発達科学コミュニケーション - バックナンバー
「時間・約束を守らない」ADHDタイプの子が、思春期からでも変わる”親の対応術”
配信時刻:2019-08-26 22:00:00
- ◯◯◯ さん発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの清水畑亜希子です。先日、息子とのやりとりを通じて「あー、成長したなー」と思った出来事があったので少しご紹介します。私の息子は
ADHD傾向の強いパステル君です。ASD(自閉症スペクトラム)の不安やこだわりもちょこっと顔を出すし、LD(学習障害)もちらりほらり、
というMIXくんです。
時間や人との約束を守るのが苦手…楽しいことがあると衝動的に優先しちゃう…
そんな特性があるので時間を守らせる
約束を守らせるのにとっても苦労していました。以前は地元のお祭りなどで「○時までに帰っておいでね」なんて約束を送り出しても絶対に帰って来ない!!(楽しいこと最優先です)スマホを持たせているのに連絡しても基本的に「無視」です。なぜならその電話に出たら最後、
私からの長い説教が待っているからです(笑)待ちわびて待ちわびて約束時間を大幅にオーバーしてやーっと帰ってきた後、どうして時間を守らないのか問いただすと「だって、僕だけ遊ばせてもらえなくて嫌だったんだもん!」…と。
逆ギレ&暴言で対抗してくるありさまです。嘘でしょー!?「お祭りに行っていいよ」と言ってお小遣いも持たせてあげたのに
「俺だけ遊ばせてもらえない!」と言い切るあたり(笑)認知(ものの感じ方捉え方)が独特なのもパステルの子たちの特性でもあるんですね。自分の欲望が勝るとその「欲」が全開になるのが息子の特徴でもありました。
一事が万事こんな状態だったので友達と約束をさせること自体私が億劫に感じていた時期がありました。さてさて、そんなADHDタイプの男子が今どうなっているか。先日、サッカー部の3年生慰労会を後輩ママさんたちが開催してくれました。私は、仕事の用事で参加できなかったので息子には集合場所と時間を伝え、帰宅時間も確認して、送り出しました。集合時間にお店に着いたか確認のLINEを送ったところ「5分前に、もう着いた」と返信あり。そろそろ帰宅時間だなーと思った頃「みんなでカラオケに行くので行ってきてもいいですか?」とメッセージが。こんなふうに事前に相談をしてきて確認を取る、という行動自体、昔はありませんでした。昔だったら…連絡なしで行方をくらまします(笑)。そしてカラオケに行って帰りの時間が遅れてるな…と思ったころ「予定より遅くなってごめんなさい●時ごろコーチと一緒に帰ります」と追加メッセージ。
結果的に帰宅時間はオーバーして帰ってきましたがまずは「おかえりー」から会話をスタート。そうすると会話が続くんです!息子:「遅くなってごめん」母:「みんな一緒だったの?」息子:「●●くんと●●くんと…コーチと…●●くんのお母さんと…」母:「そっかー、楽しかった?」息子:「うん、コーチが歌うまかった」母:「楽しくて良かった。でもさ、心配だから
帰りの時間は守るか遅れるなら先に連絡してね」息子:「うん、わかった。行かせてくれてありがとう。じゃあ、俺さっさと風呂入るわ」こんな感じで会話ができるようになると本当に伝えたいこと「時間は守ってね」のメッセージが子どもにきちんと届きます。以前の私だったら玄関で仁王立ちして(笑)待ち伏せ…母: 「今何時だと思ってんの!」「どこに行ってたの!」「スマホ持ってるのに出ないんだったら解約するぞ」息子:「うるせーなーみんな遊んでるんだからいいだろ」母: 「いいわけないでしょ!」息子:「だいたいさ、●時までに帰ってこいなんてナンセンス」母: (ここからはエンドレスの口論です。内容はみなさまのご想像にお任せします。)この感情的な対応では本当に伝えたいメッセージが子どもの脳に届きません。本来であれば理論的な処理をする脳でルールを覚えていくのですが感情的なバトルになっている間はその理論的な処理をする脳よりも感情的な(動物的な)脳の働きが優位になってしまいます。そうなるとひたすら感情的なやりとりが続きルールを理解するステージに入れません。
思春期まで親子関係をこじらせてくるとお子さんの「素直さ」はなくなりお母さんの指示やメッセージは通りにくくなりますよね。
だからと言って今、諦めないでほしいのです。この先、中学、高校、大学、就職、などさまざまな進路に進むと関わる人も増え多くの指示や指導を受けるようになります。そんな環境の中で成長をつづけるには「素直さ」は欠かせないものです。その「素直さ」はお母さんの対応次第で取り戻すことができるんです!
うっかりやってしまっているお母さんの対応がお子さんの素直さを失わせている可能性があります。そんなNG対応も含めチェックできちゃうオンラインセミナーがありますのでぜひご参加ください。
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