実家の売却に困ったら - バックナンバー
新型コロナウイルスで、実際、今の不動産市況はどうなの?
配信時刻:2020-03-17 20:50:00
◯◯◯さん
こんにちは!
実家の空き家対策プランナー
細井久男(ほそいひさお)です。新型コロナウイルス感染が拡大する中、各方面に大きな影響が出ています。ニュースをいても、店舗やイベント会場といったところは、軒並み来店、来場が急減、収入減が余儀なくされ、アルバイトなどの雇用も制限となり、企業側も、働く人も、厳しい現実に直面しています。収入源に加え、外出自粛で、働き方だけでなく、日常生活の仕方まで、大きく影響する事態になっています。こんな緊急事態の状況の中、例年、年度末で人が動くこの時期、不動産の動きはどうなっているのか?「実家をこれからどうしていこうか?」と考えている人にとっては、売却や賃貸のこれからの動きも、大変気になるところでしょう。現在、私も売却、賃貸ともに依頼を受けて、それぞれ活動していますが、私の感覚では、びっくりするほど、動きは悪くはないですね。例年通り、年度末に、新居や転居先を探している人はいて、お問い合わせも多くあります。実際にお客様とお会いして、お話も伺っていますが、この世界が緊急事態のこの時期であっても、転勤、入学、賃貸の更新など、探さなければならない理由、必要としている理由はあります。不動産を扱う人間の使命として、そうした方々のお役に立つべく、動いていかなければなりません。ただ、影響が出ているのは、リフォームや新築など、現在工事をしている物件です。住宅設備等の納期の見通しが立たず、引き渡しの遅れや工事のやり残し、契約内容の変更などの事態が起こっています。(私もありました。)また、コロナの影響ばかりが注目されますが、昨年の台風15号、19号の被災復旧もまだ終わってはいません。こちらの修復工事も、まだまだ終わっていない家も多く、完全復旧までには、まだまだ時間がかかります。実家の売却や賃貸を考えるにあたっては、必要以上に慎重になりすぎることはありませんが、工事を伴う事情がある時には、引き渡し時期や契約条件などに、注意する必要があるでしょう。何ができるのか?どうしたらできるのか?いつできるのか? など、買う人、借りる人のために、「できること」を考えて、世界が緊急事態の今、実家の売却・賃貸は考えていきたいところですね。Copyright 2017 株式会社ほそい住宅FP. All rights reserved.
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