発達科学コミュニケーション - バックナンバー
「行動力」を増やすコツと視点〜凸凹キッズの夏休みに一番やっておきたいこと〜
配信時刻:2020-08-02 13:10:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
今週は
「夏休みの過ごし方で
2学期がかわる」
をテーマに
お届けしています。
前回のメルマガで
ただの「指示」は
効きにくい!
というお話をしました。
今日はその理由を
探っていきましょう。
夏休み前の学校生活で
凸凹キッズの脳は
エネルギー切れ状態。そこにきてあれしろこれしろという指示ばかりでは子どもたちの脳はお母さんの声かけを完全にシャットアウトしてしまいます。苦手の脳ばかりを刺激されたら子どもたちは
ますます動けなくなります!この夏、
お母さんにやっていただきたいのは
疲れ切ったお子さんの
エネルギーをうまく回復してあげて
お子さんの
「まあ、やってもいいけどね」
という気持ちを引き出してあげる
声かけです。
お子さんが
モノゴトにポジティブに向き合うヒントが詰まったKさん親子のエピソードがありますのでご紹介させていただきます!***Kさん親子
(現在お子さんは高校生です)
小学校低学年の頃は
授業中に集中できずノートを取らない、同級生とのトラブルが毎日のように続き、お母さんも特性を知らなかったので当時は厳しく叱っていたそうです。ですが発達の特性がわかってからお母さんの対応は一転。周りの子と同じように
頑張らせないといけない、きちんとさせないといけない、という考えが変わってお子さんを観察すること、お子さんに合わせて対応をすること、ができるようになったそうです。Kさん親子は小学校5−6年は学校に行かない選択をしました。不登校期間中、
どんな過ごし方をしたか伺うと・学習は少し・家のことや買い物にいくなど普通の生活をしっかり・フリースクールを利用して体を動かす・遊ぶ、こんな生活をしていたとのこと。「遊ぶ」というのは楽しみながら学ぶことです。学校に行っている間は勉強をやらせるのに必死でしたが休んでいる間は楽しいことを体感することを意識して過ごしたそうです。そんな生活をすることで自発的に勉強する姿が増え「この子はもう大丈夫だ」と
思えたそうです。学校でじっとしていなければいけない、求められた通りに動かなくてはいけない、こんな「苦手」ばかりを求められる環境を変えたことでKくんは
衝動的に怒ることがなくなり学校に通っていた時よりとてもイキイキと過ごすように変わっていきました。中学は調子の悪い時は休みながらも登校して学校で過ごす時間が増えていきました。そして、今では、高校生になり、通信制高校で学びながらアルバイトにも
チャレンジしているそうです。
***Kさん親子のお話から◯◯◯さんに知っていただきたいのは楽しいこと、興味を持って取り組めることの大切さです。凸凹キッズの「苦手」は脳の特性として表れていることが多い。そこばかりを修正しようとして努力させようとしても脳が「嫌だよー、苦手だよー」と言っている状態ですので全然、働こうとしないしそこから先に発達させるのは
すこし難しい。だからお子さんの苦手じゃないことから脳全体の活動量をUP
させたい!楽しいこと=脳が喜んで動くことをたくさん取り入れてあげれば脳がポジティブに活動するので行動が起こりやすくなります。「うちの子、ダラダラしていて困るわ」「ゲームばかりやっていて…」なんて様子をみるとつい「指示」ばかりを出してしまいたくなりますが、このただの「指示」は効きません。お母さんの要求量がどんどん増えていくだけですので子どもたちの脳は
「完全シャットアウト」状態です。
ですからこの夏休み、やって欲しいのは、お子さんの様子をよく見て今のコンディションを把握すること。
指示をしても通らない、ダラダラしている、暴言が増えている、こんな様子があれば要注意です。「これだったら、できそうだな」とお子さんが感じることを皮切りに1つずつ行動を
起こさせてあげてください。脳が、「嫌だなー」と感じないポジティブな声かけがゆくゆく苦手と向き合う
「行動力」にまで繋がっていきます。脳に刺激をとどけてできることを増やすには順番が大事です。もちろん、夏休みに勉強しないやることをやらない
そんなお子さんを心配する気持ちもわかります。ですがそれによってお子さんの「こじらせ感」を強くしてしまっては
意味がありません。こじらせキッズは今までできていたこともやらなくなったり、親が何を言っても耳を貸さなくなり、不安から自分の殻に閉じこもって、ますます「発達」の道に逆行していきます。「今」この瞬間の成績も
もちろん大事ですがもっと大事なのは
この先、いろんな場面で一歩踏み出したりチャレンジしたりできる状態になっていることです。人は何度でもどこからでも学び直せる。この発達科学コミュニケーションの活動を通じてたくさんの方のお話を聞いていてそう、確信しています。子どもたちに持たせたいのはそれまで知らなかったことを知りたいと思う気持ち、チャレンジしてみたいと思う気持ち、自分の力を認めて一歩ずつ進んでいけるチカラ、です。子どもの興味の幅を広げたいと思っているお母さんへこの発コミュをお伝えしていきたいと思っています!8月の個別相談、明日より募集を開始しますね。Copyright©2018- AkikoShimizubata. All Rights Reserved.
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