な時間でした。
そして、おうちで
集団生活に必要な対策を
とることにしたのです。
私がどうしたか?
それは、マルチタスクのトレーニングでも
シングルタスクのトレーニングでもなく、
「好きなこと」を自分のチカラで
させてあげること。
工作やお料理で、
・決めるチカラ
・探すチカラ
・制限(時間、お金)の中で
選択するチカラ
・動画と手元を交互に見るチカラ
・動画の解説を聞きながら
同時に手を動かすチカラ
・対象物を取り扱うときの
感覚と運動の連携
・段取りを立てるチカラ
・一時的に記憶して手を動かして
再現するチカラ
・形を想像し、同じように作るチカラ
・うまくいかないとき修正するチカラ
・思い通りにいかなくても
柔軟に対応するチカラ
・できたものを評価するチカラ
・プレゼンするチカラ
など、「好きなこと」で
多くのチカラを授けることが
できます。
特に脳は
楽しい時に発達します!
だからこそ「好きなこと」で
脳を発達させ、集団生活に
戻った際に必要なチカラを
身に着けさせるのです。
そんなふうにして、約2か月で
登校しぶりが解決した娘が
学校に戻った際に行った言葉が
あります。
それは、
「数学の時間に遅れていったのに、
今まで終わらなかった板書が全部
終わった上に、先生の話まで聞けた!」
というもの。それはそれは、
娘自身が驚いていました。
おうちにいる間に
好きなことでチカラを磨いたので、
叶ったことでした。
お子さんがおっとりさんだと、
お世話好きなパパやママは
つい手を出してしまいがち。
でも、それではお子さんに必要な
脳のネットワークは育っていきません。
おっとりさんこそ、
大人が「待つ」時間が
大事なんです。
ぜひ、おうちで
好きなことをして
本来のチカラをのばす
サポートをしてみませんか?
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