発達科学コミュニケーション - バックナンバー
不注意凸凹さんが中学校生活で苦労する理由と”対策”を知ろう!
配信時刻:2019-06-09 09:10:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。こんにちは!
今日は、「不注意」「注意散漫」な
特性のあるお子さんの
学校生活の困りごと&対策についてお伝えしますよ!一般的に
「落ち着きがない」と指摘される子には
いくつかの特性が
みられます。
一つは「衝動性」。
考える前に行動しちゃう、
自分の気になることがあったら
本能のままに行動しちゃう、
思い立ったらすぐ行動!という様子がみられます。こんなお子さんが
中学校生活でどうなるかというと・・・
休み時間になって
友達と遊びたい!という衝動が強いと
授業が終わったら
プリントも教科書もぐちゃっと片付けて
友達のところに行ってしまうので大事なものがどこに行ったかわからない、
授業の最後に先生から「●●を次回までに!」と言われているのに
そんな大事な指示も
どこかへ吹っ飛んでしまう。
さらにいうと
楽しい休み時間を
満喫しすぎちゃうから次の授業の準備が遅れたり、移動教室に遅れて行ったり、
なーんてことが起こりがち。
これ、学校の先生からすると
「マイペース」「時間が守れない」などのマイナス評価に
なりやすい原因のひとつになります。
そしてもう一つが「気の散りやすさ」
あちこちに注意が飛んでしまうため
結局一つの行動が完了しなかったり、話を聞いていなかったりすることがあります。「忘れっぽい」とよく言われるタイプは
この傾向が強いタイプです。さらにいうとたくさんの情報の中から大切な情報をピックアップするのが苦手、ということも起こってきます。授業を聞いていても
途中で集中力が途切れてしまったり問題を解いていても
何やればいいんだっけ?となるので
結局課題も終わらず、
提出もせず、
授業終了(チーン)。もっと言うと
「次回の授業で●●を提出」
といわれても
その大事な情報を聞いていなかったり、聞いていたとしても
6教科全部別の先生からバラバラと提出物や宿題を言われるのでそれを把握しきれずに
あっちの科目でもこっちの科目でも提出物が悪いといって叱られる、
と言う状態になりやすい。不注意・注意散漫タイプのお子さんは
小学校に比べて中学校生活で自信を失う場面が
グーンと増えていきます。じゃあ、これが本当に本人の「やる気のなさ」のあらわれなのかと言うと・・・そうではなくてこれは脳の特性。
叱ったり注意したりすれば
なおるものではありません。
自信を失わせないために必要以上に指摘しない、
叱責しない、自信を失わせない、ここから着手することを
おすすめします。必要なら、学校の先生に我が子の特性を
説明しに行きましょう。
説明するには
お母さんが
お子さんの特性を理解して、
正しい対応を知っていることが
大前提です!◯◯◯さんはお子さんの特性に対する対応方法を説明できるお母さんですか?例えば「授業中、
ぼーっとしている様子があれば
個別に”わかるか”と
声をかけて欲しい」
とか「提出物は、6教科バラバラに出ると
把握しきれなくなるので1日分の情報をまとめて本人に伝えて欲しい」とか「プリントはバラバラ配られると整理ができなくなるのでまとめファイルの中に
入れさせてください」
とか。「こんな風に配慮してほしいんです!」という要望と特性をセットできちんと話せるかどうか、これ、とっても大事です。
ただ一方的に要求ばかりを言うと
うっかり「モンスターペアレンツ」
なんて言われがちなご時世ですが、発達の特性をしっかり説明した上で「こうして欲しい」と伝えると先生方の受け取り方も全く違います。学校の先生は1クラス30人、40人を相手にするのでこういった目立ちにくい「苦手」は気づいてもらえないことが多いです。ましてや発達障害についての
知識を持っている先生なんてまだまだ少ないです。先生にきちんと伝えるためにお母さんにまずやって欲しいのが
今、起きている困りごとに感情的に対応しない!困りごとを小さくする
やり方をしっかり理解する!
この2つです。
お母さんが理解していないこと、
対応できていないことを、
「学校だけに」求めるのは
正直いって難しいです。まずはお母さんが我が子の「取扱説明書」を作れるようになってみましょう!学校の先生が理解を示して協力してくれると
お子さんも学校生活で自信を失う場面が少なくて済みますよね!
・・・とここまでお話しましたが、残念ながら、学校や担任の先生によってどこまで対応してくれるかは
バラバラなのが今の日本の教育現場の実情。私の息子は通常級に在籍している「不注意」「注意散漫」タイプです。中学に入ってから困りごとが一気に噴出しました。そこで担任に相談しましたが「●●君だけ特別に
声をかけることはできません」「教科ごとに担当が違うので
他の先生にこう言った声かけを依頼するのは難しいですね」何かにつけてやらない言い訳オンパレードの
先生でした。なので「わかりました。じゃあ、通常級で対応ができないなら通級を検討します」と言うと「通級は、申請ための条件がありますので●●くんが通るかどうかはわかりません」と言われたり。ちょっとだけ毒を吐かせてもらうと「お前はどうしたいねん!」という状態です。
(ゴホン、失礼しました)特性がはっきり出ていないパステルの子だからこそただのやる気のない子と思われたり、ちょっとした声かけなどの配慮の必要性が先生に伝わらない、パステルの子だからこそ理解されない苦しさというものもあるのが現実です。スクールカウンセラーもいますが息子の中学ではスクールカウンセラーの提案が学校側に通ることも少なく、私との面談で提案された内容が学校側で採用されたことはありませんでした。学校とスクールカウンセラーの連携がどうされているかも学校を選ぶときに知っておくといいかもしれませんね。で。結局、学校からの支援がほとんど得られない状態の中でうちの息子はどうなったかと言うと、今年中学3年になり●わからない授業も聞くようになった。(ノートもとるようになった)●好きな教科を見つけた。
(単元テストで
満点をとるようになりました)●授業のプリントを
ファイルに閉じるようになった。●学校からの手紙を
持ち帰るようになった。しかも提出締め切りのあるものは「○日までに書いてね」と
言うようになった。●学校行事の練習や準備も
サボらなくなった。我ながら驚きの大成長!
学校での困りごとの対処なのですが
私がやったのは家庭でのコミュニケーションを
見直す、ただこれだけです。親子のコミュニケーションはやり方さえ間違わなければ子どもの発達支援の強い武器になります。学校の協力が得られない中で私が何をどうやって息子の成長を加速させたのか。それは次回のメルマガで
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