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姿勢と、カラダと、ココロと、脳と<31>

配信時刻:2013-07-13 12:00:00

美しい姿勢、美しい座り方

まずはこの5つを意識してみて下さい。

1)重心を、股関節の指3~4本前くらいに置いてください。

感覚的には会陰(外陰部と肛門の間、左右の坐骨結節を結ぶ線の真ん中)に重心を意識して、恥骨をくっと前に出す感じ。

骨盤の坐骨の上に体が乗ります。

姿勢を良くしようとヘソを前に突き出して胸を張る方がいますが、

ヘソを突き出すと腹筋・背筋の力が抜けてしまって、

おなかだけぐっと前に出て背中が後ろに反ってしまうため腰が痛くなります。

ヘソよりももう少し下、いわゆる丹田(ヘソの下三寸)と呼ばれる付近を意識します。

2)できれば腰掛ける時は、「股関節より少し膝を低く」腰掛の高さを調節して座ってくだい。

ソファなどは、おしりが沈むので腰が落ちます、デスクワークなど長時間座る場合は特に重要です。

あぐらで腰が落ちてしまう時は、お尻の後ろ側に座布団などをかってあげると重心が前に出し易いです。

正座では、座椅子(お琴奏者がお尻にかっている腰掛け)を利用すると良いかもしれません。

3)腰掛けた時の両ヒザの間は肩幅くらい

解剖学的姿位と言い、ぎっくり腰で立ち上がる時の痛みが強い人、脳梗塞後遺症などで片マヒの人、長期寝たきりの人など、この位置に脚を置いてお辞儀をするように立たせると、不思議とスムーズに立てる姿位です。

座った時に膝をダランと外に開いてしまうのはNGです。

インナーマッスルのひとつ大腰筋は、第12胸椎・腰椎から大腿骨小転子(内ももの付け根)に付いている筋肉なので、

その筋肉を収縮させると、必然的にヒザは開きません。

ガニ股の人はすでに、インナーマッスルが弱い可能性が高いです。

ただし、太ももの太いアスリートや武道をやっている人は筋肉が大きくてO脚に見える方もいます。

4)肩甲骨をよせる
鼻から息を吸いながら、左右の肩甲骨を寄せて、肩の力を抜きます。

肩甲骨の位置をただす体操がありますが、これはまたの機会に。

5)顎を引き、まっすぐ前を向く
大切なのは、顎の力、肩の力を抜き、正した下半身、上半身の上にちょこんと頭が乗っているようにします。

まずはこの5つを意識して座っていただくだけでも、座り姿がとても美しくなります。


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