発達科学コミュニケーション - バックナンバー

再登校が続かない子に育てたい 聞いて動く力

配信時刻:2026-06-04 14:30:00

  
  
◯◯◯ さん
 
 
発達科学コミュニケーション
マスタートレーナーの
清水畑亜希子です。

 

こんにちは!
ジャンプ通信のお時間です。


再登校が続かないのはなぜ?
をテーマにお話ししています。


ただ学校に戻すだけでは
うまくいかない理由、

それは、学校や集団の中で必要な
力がまだ育っていないから。

…というお話をしています。



今日は「聞く力」の大切さ
がテーマです。


もし、お家で
お母さんの声かけを
スルーしやすい子がいたら

今日のメルマガは
ぜひ読み進めてください。



学校の先生は
「クラスのみんな」に
向けて指示を出すことがほとんどです。

いわゆる「一斉指示」と
呼ばれるものですね。

「次は体育館に移動です」

「ドリルの○番まで
 あと10分でやりましょう」
など。


この指示を
キャッチできる
キャッチできないかで

子どもたちが集団生活の中で
抱えるストレスは大きく変わります。


「僕だけ、わからなかった」
「私だけ、ついていけなかった」

この積み重ねは、子どもの自信と
やる気をどんどん奪っていきます。


わが家の息子は
授業を聞きのがすタイプでしたが

後になって聞くと
「何やってるかわからなくなったし
 じゃあ、もういいか、って。
 学校に行く意味がわからなくなった」

と語ってくれました。



もちろん、この感じ方は
お子さんのタイプによっても
違いますが

ストレスになることは間違いない
ということだけは
知っておいてあげてください。


FYI02967484.jpg


お子さんは、
お母さんの指示を聞いて
次の行動に移す
ことが
できていますか?


お母さんとのやりとりで
指示が通りにくく、
行動が遅いと感じるなら

学校でも先生の話を
聞き逃してしまっている
可能性があります。


では
一斉指示が通りにくいワケを
考えてみましょう。


聴覚の機能的な問題が
あるわけではない
(聴覚の検査ではクリアする)けれど


言われたことに注意を向けて
聞くための力が弱い、とか

集中力がそれてしまって
聞き逃したり、とか

入ってきた情報を整理して
処理するのが苦手、などの

得意と苦手の凸凹の
”苦手”が影響していることがあります。


ですが、その力は、お家の
コミュニケーションで
育ててあげることができます。


…というか、むしろ、先に家で
その力を育ててあげてほしいのです。


なぜか?家の方が、圧倒的に
その子に合わせた「聞く練習」
しやすいからです。


その昔、私も、

学校の先生に
「こういう声かけなら
 息子も反応しやすいと思うんです」

と、対応を変えていただく
相談をしたことがあります。


ですが先生はこう言いました。

「そうは言っても
 集団生活ですからね。

 お子さんだけに
 個別に声かけを変える
 …っていうのはちょっと。」


そう、おっしゃる通りなんです。


だけど、家なら、
わが子用にカスタマイズした
声かけをやりやすい。


そう気づいて
私は、家で「聞く力」を
育てることに力を注ぎました。


聞いて→素直に動く
この繰り返し

脳の成長に不可欠です。

つまりは
復帰後の土台づくりに
不可欠ということ。


結果、息子は、学校復帰をして
授業を聞くことも
宿題を覚えて帰ってくることも
できるようになっていきました。


それをやっていなかったら
息子はきっと
「やっぱり学校つまらなかった」
といって、また休んでいたでしょう。


学校に戻ったあとに
必要な力を
育てておくこと。


これが再始動に欠かせない準備
だと私は思っています。



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では、お家で
どんな声かけをしたらいいの?

今日も入門編について
お伝えしていきますね。


日常の指示をする場面を
イメージしながら
考えてみましょう。


1)素直に聞くための準備!

指示を出す時、それは
お母さんからしたら
「ちゃんとやってほしい」と
少しイライラする場面が
多いですよね。

ですが、そんな時に、
ネガティブなオーラを出さない
これがポイントです。


笑顔で、優しい声で、
名前を呼んでみましょう。


子どもの脳は、言葉の中身を
理解するよりも

表情や声色を処理する
スピードの方が早いのです。


何を言うか、よりも
どう伝えるか?が大切です。


肯定的なコミュニケーションを
するためのウォーミングアップ
だと思ってくださいね。



2)ポジティブな情報を脳は好む!

