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ある知的障害を抱えた子のママの言葉〜変えられないことを受け入れて、変えられることを変えてみる〜 No.2205
配信時刻:2022-07-13 06:00:00
人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

おはようございます、◯◯◯さん。
今日もメルマガをお送りさせていただきますね!
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1.くれちゃん先生のダイアリー
うれしいな。。
いくつか有名な大型書店で、僕の本が並んでいるようです。

全国で僕の本を注文してくれています。
その本が今、トラックの荷台に揺られて、もしかしたら◯◯◯さんのお家にも届くのかもしれません。
これってすごいことだな、と思っていてね。
だって、ブログに書いてもいいし、電子書籍でもいいじゃないですか。
今の時代だから、どんな媒体でも「文字」を発信できます。
でも、これが本になって全国の人に届く。
キリストの言葉は「聖書」として多くの人に読まれましたし、孔子の言葉は「論語」として多くの人に読まれました。
紀元前から「本」という媒体があったわけで2000年後の今、僕が書いた文章が「本」となって◯◯◯さんのもとに届く。
やばくないですか?
このメルマガで全部届けてもいいんです。
でも、本になって届くわけです。
不思議だな、って思います。
もしAmazonでご購入いただいていたら、たぶんそろそろ本が届く頃かな、と思います。
昨日からAmazonでの販売が始まりましたので、Amazonレビューが解禁になりました。
もしお時間ありましたら、Amazonレビューを書いていただけるとうれしいです。
https://amazon.co.jp/dp/443430531X/
この書籍を多くの人に届けるため、お力をお借りできたら幸いです。
2.今日の記事
ある知的障害を抱えた子のママの言葉〜変えられないことを受け入れて、変えられることを変えてみる〜 No.2205
実は今、
子育てのどん底にいる気持ちです。末っ子の知的障害がわかり、3歳過ぎた今も喋りません。自閉症もあると思います1年間親子で療育に通い、保育園に4月から行き始めましたが、 集団で何かするということも難しいです。 「自閉症はテレビが作る」とか「発達障害は治る」とか、
有名な学者さんが書いている本を読んで実践してみて、 どこまでが変えられることで、 どこまでが変えられないことなのかうやむやになって苦しいんだな 、と言うことがわかりました。 子どもが生まれてくるとき、僕らはきっと、健康に生まれてくればいい、それだけを願いました。
生まれたら生まれたで、寝返りを打つのが早いか、遅いかに一喜一憂し。
ハイハイするのが早いことを喜んだり、立つのが早いことを喜んだり。
学校に行けば、人よりもちょっとでも優秀なことを望み、ちょっとでも運動能力が高いことを望み。
受験をすれば、ちょっとでも偏差値の高いことを望み、ちょっとでも良い就職先を望み。
結婚相手に連れてきた男性、もしくは女性は器量の良い人がよく。
あれ?ちょっと待って。
生まれてくるときは、健康に生まれてくればいいと願っていたはずなのにね。
親の欲に際限はなく。
他の子と比べて、もっとがんばれ!もっとがんばれ!ってやってしまう。
僕はいつも、そのままでいいじゃないですか?と伝えている。
それぞれにいろんな個性を持っている。
僕はその個性とやらを初期設定と呼んでいて、「変えられないもの」と考えている。
この初期設定を変えようとすると、親として苦しむし、子どもとしても変えられないものを変えようとされるのは、とても辛いことだったりする。
ウチの娘はダラシない。
まー、仕方ないじゃないかと思って、床に落ちているゴミを拾ってやる。
まー、そこは仕方ないじゃない、と思うと幾分楽になる。
ただし、幾分である。
でも、それを直さなきゃ、変えなきゃって思うよりは、心の平穏は保ちやすい。
「発達障害が治る」という話は初耳だけど、僕は3000人以上の子どもたちと出会ってきた。
現場の肌感覚で言えば、「治る」という表現はなんか違う気がする。
その特性は変わらないけれど、本人が上手に折り合いをつける方法を学んでいく、という感覚に近い。
集団の中でうまくやれるようになる、に近い。
中1のとき、トラブりまくってたやつが、中3にもなるとうまくやれるようになる。
それは「治った」というよりは、「成長した」だけで、持って生まれた特性はなんら変わっていなかったりする。
「こういうときはこういうことに気をつけなきゃな」と本人が意識するようになる。
たぶん普通に生活している子は意識しなくてもできることを意識しないとできない、そんな感じ。
たとえば、この場面で大きな声を出しちゃいけない、みたいなことってある。
そういうところで大きい声を出しちゃう。
普通はなんとなく、ここは静かにしなきゃな、って無意識に気づいて、静かにする。
でも、そこは意識して静かにしようとしなきゃできないわけね。
経験を通して、今は静かにしなきゃな、って学ぶ。
そうやって、社会と上手に折り合いをつけていく。
ソーシャルスキルを身につけていく。
だから、「治る」という感覚のように、その特性が劇的に変わるのとは、なんか違う気がする。
成長とともに社会に馴染む、という感覚に近い。
だから、子どもが小さい頃はすごく大変で、絶望的になって、真っ暗に見える。
でも、人は必ず成長する。
成長すると信じて寄り添う。
これが大切だと思う。
これをしたら劇的に変わる、という特効薬のようなものはない。
でも、人は必ず成長する。
成長するという希望だけが光になる。
大切なことはね、変えられることと変えられないことに明確な線を引くこと。
その子の持って生まれたものは変えられない。
彼が成長して、上手に折り合いをつけられるようになるけれど、感覚的なものは変えられないと僕は思う。
その変えられないものを変えようとすると、子どもは自分が否定されたように感じる。
初期設定にバツをつけるのはそういうこと。
でも、変えられることはいっぱいある。
声の掛け方、子どもを取り巻く環境、あなた自身を取り巻く環境。
その子を取り巻く周囲のことはいくらでも変えられる。
それをできる範囲ですればいい。
でも、これ、できる範囲でいい。
無理をしないことが大事。
できることしかできないんだから、できないことはやろうとしなくていい。
いつだって、できる範囲でがんばることが大事。
変えられないことは、受け止めるのがいい。
「あきらめる」に近い感覚。
「あきらめる」という言葉はネガティブに受け取られがちで、「私はあきらめたくありません」とか言われるんだけど。
「あきらめる」の語源は「明らむ」という。
「明らかにする」という意味。
この子はこの子のままでいい。
その初期設定を受け入れた上で、この子が成長しやすい環境を用意してあげるといい。
変えられることと変えられないことがある。
僕らはいつも変えられないことを変えようとして迷うし、悩むのだけど。
変えられないことを受け入れて、変えられることをどんどん変えていく方が人生はクリエイティブだ。
僕はそんなことを考えている。
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