発達科学コミュニケーション - バックナンバー
大きくなっても突発的なできごとにはまだまだ弱い凸凹キッズ
配信時刻:2022-03-11 11:00:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
東日本大震災から11年。
被災された皆様へ
あらためてお見舞い
申し上げます。
被災地から遠く離れた
東京にいた私が語れる事は
多くはありませんが
それでも、当時の経験から
凸凹キッズを育てるママへ
少しでもこれからのヒントに
してもらえることがあれば…と想い
本日のメルマガをお届けいたします。
当時、凸凹のある息子は年長さん。
その日は保育園の卒園式の日でした。
震災を受け、その日の予定を
全てキャンセルするために
私は、謝恩会や懇親会の会場や、
ケータリング会社への連絡に
追われていました。
その間、私も震災の状況を
知りたかったので、テレビを
つけっぱなしにしていました。
そして、子どもたちも
それを見ていました。
当時、私が、知らずにやってしまった
NG対応で、反省していていること、
それが、この震災の映像を
見せ続けたことでした。
幼少期の息子はASDの特性が強くて
こだわりが強い、不安が強い、
そんな子だったのです。
そんな息子に「何が起きているのか」
誰もわからない、不安をあおる
テレビを見せ続けてしまったのです。
そこから、息子は、家の中で
防災頭巾を1週間外せなく
なりました。
必要以上に不安にさせてしまい
トラウマにさせてしまいました。
それは今でも残っていて
地震の揺れにはとても敏感です。少しでも揺れを察知すると
身長175cmを超える大男が
自分の部屋から猛ダッシュで
飛び出してきて
ダイニングテーブルの下に
スライディングで潜り込みます。
※その勢いの方が危ないので
歩いてください、と伝えています。
揺れから身を守る行動の
ファーストステップは定着しましたが
息子に不安を植えつけてしまった
ことは今でも反省しています。
今だったら、災害の情報は
自分の手元でチェックして、
子どもたちには必要以上に
不安にさせる情報は見せない!
この行動に徹します。
息子は、今、高校生になりました。
大きくなりましたが、やっぱり
突発的なできごとには弱いと
感じるできごとが、先日ありました。
息子がおやつのパンを温めて
いた時のこと。
電子レンジの操作を誤り、
視界がかすむほどの煙を
2階中に広げてしまいました。
火災報知器も作動し、
ホームセキュリティ会社から
電話がかかってきて
対応に追われる私。その間、当の息子は…というと
目をまんまるくして
立ち尽くしていました。
こういう「体験したことがない」
突発的なできごとが起きた時に
臨機応変に動くのは
まだまだ苦手なんだな…と
改めて気づきました。
普段、小さな地震が起きるたびに
テーブルの下に潜り込む息子に
「自分の身を守ることも
大切だけれど、
今、一番最初に
守ってあげたいのは
おじいちゃんだからね。」
と伝えていますが(介助が必要なので)
幼いころから身についた、
とっさの時の行動を変えるのは
まだまだ苦手なようです。
天災や突発的なできごとの前では
私たち大人ですら、冷静な判断や
行動ができないことも多いです。
凸凹キッズならなおさらです。
凸凹キッズは、体験したことがない
出来事に対して
見通しを立てたり予測をして
動くことが苦手です。
だから、そんな時は
やはり私たち大人の対応が
キーになってきます。
もし、家中を煙でモクモクにした
息子に対して、私が、もっと冷静に、的確に指示をだせていたら
息子の動きも
もっと違ったのだろうと思います。
だから。
まずは、私たち大人こそが
あらゆる場面を想定して
お子さんに合った声かけを
用意することを考えたいですね。
そして、もしもの時、
お子さんがママと一緒に
いないことも想定して
子どもとは、具体的に「どう動くか」
を話したり決めておきたいです。
考えるだけでは
動けない子も多いので
可能なら動きや道順なども
一緒に体験しておけるとよいです。
ですが、一方で、たらればで
起きていないトラブルについて
不安をあおりすぎないように
注意も必要です。
不安の強い凸凹キッズの
恐怖をあおってしまっては
意味がありません。
だから、普段からやっておきたいのは
普段のお子さんのコンディションが
安定するように、
ちょっと苦手だなと思うことも
受け入れるくらいのチカラが
育つように、
日々、おウチで発達を加速して
あげながら、
お子さんと大切な話ができる
親子関係をつくっておくこと、です。日本は、地震・台風・大雨など
さまざまな災害と隣り合わせの国
です。
喉元すぎれば…となってしまい
がちですが、
ぜひ、普段から、考えるきっかけを
作っておきましょう。Copyright©2018- AkikoShimizubata. All Rights Reserved.
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