メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

親が子どもを信じないで、誰が信じるんだい? No.1278

配信時刻:2018-09-16 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

014.jpg

 

おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

最近、妻と子育ての話をすることがたくさんあります。

と言っても、我が子の話ではありません。

 

 

我が家には、たくさんのお母さんがやってきます。

いろんなご家庭があります。

 

 

子育てがどうしてうまくいかないのか?

いえいえ。

そもそも、子育てにうまいもへったくれもないんですけどね。

 

 

どうして、子育てが苦しいのか。

そんなことをずっと考えております。

 

 

最近行き着いた答えは、「お母さん自身の愛された経験」です。

愛された経験なしに、愛することは難しい。

すると、愛を「ちょうだい、ちょうだい」という大人になってしまいます。

つまり、「奪うエネルギー」を発する大人になります。

 

 

いかにして、自分を満たすか。

自分で自分をちゃんと満たすか。

そういうことが大切だと思います。

 

 

昨日も、佐々木正美先生の本を読んだり、小林正観先生の本を読んだりしながら、いろいろ考えました。

その間に、数人のお母さんの相談にも乗り。

 

 

もっと「子育て」のこと、やっていきたい熱が沸騰中でございます。

 

 

 


お母さんと、これからお母さんになる女性のためのオンライン・コミュニティー

にじのわ

rainbow-157845_1280.png

☆「にじのわ」の詳細はこちら☆

 


 

子どもとつながるしつもんカレンダー

 

26056004_609602522706555_6354416499398892112_n.jpg

 

☆カレンダーの詳細はこちら☆

 


親が子どもを信じないで、誰が信じるんだい? No.1278

 

幻の遊園地計画

娘が友達6人と遊園地に遊びに行く計画を立てた。

妻は子どもだけで遊びに行くことに反対していた。

でも、それを表明する勇気はなかった。

 

 

他の親たちも同じだ。

LINE上では、「子どもだけでどうなの?」みたいな会話が繰り広げられる。

でも、子どもにハッキリと自分たちの気持ちを伝えることができずにいる。

 

 

だから、意図を放つ。

 

 

「子どもだけで大丈夫なの?」

「どんな計画なの?」

「他の親は何て言ってるの?」

 

 

そんな言葉をかけて、子どもが折れるの待つ。

そうして、1人抜け、2人抜け。

どんどん参加者が減っていく。

 

 

一生懸命調べて準備した娘はどんな気持ちだろう?と考える。

僕は娘のリクエストに応えた。

 

 

 

「どうしたら行けるかな?」というので、「必要なお金から往復の経路、時刻表、全部を調べてまとめたらどう?」と提案した。

彼女は一生懸命調べた。

僕は参加する人数分印刷し、一つ一つまとめた。

 

 

大人たちは、自分の中にある「真実」をちゃんと伝えない。

「私は子どもだけで遊園地に行ってほしくない」

「学校のルールを守らないといけない私は思っている」

 

自分の中にある「大切にしたいこと」をちゃんと子どもと共有すればいい。

 

 

僕は「その人がその人らしく生きること」が大切だと思っている。

人生は遊び場。

やりたいことをやればいい。

 

 

 

だから、子どもの「やりたいこと」にだって、精一杯寄り添いたい。

 

 

そりゃ、僕だって心配だよ。

子どもの身を案じない親などいるもんか。

でも、僕が安心を手に入れるために、子どもの興味関心を削ぐのはいかがなものか。

 

 

子どもの人生で、親が安心感を得てどうするよ?

僕はそう思う。

 

 

僕は我が子を信頼している。

いつもいつも、「きっと、あなたは大丈夫」と信じている。

 

 

もちろん子どもだから、「経験値の乏しさ」がある。

その「経験値の乏しさ」を埋めるのが親の役割。

だから、一緒に調べてやり、必要なものは買いに出かける。

 

 

 

結局、遊園地計画は中止となった。

「ほら、あの子も行けないんだって」

「ほら、この人数じゃ危ないわよ」

なんてやりとりが繰り返されたのだろう。

 

 

「信じる」ということの正体 

こういう子どもとの関わりが、子どもからパワーを奪うのだ。

人間は受容されると器が広がる。

その中にエネルギーを貯めて、世界に働きかける。

 

 

では、なぜ子どもを信頼できないのだろうか。

答えは出ている。

 

 

親たちもまた、信頼されて育てられてこなかったのだ。

こういう負の連鎖がそこらじゅうの親子関係で起こっている。

 

 

「私は信じられている」

 

 

この実感がこの世界を生き抜くうえで大切だ。

僕らはみんな、社会的存在である。

人との関わりの中で生きている。

 

 

その最初の関わりが母親(もしくはそれの代わりになる人)との関わりだ。

 

 

赤ちゃんは、ハイハイを始めると、親から離れて遊び出す。

その赤ちゃんの行動を、愛おしく思いながら、じっと見守る母親の存在が、赤ちゃんに大きな安心感を与える。

 

