発達科学コミュニケーション - バックナンバー
思春期凸凹くんの「合唱クチパク卒業」から分析する「脳の成長」の話
配信時刻:2019-10-28 12:10:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
こんにちは。
秋は文化祭シーズンでもありますよね。
先週末、
私も息子の中学の文化祭に行ってきました。
この文化祭では
毎年クラス対抗合唱コンクールが
あるのですが…
私は、息子の合唱というと
苦い思い出しかありません。
なぜなら
息子がいつもクチパクだから!!(笑)
バレないように巧みに
クチパクをしてくれればいいのですが、
完全にバレてる!
クラスメイトのお母さんからも
「今年もナイスクチパク!」と
称賛(?)されるありさまでした。
ところが…
今年は違いました!
息子殿、なんと歌っておりました。
小学校の頃からの友達のママも
「ちょっと!
今年はちゃんと歌ってたじゃん!」
と声をかけてくれるくらいの
サプライズ級の出来事。
はて???
今年は、
どうして歌うようになったのか?
これを発コミュトレーナー的に
脳の働きの観点から
考えてみることにしました。
歌を覚えて「合唱する」という
一見簡単そうに思える
行動でも
記憶系の「覚える」という脳を使い、
聴覚系の「聴く」という脳を使い、
曲に合わせて歌う=口を動かすという
運動系の脳を使う、
それぞれの役割をもった脳が
連携してこそ成立するのです。
もともと「聴く」脳を使うのがあまり得意ではなかった息子。
得意ではないので
「指示をしても動かない」
「大事なことを何度も伝えたのに
うっかりわすれちゃう」
「授業中、
先生のメッセージを聞き逃す」なんてことが日常茶飯事でした。
そこで私がとった行動は…
「脳に届きやすい言い方」
に切り替えて
「聴く」脳を育てる会話に
シフトをした、
これだけです。
脳に届きやすい言葉は
「聴く」脳を活発に働かせます。
活発に働くということは
成長につながりやすい、
ということです。
成長した「聴く」脳は
今度は他の役割を持つ脳、
ここで言えば「運動する」脳と
連携を始めます。
こんな考え方をベースに
「聴く」→「行動する(運動する)」
というパイプを作るための声かけを
家でひたすらやった
ただそれだけでした。
それだけでしたが
実際、中3になった息子は
授業中にノートを取るようになり、
先生に言われた提出物の期限も
守るようになり、
テストでも
一生懸命回答を書く
(=アウトプットする)
ようになり、
家の外でも
あれこれできることが増えました。
1つの役割の脳が成長すると
他の役割を持つ脳と
繋がりができはじめます。
その「繋がり」こそが
合唱で言えば
「音を聞いて」→「歌う」
(聴覚系の脳)→(運動系の脳)
という連携をスムーズにしたり
授業で言えば
「話を聞いて」→「ノート書く」
(聴覚系の脳)→(運動系の脳)
という連携をスムーズにするなど
子どもたちの変化・成長となって
あらわれてくるのです。
発達凸凹の子たちは
脳の「得意」「苦手」が
大きいことがあります。
そんな時は
ぜひ「得意」から伸ばすことを
意識してください。
脳の得意な部分は
多くの情報を得て経験を積んで
どんどん発達していきます。
そうやって成長すると
他の役割の脳とつながって
連携を始めます。
そうすると
連携された別の役割の脳も
活動量が増えて発達しはじめます。
子どもたちの発達って
脳のメカニズムからみていくと
こんな風に動いているんだな…
ということを
少しでも知っていただければ嬉しいです!
それではまた!
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