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自然治癒力UPの生活習慣

配信時刻：2014-12-20 12:00:00

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■適度な運動を行う（身体の障害で、運動ができない場合は別です）

週に2回は30分以上の有酸素運動を行ってください。

運動後にしっとり汗をかく程度以上の運動です。

■食事は腹七分目

胃腸に負担をあまりかけないようにすることが重要です。

過食は胃腸に負担を強いて弱らせるだけでなく、未消化の原因になります。

未消化の食材が胃腸から吸収されると、体はその食材をうまく処理することができません。

そのため栄養が摂取できないばかりか、他の臓器の負担が増えます。

これを避けるためにも食事は腹七分目がおススメです。　

現代の日本人が栄養過多で、老化を早め、病気を誘発しているのは、西洋医学でも常識になっています。

私自身は、腹六分でも良いと思っています。

そして、胃腸への負担を少しでも小さくするために咀嚼は十分にして食事をしましょう。

■体を冷やす食品は避ける

＜冷えは万病の元です＞

冷えというと、服を着込んだり、カイロを貼ったりと体の外を温めることばかり考えがちです。

それも大切なことです、しかしそれだけでは、本来温めたいところの熱量をあげることはできません。

大切なことは、体の内を温めることです。自らの力で発熱することです。

腸内温度は３７度で正常に内臓が機能します。

しかし、実際治療でお腹に触れたとき、冷えを感じる患者さんが非常に多いです。

＜体を冷やす食品＞

牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、アルコール、果物、生野菜、生魚、砂糖（お菓子）

牛乳は温めてもいりません。

牛乳に含まれるガゼイン（タンパク質）は、胃に入ると固まってしまい、消化がとても悪いです。

また乳糖分解酵素ラクターゼは、新生児の時は充分持っていますが、成長とともに減っていきます。

成長したら乳は飲むものではない、それが自然の摂理です。

さらに、日本人の約85％は、ラクターゼの保有量が少ない人種です。

ヨーグルトは体を冷やします。さらに日本人の場合、動物性ではなく植物性発酵食品を摂取するほうが合っています（味噌、納豆、、、）

アルコールは、飲んだ時は血管が広がりますが、その後急激に血管を細く硬くします。

動脈硬化の原因になります。飲み過ぎは肝臓に負担をかけます。

肝臓はあらゆる毒素を解毒するのに重要な臓器です。

果物は、カリウムが多く、カリウムは体を冷やします。毎日はいりません。その季節の味覚を楽しむ程度に。

酵素をたくさん含んでいるのは、生の食材です。

しかし、生野菜、生魚を消化しきれるほどの熱量が腸になければ、未消化の原因になり、体を冷やすばかりか、内臓の負担になります。

焼く煮る蒸すなど、火を通して召し上がることをお勧めします。

※これらの食品が、ぜったい駄目ということではありません。

気にしすぎて、ストレスになってしまっては本末転倒です。（ストレスも体を冷やします）

しかし、ストレス解消（アルコール、アイス、果物など）にこれらの食品を食べるのはお勧めできません。

嗜好品程度が良いと思います。

“体を冷やすものでも、食べることができるカラダを作る”ことが大切。このように考えてくださいね。

■野菜や海草を多くとる

できれば、生野菜よりもなるべく温野菜にしてください。

■早寝早起きを心がける

不規則な生活は自律神経系のバランスを乱します。
 
夜 お風呂に入ることで、リラックスし、筋肉の緊張が解かれ、関節のストレスが解放され、心がゆったりします。
（交感神経の緊張状態からの解放→副交感神経へのスムーズな切り替え）

睡眠時には、自律神経が交感神経から副交感神経優位に切り替わり、さらに成長ホルモンが分泌されます。血管が広がり、血液が全身を潤し、内臓が働き、傷が癒え、細胞を再生させます。

■ストレスや疲労をためない

これによって自立神経系を安定させホルモン系や免疫系のバランスがよくなります。
 
ストレスは、体を冷やし、自律神経の不調、免疫力の低下、自己回復力の低下に繋がります。

 

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