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「ペテン師」みたいな仕事だな。No.544

配信時刻:2016-10-29 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

昨日、総合病院でMRIの検査を受けてきました。

結果、僕の脳は「ツルツルのピカピカ」。

 

はい!

お医者様から「美しい脳」の称号をいただきました。

というわけで、今のところ「脳梗塞」の心配はありません。

 

じゃあ、数日前のあの痛みはなんだったのか?

まあ、疑問は残りますが…。

 

とりあえず、よかった。

生きてるだけでありがたいなって思います。

 


「ペテン師」みたいな仕事だな。No.544

 

学校の先生になったばかりのころ、僕はこの仕事を「詐欺師」みたいな仕事だと思っていました。

これ、正直な感想なんです。

 

 

話術で巧みに笑いを取り、楽しい先生だと思わせる。

それは、それほど難しいことではありませんでした。 

 

 

授業が楽しいのではなく、雑談が楽しいだけ。

そして、答えを教えてしまうから、さもわかったような気にさせます。

 

「この文章はこういうことが書いてあるんだよ」

「作者はこんな人なんだよ」

「ここはこういう意味だよ」

「ここ、テストに出るよ」

 

 

全然文章も書けないし、文章も読めていないけれど、記憶力のある子は高得点を取る。

そんな子は、他の教科だって成績がいい。

「他の教科の成績もいい子」がいい成績を取ると、なんとなく安心していました。

 

 

なんかさ、学力をつけているわけではなく、答えを教えているだけ。

点数の取り方を教えているだけ。

わかっていない子に、わかった気にさせてしまう。

 そのやり方が僕には詐欺師に思えてしかたがなかったのです。

 

 

「わかった気にさせるのなんて簡単なんだよね」

 

 

そんなことをだれかに話した記憶があります。

 

 

「答えを教えて覚えさせればいいんだもん」

 

 

教師になって2年ほどは、「なんて簡単な仕事だろう」と思っていました。

転機になったのは、2年目の冬。

魯迅の『故郷』の授業を、ある教育書通りにやったんです。

 

 

すると、明らかに違いました。

教室の空気が変わりました。

それまで我流で「教え込み」、適度に笑いを取ることで「おもしろい先生」と呼ばれて満足していた自分。

 

 

そう!

そんなペテン師のような仕事ぶりを恥ずかしく思った瞬間でした。

 

 

 

「こんな授業、あと30年も続けていくのか?」

なんだか、学校の先生という仕事がバカバカしく感じられました。。

 

 

「もうこんな詐欺師みたいな仕事はしたくない」

本当にそう思ったんです。

 

 

それからはとにかく本物の授業がしたくて勉強しました。

20代はたくさん勉強しました。

いろんなチャンスを与えられ、研究発表をしたり、夜間中学校で教えたり、教育論文を書いたり。

学んで学んで、トライ&エラーを繰り返しでした。

 

 

どうしたら、本物の授業になるか。

どうしたら、授業が上手くなるか。

 

 

20代は修行の時間でした。

 

 

 そうやって真剣に「授業」に向き合っていたら、シンプルな答えにたどり着いたんです。

それが、「教えない」ということでした。

 

 

「先生が教える」のではなく、「子どもたちが学ぶ」。

そういう時間を創造していく。

 

 

「教える技術」を積み上げていったら、最後に残ったのは「教えない技術」だったのです。

 

 

 

今や、優れた実践例は簡単にインターネットで手に入ります。

書店に行けば、いくらでも有益なコンテンツに出会えます。

HOW TOにあふれた世の中です。

 

 

それなりに「見せる」ことは、いくらでも可能です。

成功例を模倣すれば、失敗することはないでしょう。

仮に失敗したとしても、その失敗の理由はわからないでしょう。

気がつけないでしょう。

 

 

「本物」になる方法はたった一つしかありません。

トライ&エラーを繰り返し、いっぱい失敗することです。

いっぱい失敗して、そのたびに修正して、自分の授業力を磨くことなんです。

 

 

20代のうちに、たくさん失敗させていただけたことが、今の僕の礎になっています。

 


ハッピーな先生になるためのしつもん

どんな失敗をしてみますか?

 

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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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