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子どもに響かない生徒指導のやり方 No.1990
配信時刻:2021-05-09 06:00:00
人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

おはようございます、◯◯◯さん。
今日もメルマガをお送りさせていただきますね!
① くれちゃん日記
数日お休みをしておりました。
メルマガ配信もストップ。
これでいいのかな、と思いつつ、筆が進まずにいました。
ふと思い立って、フェイスブックに書いたことを、そのままシェアしておきます。
「この人がどんな人か」を分析するとき、「生年月日」を使うと「占い」に見える。「血液型」を使うと、やはり「占い」に見える。「クレペリン検査」の足し算をひたすらさせた結果は、「診断」に見える。たくさんの質問をして、その答えから導き出されるようなヤツも「診断」に見える。しかし、よくよく考えると、「出た結果」と「実際の人物像」を照らし合わせ、データ化したに過ぎない。これ、面白いな、と思う。一方は怪しく見え、一方は信憑性が高いように見える。それは、それとして。そもそも、人間にとって「自分は何者であるか」は永遠のテーマである。「占い」から「診断」、果ては「リーディング」まで、あれやこれやを通して「自分とは何か」を知ろうとする。僕は若い頃から、国語の研究会で学んできたのだけど、校長先生たちから「くればやしくん、文学の授業ってのはね、読んでる自分とは何か、を探る授業なんだよ」と教えられた。それは、とてつもなくありがたい言葉だったのだけど、20代の僕には「このおじさんたちは何を言っているのだろう?」としか思えなかった。もうかれこれ、何百年にも渡って「私とは何か」をテーマに文学作品は描かれ続け、今や絵画から音楽、詩、写真など、ありとあらゆるものが「自分とは何か」を表現し続けている。そんなわけで、僕らは「自分は何者か」を常に探し続けている。が、しかし、だよ。そもそも、だよ。「自分は何者か」なんて永遠にわからないんじゃないだろうか。だから、永遠のテーマなんだろう。この答えを探るとき、教育者ならではの論にたどり着く。他者との違いに着目したとき、「自分」というものが見えてくるのではないか、という話だ。ちょうど思春期になると、僕らの人間関係は様変わりする。他者の姿を鏡にして自分を眺め、優越感に浸ったり劣等感を抱いたりし始める。それまで、野球選手にだってアイドルにだってなれると信じていた自分が、ある日突然、「何にでもなれるわけじゃない」と悟る。マウンドに立つ友人の姿を見て、自分の力不足を肌で感じたり、鏡に映る自分とクラスメイトの姿を重ねて、自分を卑下したり。たぶん僕らには「他者」という鏡が必要で、その差異から「自分とは何か」を知るのではないだろうか。「自分探し」をしているうちは、「自分とは何か」の答えが見つからないのはこのためだ。だが、他者という「鏡」は、僕らに「現実」を教えるだけでなく、他者と比べることで「劣った自分」ばかりをクローズアップしてしまうところがある。これはひょっとすると、日本の教育の弊害かもしれないが、教育のせいだけにするのもどうかな?とも思う。…となると、今度は「どんな他者と接するか」が重要になる。これもまた難しい問題である。居心地のいい人ばかりでは成長はないだろうし、かといってあまりにもハイスペックな中に身を置いてもしんどい思いをするばかりだ。そうなってくると、複数のコミュニティに属しながら関わり合っていくことが必要だろう。心安らぐ場所から切磋琢磨し合う場所、ちょっと背伸びする場所。何より大切なことは、自分の「強み」を生かせる場所に身を置くことだと思う。組織や集団の中で、自分の力を生かす。その瞬間、「自分とは何か」の答えが見えてくる。そんなことをぼんやり考えていた。大きな仕事がいくつか終わって、今、少し、気が抜けた状態。
次へのアイデアは山のようにあるんだけど、ちょっとSTRとも違うし、でもまったく違うわけでもなく。
このあたりをどう形にしていこうかな、と。
まー、とりあえず、僕の門下生チームと深めていくことになるかな。
ともに学ぶ仲間がいるっていいよね。
夏の基礎講座、勇気を持って、どんどん飛び込んで来てくれたらいいのにな。
きっと人生が変わるんだからさ。
② 企画紹介
5月は昼と夜に開催するよ!
STR入門講座!!

みんなの持って生まれた気質を知れば、もっとあたたかく関われます。
目の前の人を知り、自分自身を知り、どう関わればいいのか、いっしょに考えましょう。
▽▽▽5月14日(金)10時からの講座▽▽▽
https://minacrew.co.jp/seminar20210514/▽▽▽5月25日(火)19時からの講座▽▽▽
https://minacrew.co.jp/seminar20210525/③ 今日の記事
2016年5月18日の投稿より
子どもに響かない生徒指導のやり方 No.1990
意図を手放して寄り添うことがスタートライン
生徒指導をするとき、
心がけていることがあります。それは、決して
「あーしなさい、こーしなさい」
と言わないことです。
アドバイスはしません
ただ問いかける。子どもたちに「しつもん」を届けます。
たとえば
「お友だちに
悲しい思いをさせないために
できることは何だろう?」こんな問いかけをしてみます。
期待する答えなどありません。
この子はどんな言葉を紡ぎ出すだろう?
そこに興味を集中し、ただただ言葉を待ちます。
意図ある詰問は「やったフリ」の生徒指導を生む
「こういう時はどうすべきですか」
「これからはどうしますか?」
は意図のある問いです。
これは誘導です。
先生に叱られている。
親に叱られている。
そういう状態から逃げ出したくて、
「正解」を答えようとします。大人の「意図」を察知して、
大人の満足する「正解」を答えるのです。こういうやり方が
一番子どもたちの心には響きません。大人の自己満足のための指導ならば、
それは「やったフリ」の生徒指導なのです。だれのために話を聴くのだろう?
こちらの意図通りの答えが
返ってきたとき、
大人は安心します。一方、
自分の意図した答えでなかったとき、
大人はジャッジを下します。「それは違うわ。こうすべきよ」
「残念だわ。何もわかってないのね」
つまりこれはね、
大人のための問いなのです。決して
この子のための問いではない
のですね。そして、
価値観を押し付ければ
押し付けるほど
子どもたちは心を閉ざします。期待する答えに誘導してしまうことは、
案外多いのではないでしょうか。
ホントはね、
子供の心に寄り添って
子供の言葉を引き出すような
問いかけが必要なのです。「いつだって私は、
あなたの言葉を聞く
準備ができていますよ」と言う態度を示す。
心を開いてじっくりと寄り添う。
ただそれだけ。
心と心でつながった関係性を育てたいものですね。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
子どもとの関係性を深めるためにできることは何だろう?
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