メルマガ『ハッピーな先生のハッピーな教室』 - バックナンバー

お母さんとお父さんに感謝できる子を育てる No.225

配信時刻:2015-12-15 06:00:00

人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

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おはようございます、◯◯◯さん。

今日もメルマガをお送りさせていただきますね!

 

今日、素敵なお手紙が届きました。

同じタイミングで日本人学校へ旅立った先生からのお手紙でした。

 

その中に、香港の日本人学校で先生をされていた方からのお手紙が同封されていました。

沖縄の先生で、来年春から東京の大学院へ進まれるとのこと。

メルマガを読んで共感していただけているとのこと。

心から、うれしく想います。

 

そうやって、日本全国に、世界中にちゃんと届いていることがうれしくて仕方がありません。

同じ志をもった方がいるんだなぁ。

もっともっとご縁を拡げなきゃなぁって思います。

 

僕はいつもフェイスブックページの「いいね」やメルマガ登録をいただくたびにスマホに合掌しています。

「ありがとうございます」とつぶやきます。

 

ありがたいことです。

本当にありがたいことです。

応援いただけるだけで勇気が湧いてきます。

 

応援いただける皆様と、もっと素敵な教室をデザインする。

そして、子どもたちをハッピーに!

それが僕の願いです。

 

ちなみに、このメルマガにそのまま返信していただければ、僕のもとにメッセージが届きます。


お母さんとお父さんに感謝できる子を育てる No.225

 

1、育児放棄の現場から

ある男の子の物語です。



『入学式』

それはだれにとっても清々しい新たなスタートの日です。

しかし、その場にいることのできない子がいました。

 

その日の午後、担任の先生が訪ねていくと、扉が静かに開きました。

薄暗い部屋から一人の男の子が顔を出しました。

 

聞けば、「お母さんはお小遣いに1000円 を置いて、出ていってしまった」と言います。

いつからいないのか尋ねてもハッキリしません。

どうやら1ヶ月近く一人で過ごしてきたようなのです。

 

「たった1000円…」

食事はどうしていたのか、さらに尋ねました。

近所の仲間が差し入れてくれたものを食べてきたようなのです。

なぜ、そのような状態で保護されたなかったのか。

 

彼は、外国籍の子どもだったのです。

父親はわかりませんし、母親もちゃんとビザがあったのかさえわかりません。

ですから、そういった外国人のコミュニティーが助けてくれていたようなのです。

 

「制服がないから学校には行けない」と言います。

担任の先生は、卒業生に連絡を取り、中学生のときの制服を借りてきました。

その制服を渡し翌日、1日遅れで彼の学校生活は始まりました。

 

さらに、学校の先生や児童相談所の働きかけにより、児童養護施設に入ることもできました。


2、母国語をもたない子どもの言葉

日本でずっと暮らしていたのに日本語が上手に話せなかった彼は、先生たちの勧めもあり『日本語教室』に通い始めます。

 

しかし、その子には大きな問題がありました。

学校に行かせてもらえず、母親から声もかけてもらえなかった彼は、母国語を持っていなかったのです。

 

日本では、国籍を問わず、子どもたちは学校に通うことができます。

日本語がまったく話せない子も、公立学校は受け入れます。

 

彼は、それでようやく言葉を覚えはじめたのでした。

ただし、それは彼が聞き取ることができた日本語のみ、それも小学生の使う限られた語彙を感覚で覚えていったのでした。

 

日本語教室の先生はおっしゃいました。

「何語であっても構わないけれど、語学の習得には母国語が必要です。しかし、彼には母国語がありません。たとえば『優しい』という言葉を教えたくても、その言葉に当たる母国語をもっていないため、言葉の意味が理解できません」とのことでした。

 

「悲しい」の意味は、悲しいことが起きたとき、それを「悲しいね」と言ってくれる人がいたから、わかるのです。

「愛」の意味は、愛されたことのない子には、わからないのです。

 


3、思春期の子どもたちに伝えたいこと

 

さて、話題を変えます。

 

子どもたちとの交換ノート。

その中に「お母さんに叱られてばかりだ。私の気持ちなんてちっともわかってくれない」 という記述をよく目にします。

 

「私の気持ちなんて」と考えることは思春期ではよくあることです。

思春期の子どもの中には「まだまだ子どもの自分」 と「大人になりたい自分」が同居しています。

保護者に「依存」した状態から、少しずつ「自立」していくのが 思春期です。

 

だから、その過程でお家の人とぶつかる。

それは、健全に成長している証です。

 

「まだまだ子どもの自分」に声をかけてくれるお母さんの言葉を「大人になりたい自分」が反発しているんですね。

 

でもね、忘れないでほしいの。

あなたが今、言葉を話すことができるのは、あなたにご両親がたくさんの言葉のシャワーをかけたからなんだ。

 

深い『愛』を受けてきたから『愛』の意味がわかるのです。

叱ってくれる人がいるだけありがたいことです。

 

そういうことを、きちんと発信していくことが大切です。

 

保護者を応援する。

応援するから応援していただけると、僕は考えています。


ハッピーな先生になるためのステップ

 保護者が感謝できる子を育てると、保護者に応援していただける。


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感想などは返信メールでよろしくお願いします。

 

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【作者プロフィール】

 くればやし ひろあき

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1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住
妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

大学卒業と同時に名古屋市立の中学校の先生になりました。
小中高とサッカーに明け暮れていましたので、サッカー部の先生がやりたくて、学校の先生になったようなものでした。

ちなみに、名古屋グランパスを応援しています。

 

 

初任校の先生としては、あまり例がないそうですが、中学夜間学級の講師もさせていただきました。
教職員組合の支部の青年部長をさせていただいたり、全国の教育研究発表の場で研究を発表させていただくなど、わりと順風満帆な教員生活でした。

2007年、最初の人事異動で当時市内で最も荒れた中学校に赴任しました。ひょんなことから、そんな学校の生徒指導主事に選ばれて奔走することに。

生徒指導主事を2年、進路指導主事を1年務めました。

 

 

その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて上海日本人学校浦東校に赴任。当時児童生徒数が世界最大の日本人学校で、またも生徒指導部長を2年間務めました。

 

上海で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に異動。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートします。 

 

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を始めました。

 

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員しました。

 

その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱されました。

 

 

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。100人以上のスタッフとともにイベントを開催して300人以上を動員しました。

 

「教室をあたたかく」をテーマに、学校の先生10数人と書家15人とともに『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。また『子育て万博』のテーマソングをシンガーソングライターの岡谷柚奈さんに依頼し『ありがとう』のCD製作・販売。

 

コロナ禍で講演会の依頼がピタリと止んだのを機に、TikTok配信をスタート。教育系TikToker『くれちゃん先生』として毎日動画配信。フォロワー数は11万人、トータルいいね数430万回。

 

2020年11月に株式会社ミナクル組織研究所として法人化。

 

経済産業省の事業再構築事業として、人事支援アプリ『CrewDocks®』を開発。初めての著書『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)を2022年7月に出版。

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