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ハムストリング１

配信時刻：2014-06-21 12:00:00

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エクササイズ、ワークアウトをする際に意識すると良い３つのポイント。

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その３「ハムストリング」について

大腿二頭筋、半腱・半膜様筋を合わせてハムストリングといいます。ももの後側の筋肉群です。

ハムストリングの働きは、１つは膝を曲げること。もう１つは、股関節を伸展することです。

股関節が伸展するとは、膝を伸ばした状態で、脚を後ろに蹴り上げる動作。

歩くときに、脚で地面を蹴って、体を前方に推し進める動作です。


そして、このハムストリングの柔軟性がなくなって硬くなると、ハムストリングに引っ張られるように骨盤が後傾します。
骨盤は後ろに傾くだけでなく、広がります。広がった骨盤に内臓が下垂してきます。膝が曲り、背中が丸くなって、首が前にスライドしてきます。

歩くときや走った時に、ドタドタと音を立てたます。お年寄りが腕を体の後ろで振って歩く姿を想像してください。10代、20代でもこのような姿勢の人はたいへん多いです（ご本人は気づいていません）。

ハムストリングが弱る（縮むチカラが弱る）と、骨盤が前傾します。おしりを後ろに突き出したような姿勢になります。腰の前方への彎曲が強くなり、背中の筋肉の緊張が強くなります。

走った時に、体が前方にスムーズに送り出せないので、ぴょこぴょこ飛び跳ねるような、ちっとも前に進まない走り方になります。

これと相反するような動きをするのが、最近流行りの「大腰筋」「腸骨筋」などのお腹の中にあるインナーマッスルです。

つまり、いくらお腹のインナーマッスルを鍛えても、骨盤を後から支える筋肉がしっかりしていないと、不格好な姿勢になってしまいます。

つづく

 

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