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「いじめっ子」にも寄り添うんだよ No.420

配信時刻:2016-06-27 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

この週末、教師の不祥事のニュースをたくさん目にしました。

みんな心に闇を抱えている。

極度のストレスがそうさせるのでしょうか。

はじめからそうではなかったはず。

常に自分自身と向き合っておかなきゃな、って思いました。


「いじめっ子」にも寄り添うんだよ No.420

 

3つ目に僕が考えること

もしも、自分の学級で「いじめ」が起きたら。

僕が考えることは3つあります。

1つは、学級にもう一度「みんな違ってみんないい」という空気をつくること。

もう一度、学級経営の基本に立ち返ります。

2つ目に、指導の効果が表れるまできちんと被害者を守る体制を整えます。

 

そして、3つ目。

これが一番大切なことです。

僕は、加害者の心に寄り添うことを考えます。

 

罰を与えるのではなく、やはり寄り添います。

今日は、そのことについて詳しく書きたいと思います。

 


「いじめ」が起きたとき、見つめること。

 

教室に「いじめる子」と「いじめられる子」がいるという見方を替えてみます。

 

「いじめる子」と「いじめない子」がいます。

「いじめられる子」と「いじめられない子」がいます。

そういう見方で教室を眺めたら、できることは変わります。

 

「いじめる子」には、いじめる子の論理があります。

「いじめ」が悪いことであることはみんなわかっています。

知っています。

それでもやってしまうのは、なぜなのでしょうか。

 

人間はだれもが自分の行動を正しいと考えて選択しています。

なぜ、この子は「いじめ」をしてしまうのか。

なぜ、その行動を選んでしまうのか。

そこに、寄り添う必要があると思うのです。

 

ですから、被害者は守り、加害者は癒します。

そういうことを考えます。

 

いろんな考え方がありますね。

すべての人が僕の考え方に共感するとは思いません。

「厳しい罰を与えればいいんだ!」という方もいらっしゃるでしょう。

その考え方と戦おうとは思いません。

 

でもね、僕はその対応、厳しい指導や罰を与えることが、本質的な解決にはつながらないと考えているんです。

罰を与えることで、その行為が目に見えない形に変わることを恐れます。

やり方を変えたり、ターゲットを変えたりしたらね、何の解決にもならないんじゃないかなって、思うのです。

子どもたちの世界は今、大人には見えない方向にどんどん拡がっています。

 

目に見える形で表現されているときに、丁寧に寄り添っていくのです。

目に見えない形で表現するようになったときには、指導は困難です。

 


総力をあげて考えましょうよ

 

私たちは教育者です。

力で持って制することは、教育者の姿ではないと考えます。

加害者には加害者なりの論理があり、そこに寄り添いながら、この子がなぜいじめに至ったのかを理解しなければならないと考えます。

 

いじめをする子、いじめをしない子がいます。

なぜこの子にいじめをさせてしまったのか、根本的な問題に寄り添ってあげることが必要だと思います。

いじめをやめさせるために話をするのではなく、その子の抱えるものを癒すために話を聴きます。

受け入れ、認め、許し、愛すること。

これがスタートラインです。

この子は悪い子ではありません。

ただ、許されない行動がそこにあったということなのです。

 

なぜ、この子にそれをさせてしまったのか、なぜこの子はそのような行動をしてしまったのか。

そのことに気づいてあげるために寄り添います。

 

 

一つの考え方として受け止めていただければ幸いです。

 

もしもいじめが起きてしまったら、僕は以上の3つのことを考えます。

 

ジャッジすることなく、事実を見つめていくことが大切ですね。

そして、その事実に対して、丁寧に対応していきます。

 

こういったことはケースバイケースです。

100の事例があれば、100通りの解決方法かあると思います。

学校全体で取り組んでいくことが大切ですね。

総力をあげて取り組むべき課題であると思います。

 


ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

すべての子どもに寄り添ったとき、どんな教室ができるだろう?


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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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