発達科学コミュニケーション - バックナンバー
「廊下は右側を歩きましょう」が、深い。
配信時刻:2022-03-17 22:40:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
「廊下は右側を歩きましょう」
このフレーズ、学校で当たり前の
ように目にしてきましたよね。
もし、この、ワンフレーズが
子どもの主体的な思考に
ブレーキをかけているとしたら…??
今日は、このワンフレーズから学ぶ
子どもとの関わり方の変え方を
テーマにお伝えします!
「廊下は右側を歩きましょう」
を当たり前のことと思っていた
私の頭に、喝をいれてくれたのが
映画「みんなの学校」に登場した
大空小学校初代校長の
木村泰子先生でした。
凸凹があっても
不登校を経験していても
居場所を作ってあげたい、
そんな想いで
公立小学校でありながら、
学校で失敗しながらも
共にまなんでいく子どもたちの
成長を支えてきた小学校の映画、
それが「みんなの学校」です。
※予告編がYoutubeで見られますので
検索してみてください^^
その木村先生がある講演会で
こう投げかけたことがあるそうです。
『「廊下は右側を歩きましょう」
というポスター、あれは、
何のためのポスターですか?』と。
講演会の参加者は
「ぶつからないため」と答えました。
その投げかけを聞いた私も
全く同じ回答を
心の中でつぶやきました。
すると木村先生はこう続けました。
『じゃあ。
「廊下はぶつからないように
移動しましょう」
と書いたらいいのでは
ないでしょうか。
目的は右側を歩くことじゃなくて
ぶつからないこと。
どうやったらぶつからないか
自分で考えて
自分で決めて
自分で行動に移す。
失敗したらやり直す。
これが主体的な学びです。』
この言葉を聞いて
本当にそうだなー、と思いました。
もちろん、学校という集団の中で
みんなが「どうしたらいいか」を
考え出したら、収拾がつかなくなる
こともあるかもしれません。
だから「ルール」という形で
整えられてきたワケです。
ルールが悪いということではなく、
その通りにさえやっていればOK!
といった風潮が強くなって
考えるチャンスを
封印してしまうことが
実は問題なのです。
映画「みんなの学校」の中では
たくさん失敗もトラブルも
起きています。
ですがそれでも「どうするか」を
考えることを繰り返して
みんなで成長をしていきます^^
以前、娘の小学校の担任の先生が
こんなことを話してくださいました。
『僕、
プログラミングの授業が始まって、
正直意味ないんじゃないかって
思ってたんです。
だって
「最初にこのアイコンを押して」
「その次にこっちを押して…」
「ここにはこの文字を入力して」
って正解の手順を教えるような
そんな授業していても
子どもたちの考えるチカラが
育つと思わなかったんです。
だから正直乗り気じゃなかった。
だけど、やってみて、
子どもたちの姿を見て
”これなら大丈夫”って思えたんです。
プログラミングで迷路をつくって
その迷路をキャラクターが
移動していくプログラムを
組んだのですが
壁を突き抜けて進んでしまったり、
同じところをグルグル回ってたり、
うまくいかないことが続出(笑)。
そうしたら、子どもたちが
だんだん近くの子同士で
相談し始めて
「こうやったらどう?」
「さっきそれやったら失敗した」
「じゃあ、こうかな?」
って盛り上がってきて
最後は、みんな勝手に動き回って
できない子に教えてあげたり
教わったりしていたんですね。
最後はみんなで「できたー!」と
大喜びしていました。
これだったら
プログラミング教育を
やる意味があるな、
って思いました』
こんな風に話してくださったのです。
確かに、「正解」を教えるのが
日本の教育の特徴かもしれません。
発コミュに出会うまえの
自分を振り返ってみると
まったく子どもに考えさせる、
トライさせることを、
していなかったなと思います。
とにかく禁止と
とにかく「こうやりなさい」を
一方的に伝えるだけのやりとり。
これでは
子どもが変わらないワケだ
と改めて気づかされます。
だから、
自分で考えて
自分で決めて
自分で行動に移す
そして失敗したらやりなす
こんな子どもたちの
本当の学びが広がって欲しいと
思っています。
映画「みんなの学校」の
大空小学校のような学校が
増えたらいいな…とは思いますが
残念ながら、まだ、
日本の教育現場では
レアなケースでしょう。
大空小学校のような学校が増えるのを
ただ待ちづづけますか…?
そんなに数年で、日本の教育が
変わることはないかもしれません。
だから、ママだけでもいいから
お子さんが主体的な学びをできる
声かけをスタートしてほしいのです。
どうしても、凸凹キッズは
みんなと同じには
できないこともあるので
「ああしなさい!」
「こうしなさい!」と
”正解”を求める声かになったり
”こうあるべき”を
押し付けてしまいがちですが…
子どもの本当の考えるチカラ、
トライするチカラを
奪ってはいないか…
そんなことを振り返る
きっかけを木村先生のメッセージから
いただきました。
私たちの当たり前をぶち壊す
勇気が必要かもしれませんね^^
今日はここまでです。Copyright©2018- AkikoShimizubata. All Rights Reserved.
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