発達科学コミュニケーション - バックナンバー
中学生なのに一斉指示が通らない!?学校が合わない子の聞く力の育て方
配信時刻:2026-10-17 11:30:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。
こんにちは!
ジャンプ通信のお時間です。
今日は
一斉指示が通りにくい
学校が合わない子の
「聞く力」の育て方
をテーマにお届けします。
中学校に進学すると
それまで以上に
自主性を求められる環境になります。
先生も小学校のころのように
何度も優しく言ってはくれません。
中学生になると
先生の話をちゃんと聞けるか、
指示に従って動けるかが、
学習面も、生活面も含めて、
学校生活をスムーズにするための
カギになってきます。
学校が合わない子に
一斉指示が通らないワケを
考えてみましょう。
お子さんが、指示を聞いて行動に
移せるかどうかを知りたければ
まず、おウチでのお子さんの様子を
チェックしてみてください。
お子さんは、お母さんの指示を
聞いて行動に移すことが
できていますか?
お母さんとのやりとりで
指示が通りにくく、
行動が遅いと感じるなら
学校でも先生の話を
聞き逃してしまっている
可能性があります。
学校が合わない子の中には
過集中や不注意の特性や
ワーキングメモリの弱さの特性で
聞いていないこと、がよくあります。
もしくは
ざわざわした環境の中で
必要な情報を取捨選択するのが
難しくなる子もいます。
これは、聴覚に機能的な
問題があるというわけではない
(聴覚の検査ではクリアする)けれど
言われたことに注意を向けて
聞くための力が弱い
とか
入ってきた情報を整理して
処理するのが苦手
という発達の特性が
影響していることがあります。
さらに知っておいて欲しいのは
ネガティブな情報は
すんなりと耳に届かず
結果的にスルーされてしまう
ことが多いです。
ネガティブや情報とは
・子どもにとって苦手なこと
ばかりやらせる声かけ
・怒ったような声かけ、表情
・ダラダラと長い声かけで
理解にストレスがかかるもおの
などが挙げられます。
「早く勉強しなさい!」
と怒って言うと聞いてくれないのに
「おやつ食べる?」みたいな
たのしい会話だと
すぐに反応するのも
そんな理由からなのです。
では、子どもにとっては
ちょっと嫌だなーと感じることでも
スムーズに理解したり
行動に移せるようにするには
どうしたらいいのでしょうか?
日常の指示をする場面を
イメージしながら考えてみましょう。
1)素直に聞くための準備!
指示を出す時、それは
お母さんからしたら
「ちゃんとやってほしい」と
少しイライラする場面が
多いですよね。
ですが、そんな時に、
ネガティブなオーラを出さない
これがポイントです。
笑顔で、優しい声で、
名前を呼んでみましょう。
子どもの脳は、言葉の中身を
理解するよりも
表情や声色を処理する
スピードの方が早いのです。
何を言うか、よりも
どう伝えるか?が大切です。
肯定的なコミュニケーションを
するためのウォーミングアップ
だと思ってくださいね。
2)ポジティブに、明るく、
シンプルに指示を伝える!
「早くお風呂に入りなさい!」
ではなく
「お風呂何時から入る?」
「そろそろお風呂の時間だよ〜」
「お風呂に入るのと、歯磨きと
どっち先にする?」
「お風呂上がったら
美味しいジュース用意しておくよ」
など。
一方的に「命令」「指示」を
してしまうよりも
選択肢を与えたり
ご褒美を上手に使った声かけが
おすすめです。
選択肢を与えて
子どもが自分で決めるのは
自分の意思を尊重してもらえた
と感じやすいので
一方的に言われるよりも
行動に移しやすくなるんです!
ご褒美も、最初のアクションを
起こさせてあげるのに
効果的な作戦です。
子どもを苛立たせずに
「やってもいいよ」と思わせる
声かけに変えていきましょう。
3)動き出したら、すかさず肯定!
お子さんがイヤイヤでも
文句を言いながらでも
動く様子をみせたら
すかさずに肯定をしましょう。
もしかしたら、動き出して
すぐに止まってしまうかも
しれませんが
それでもOKです。
ファーストステップとして
”上手に動きはじめた”
”動こうとした”
というところから肯定していくことで
お子さんが自分の行動を
理解・記憶して
繰り返しやすくなっていきます。
声を聞いて、行動をする。
脳のインプットとアウトプットを
何回も上手に繰り返すことで
脳のネットワークが育ちます。
上手に声をかければ
子どもは動きやすくなります。
動かせば動かすほど
子どもは発達します。
我が家の息子は、中学校に
入った頃は
授業や学活などの
一斉指示を聞けずに
忘れ物三昧、勉強もわからない、
係の仕事や行事の準備など
全てをスルーしてしまう子でした。
なので「やる気がない」と
先生によく注意されていました。
私も、学校の先生に言われるたびに
肩身の狭い思いをしました。
だから、息子に、厳しく
あれやれ、これやれ、と指示を
していたのです。
ですがそれで良くなることは
もちろんありませんでした。
不登校になり、家での声かけを
脳に届く形に変えただけで
不登校の後、学校に戻ったあと
・授業に集中できる
・先生の指示を聞くから
提出物が出せるようになる
・授業の中身を理解する
といったかたちで「聞く力」
が育っていることを実感しました。
そこからです、通知表の数字が
少しずつ上向いてきたのは。
学校という集団の環境の中では
たくさんの情報や刺激があって
お子さんが「上手に聞く」体験を
積むのが難しいことが多いです。
先生の声、友達の話し声、
椅子や机の音、
チャイムや音楽室からの音など、
たくさんの情報があるので
集中して聞くという
体験を積みにくいのです。
だから、聞く力を育てるなら
お家からスタート!
お母さんの指示を聞けるように
なったお子さんは
集団に戻ったときの聞く力が
ぐーんと伸びていきます。お子さんが中学校に進学して
一斉指示が聞けないことを
心配しているなら
ぜひおウチでの「聞く力」を
伸ばす声かけにチャレンジ
してみてくださいね!
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