脳にはネガティブな情報
すんなりと耳に届かず

結果的にスルーされてしまう
ことが多いです。


だから
怒ったような声かけはNG。


「早くお風呂に入りなさい!」
ではなく

「そろそろお風呂の時間だよ〜」

「お風呂上がったら
 美味しいジュース用意しておくよ」

など。

「まあ聞いてやってもいいよ」
とお子さんが耳を開く声かけに
変えてみましょう。



3)
シンプルにコンパクトに

シンプルじゃなくて
コンパクトじゃない
声かけの代表例はこちら。

「勉強しないとどうして困るかって
 この先の受験にも影響するし、
 内申点もないと進学こまるし、
 (うんぬんかんぬん)
 将来いい会社に就職だってできない、
 だから、やった方がいいって言ってるの!」


こんな会話、
昔私もやっていましたが

これは、
子どもが3秒で聞くことを
放棄する話し方、です。


「得意な計算問題
 1つだけやっちゃう?」


これくらいシンプルで
コンパクトな方が

聞く力が
育っていきます。


ーーーー

あまりモリモリお伝えしても
一度にできるわけではないので
今日はここまでにしましょう。


ポイントとして
覚えておいてほしいことを
最後にまとめます。


ポイント1)

今日お話しした声かけを
やってみたけれど
お子さんに拒否される

そんな場合は
親子の信頼関係の回復
先になりますので

安心や自信を育てる声かけ
のバックナンバーを
先に参考にしてみてください。


ポイント2)

もう○歳なのに、○年生なのに
そんな指示を出さなくても
できる子になってもらわないと
困ります、と思った方。


順番が違います。


自分で考えて
行動できるようになるには

声かけを聞いて動く
という繰り返しで

その行動を体験と記憶で
習得していくから

脳が育って
言われなくても動くことが
できるようになっていくんです。


発達に飛び級制度はありません。


昔できていたんだから
今だってできるでしょ?
と思うかもしれませんが

今できていない
ということは

今はその力が
不足している、ということ。

だから飛び級で戻すのではなく
また土台から育てていく

そう考えてみてください。


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学校という集団の環境の中では
たくさんの情報や刺激があって

お子さんが「上手に聞く」体験を
積むのが難しいことが多いです。

先生の声、友達の話し声、
椅子や机の音、
チャイムや音楽室からの音など、

たくさんの情報があるので

集中して聞くという
体験を積みにくいのです。


だから、聞く力を育てるなら
お家からスタート!


お母さんの指示を聞けるように
なったお子さんは

集団に戻ったときの聞く力が
ぐーんと伸びていきます。



今日はここまでです。

 



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子育ての自信と笑顔をとどけること
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◆◆◆プロフィール◆◆◆

東京都在住。
夫と2人の子、夫の両親との6人暮らし。

スポーツはするのも観戦するのも
大好きです!

学生時代に本気でやっていた
バドミントンは、社会人なり母になった
今でも続けています。

最近は娘と一緒にダンスを始めました^^

箱根駅伝は往路復路とも
ずっとテレビの前に座って
観戦しつづけることができます^^


高校バレーボールを題材にしたマンガ
「ハイキュー!!」

福井の高校生が全米制覇する
ドリームストーリーに胸が熱くなる
「チアダン」

何の取り柄もなかった高校生が
サッカーで頭角をあらわしていく
「DAYS」

などスポーツ系マンガも大好きです。

 
話がそれましたが、私は
高校2年のグレーゾーン男子
(ADHD、LD、ASD)と
定型発達の中2女子の
2児の母親でもあります。


今では自身の子育ての経験を活かし
プレ思春期・思春期に誰よりも
詳しいトレーナーとして
活動をしています。


息子は小さい頃から
学校との相性が悪く

勉強嫌い、
ルールを守らない、
友達と揉める、
トラブルを起こす。

習い事にかよわせても
身になることはゼロ。

「このまま
 大人になって
 本当に大丈夫?」

将来に不安を感じました。


実際、中学進学後、
1年の一番最初の面談で
「行く高校はありませんよ」
と宣言されるありさま。


病院に行っても、
相談センターに行っても、
解決しなかった困りごと。


でも、あきらめたくなかった!


だから自分で発達を学び
我が子の対応をマスターする
道を選びました。


中学で不登校も経験し
初期の通知表は1と2しか
なかった凸凹キッズですが、


勉強習慣をゲットして
学校の授業を聞くようになって、
高校受験にチャレンジするまでに
なりました。


今は、楽しく高校生活を
Enjoyしています。


部活も頑張っていて
ユニフォームは自分で毎日
洗濯をします。

私が忙しい時は
家事も手伝ってくれます。


家でも、学校でも、
できることがどんどん増え

今では
「この子はきっと
 大人になって頑張れる!」
そう確信しています。


未来への不安を
そのままにしないでください。


発達の困りごとは
時間がたてばよくなるものでは
ありません。


時間の経過とともに
こじらせ感が強くなっていくのが
思春期という時期です。


対応を先送りすることなく

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発達科学コミュニケーショントレーナー
清水畑 亜希子

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