発達科学コミュニケーション - バックナンバー
グレーゾーンの子の困りごとをガミガミ言わずにスルーする<実践編>
配信時刻:2018-12-19 12:00:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。おはようございます!前回のメルマガで否定的な注目を減らすことからやってみましょう。というお話をしました。でも、それってなかなか難しいですよね。しかも思春期だと子どもの不機嫌に巻き込まれて結局、いつも通りの言い合いになってしまう…多くのお母さんがこんな苦戦をしていることと思います。そこで!どれくらいスルーすればいいですか?!と疑問にお感じの方も多いと思いますので今日は、実例をご紹介しちゃいます。その実例とは…我が家の実例です!どんなレベル感でスルーしているの?…ということを知ってもらいたいのでちょこっとご紹介します。きっとみなさんが驚くくらいです。「そこまでします?」と思われるかもしれません。例えば…勉強をやらずにスマホばっかりやっているとき。10分や15分単位で「勉強をしなさい!」「スマホやめなさい!」とは言いません。だまーって放置します。2時間くらいは放置です。以前は、5分おきくらいに口を出していましたが息子は当然ゲームを止めませんでした。5分に1回ガミガミ言うとしたら1時間で12回2時間で24回ガミガミ言うことになります。言う方も疲れる、言われる方もうっとうしい。親子で疲れ切ってしまうパターンです。24回のガミガミが1回になれば、否定的な声かけの量はグーンと減ると思いませんか?
決して「スマホは1日2時間にしましょう」と推奨しているわけではありませんよ。どれくらいの時間で声をかけるかはお子さんがどハマりしているモノやお子さんの特性によって調整するのが良いと思います。で、ガミガミの回数を減らしてどんな変化があったかと言うと…・2時間はガミガミ言わない!と決めたのでその時間は家事や仕事に集中できる(笑)。・終わりの時間だよ、というと「うるせーなー!」と言っていたのが「わかってる!」に変わった。・「もっとやらせろ!」的な暴言が減った。・結果的に切り替えを促しやすくなった。
こんな変化を手にすることができたのです。もう一つ事例を紹介しましょう。学校の提出物の件。息子はADHDの傾向が強いので不注意、整理整頓苦手、提出物はなかなか出しません。定期テスト前の
宿題を全部やらせて持たせて「これで今回はOK!」
と思っても蓋を開けてみれば「提出されてませんよ」と先生にさらりと言われる始末。「なんで出さないの?!」と思いますが、そこはぐっとこらえて「次はだそうね」にとどめます。次こそは、次こそは、と繰り返して待つこと半年。やっと1教科提出して先生のハンコと”A”と書かれた赤い文字付きで問題集を持って帰って来ました。それを見て母と家庭教師の先生は小躍りしたのは言うまでもありません。オーバーなくらい喜んで、褒めてあげました。「いやー、半年待つなんてだいぶ気が長いですね」と言われそうですが我が家は、思春期になるまでずーっとガミガミ言い続けて親子関係をこじらせて来たのでやはりそれ相応の時間が必要でした。
みなさんのご家庭でそんなに時間をかける必要はないかもしれませんし、そこまでお子さんへの要求のハードルを下げる必要もないかもしれません。でも場合によってはそれくらいのレベル感で否定的な注目をスルーすることも必要ですよ!ということを
知っていただければと思います。
「そんなこと、清水畑さんだからできたんじゃないですか?」とお思いかもしれませんが、
私は、元々、A型生真面目タイプで何でもコツコツやってあたりまえ!というタイプだったので全てにおいて
自由でルーズな息子が理解できなかったしママ友がびっくりするくらい
ガミガミ怒っていました(笑)。ガミガミ言うお母さんの気持ちもすごーくよくわかるんです。発達グレーゾーンの子はできないこと、苦手なことが多いから「私が言わなくなったら
何もやらなくなっちゃうんじゃないか」
そんな不安に襲われます。
私もそう思っていました。
だけど、結論としてはガミガミ言っても
何も変わりませんでした。変わらないどころか親子関係が悪化するばかり。
もちろんお子さんが指示でうまく動くようになる、もっと言うと指示がなくても動くようになる、それが理想の姿ではあります。でもそうなるにはちょっとした「順番」と「コツ」が必要です。発達の子にはその特性によってガミガミが効かない理由があります。
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