発達科学コミュニケーション - バックナンバー
通常級で頑張る凸凹キッズの「中学進学準備」を知ろう!
配信時刻:2020-10-22 14:30:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。今日は中学進学後の凸凹キッズの「壁」についてのお話です。
私は凸凹のある息子が中学に進学する時に「環境が変わればまあ、本人もやる気になるでしょう…」と、たかをくくっていました。ところが蓋を開けてみると良い方に変わるどころか次から次へとトラブルが起きて1年の1学期が終わる頃には学校の先生に「このままだと行く高校はありませんよ」といわれるまでになりました。なぜ、凸凹キッズにとって中学校生活の難易度が上がるのでしょう。
①中学校は”評価”重視!テストの点数、
授業態度、
提出物などの評価が重視される環境に
突入します!しかも、勉強だけでなく生活面全般が
評価の対象になります。・時間を守る・ルールを守る・集団での活動に参加している・主体的に活動している(部活、委員会、係の仕事など)こんなこと全般が”成績”と直結していくのです。②グレーゾーンの子は
見過ごされやすい例えば不注意傾向のあるADHDタイプのお子さんの場合。授業全体の進行をジャマすることはほとんどありません。どちらかといえば「聞いていない」「わからない」「板書が追いつかない」などの困りごとが多いけれど席について授業に参加している
(ふうに見える)ので放置されやすいのです。またASDタイプのお子さんの場合。勉強はそこそこできる。だけど、実は集団の中で授業を受けることにストレスを感じていたりする子もいます。ですが、成績に問題がないので本人が感じている辛さはスルーされやすいのです。③個別の配慮がされにくい中学になると教科担当制になるので担任の先生に相談をしても全教科の先生に配慮をお願いするのが難しい環境になります。
私は息子の対応について
「各教科の先生に
こんな対応を
お願いできませんか」と相談しましたが
「無理です」
とズバッと断られた経験があります。先生方は教育のプロですが発達のプロではありません。グレーゾーンの子たちの接し方に詳しくない
ということもありますし、
忙しい毎日の授業のなかで
個別の配慮にまで
気も手も回らないという
現実もあると思います。「小学校のころは先生にサポートしてもらえたけど中学になったら環境が
ガラッと変わって戸惑っています」というお母さんのご相談メールもよくお寄せいただきます。そんな大きな環境の変化を迎える中学進学。乗り越えるための2つのポイントをお伝えします!
①環境が変わる前に子どもの「できる!」を
増やしておく
発達凸凹の子たちはどうしても環境の変化に
弱いです。生活のペースが変わる、先生が変わる、周囲の友達関係が変わる、
などの変化によってダメージを受ける子も多いです。
勉強嫌だな、あの子と関わりたくないな、学校にいきたくないな…
そんな風になる前に子どもの成功体験を
たくさん作っておくことをお勧めします。
成功体験は
「自分はやったらできる、
なんとかなる」
と自分を信じる力につながります。自己肯定感ともいいますがこの自己肯定感のある子は素直さが伸びます。この”素直さ”が思春期の凸凹キッズには大きな武器になります。素直さとは…先生に「こうやってみたら
いいんじゃない?」と言われて「そういうやり方もあるのか」
と受け止められること、友達に自分とは違う意見をいわれたけど「そういう考え方もあるよね」と思えること、本当はあまり得意じゃない行事でも仲間が誘ってくれたから「じゃあ、やってみようかな」とチャレンジできること、
こんな変化につながっていきます!
そのために
今日からでもできることがあります。例えば算数はそこそこ得意で好きだけど国語は大嫌い!な子には苦手な国語を「克服する」ではなく得意な算数を「伸ばす」ことから
着手します。苦手な部分は発達の特性とからむことも多いので直そうと思ってもなおらずに自信を失うことが多いのが凸凹キッズです。だから苦手を克服させるのではなく得意を伸ばすことで「勉強ってやったら楽しいかも」
「勉強、悪くないね」「宿題はがんばってみようかな」とポジティブに
取り組むようになります。「やったらできるかも!」と
自分を信じる力を持った子は
次第に苦手なことにも向き合い始めます。
その状態で
新しい環境を迎えられたら
お子さんも頑張れそうですよね!そして2つめはお母さんが一番の理解者になって学校との連携と環境を整えるプロになる!ということです!
まだまだお話したいところですが長くなりましたので②については次回のメルマガでお伝えしますね!
今日はここまでです。Copyright©2018- AkikoShimizubata. All Rights Reserved.
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