 

反対に、振り返ったとき母親(もしくはそれの代わりになる人)がいなかったとき、赤ちゃんは非常に強い不安を感じる。

心理学者のマーガレット・マーラーは、この子どもの感情を「見捨てられ不安」「見捨てられ抑うつ」と呼んだのである。

 

 

好き勝手なことをしていながら、「振り返れば必ず自分を見守っている人がいる」という育て方をされた子ども。

「振り返ったときに、見守ってくれている人がいないことが多い」環境で育った子ども。

その二人を比較した場合、その後の発達に大きな違いが見られるそうだ。

 

 

経済成長を続けた時代。

日本はどんどん核家族化されていった。

女性が社会進出し、晩婚化が進み、親たちもまた子どものころ、そのまた親たちにじっくり見守られて育つ時間がもてなかったのかもしれない。

 

 

 

だから、親たちを責めるつもりはない。

今からでも遅くないのだ。

子どもを心から信じてみる。

そのために、自分自身をまず信じる。

そういうことからスタートするといい。

 

 

娘はこの「みんなが遊園地に行かないことを選択した」という事実をどう受け止めるだろうか。

そして、そのことから何を学ぶだろうか?

 

 

彼女はきっと、そのことを悲観的には受け止めないだろう。

なぜなら、すでにそれを受け止めるだけの器ができているからだ。

 

 

「みんな裏切ったのね。ひどいわ。私、嫌われてるのかしら」とはならない。

どこまで器を広げてあげるか。

それは、親ができることだと思う。

 

 

「学校に行かない選択」を間違えてはいけない

 

子どもが「学校に行きたくない」と言う。

「いいのよ、行きたくないなら行かなくて」と答える。

それを全受容だと勘違いしている。

 

 

子どもが学校に行かないことにモヤモヤする。

本当の気持ちにフタをしてしまうからだ。

 

 

そんなお母さんが僕の文章を見て、「ほら、元学校の先生も行かなくていいって言ってるよ」なんて言ってみたりして。

それは、「ホントの自分」ではない。

 

 

あなたの中には「子どもに行ってほしい自分」がいて「学校に行くのはOKで、学校に行かないのはダメ」と思っている自分がいる。

そんな自分の中の「ホントの自分」を無視するからモヤモヤするのだ。

 

 

あなたがもし、心の底から学校に行かなくても大丈夫だ!と思えているのならいい。

あなたはモヤモヤなどしないはずだ。

 

 

でも、あなたが本当は「学校に行った方がいい」と思うなら、その「ホントの自分」を受け入れる必要がある。

そして、リクエストする。

「お母さんは学校に行ってほしいと思っている」と伝える。

 

 

そのうえで、「私はあなたのどんな選択も応援する」と伝える。

ここに意図は放たない。

「学校に行く」を選ぶように仕向けたりしない。

 

 

フラットに。

自分の在り方を整える。

 

 

 

僕は子どもを信頼している。

だから、どちらの選択をしても、きっとこの子は大丈夫だ!と信じている。

結局、「受容する」ということは、「なんでもOK」ではなく、存在そのものを認めることから始まるわけだ。

 

 

受容とはつまり、「ありのままの自分」を子どもに表現できることだと思う。

そして、それを知ったうえで、子どももまた「ありのままの自分」を表現できることだと思う。

「関係性を整える」とはそういうことだ。

 

 

この世界は鏡だから。

信じれば信じられる。

愛すれば愛される。

 

 

 


◯◯◯さん、今日のメールマガジンはいかがでしたか?

感想などは返信メールでよろしくお願いします。

 

btn_line.png

↑クリックしてね!

 

LINEでも繋がっていただけるとうれしいです。


子どものタイプ診断はこちら

グレー、夏・子ども、楽しい思い出、Facebook投稿-2.jpg

↑画像をクリックしてね

 

 


Amazonにて好評発売中!

くればやしひろあき著
『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論
 (青山ライフ出版)

書籍販売はこちら

IMG_8859.JPG

 

 

くればやしひろあき著
『どうしたら運のいい人になれますか?』
 (ミナクル組織研究所 出版部)

電子書籍はこちら

電子書籍『どうしたら「運のいい人」になれますか?』出稿表紙.jpeg


毎月27日は学校の先生向けオンライン勉強会

1139599.png

学校や幼稚園の先生、保育士さんがご自由にご参加いただけます。

 

https://www.facebook.com/groups/rashikusaku.educationstudygroup

 


Youtube動画2643892.png↑クリックしてね

 

 

Twitter

Twitter.jpg

↑クリックしてね

 

 

TikTok

スクリーンショット 2022-06-29 13.28.50.png↑クリックしてね

 

 

Voicy

スクリーンショット 2022-06-29 13.21.46.png
↑クリックしてね


 

【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

033.jpg

 

 

1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

バックナンバー一覧

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> {143}