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高次に引き上げる授業づくり No.1938
配信時刻:2021-02-19 07:00:00
人間関係を整える専門家、くれちゃん先生こと くればやしひろあきです。

おはようございます、◯◯◯さん。
今日もメルマガをお送りさせていただきますね!
① くれちゃん日記
昨日は全国の先生方とZOOM勉強会。
沖縄の小学校の先生と東京の幼稚園の先生から実践報告をいただきました。
少しだけ話題になったことを補足させていただくと、「△タイプの叱り方」について。
基本、叱るのは逆効果なのが△なんだけど、指導の過程でどうしたって注意しなきゃならないときがあります。
そんなとき、どうしたらいいでしょうか。
勉強会では、一度褒めて気分を上げてから叱る、という話が出ました。
なるほどな、と思ったけれど、おそらく「注意」の部分が届かないんじゃないかな?と僕は思いました。
それよりも大事なのはね、モチベーションの源泉がどこにあるか、だと思っていて。
結局、目的は「叱ること」ではなく「行動を正すこと」なんですよね。
じゃあ、どうしたら行動を正せるかっていうと、「本人がそれをしたくないと思うこと」なわけじゃないですか?
△タイプに有効なメッセージとしては「それはカッコ悪いよ」なんですね。
「すごい」がモチベーションに繋がる△にとって「カッコ悪い」なんてのは「すごい」の真逆なんですよ。
「それはダメだよ」ではなく「それはカッコ悪い」なんですね。
ダメってのは、何かのルール、つまり枠の中から外れる行為で、それは「枠にはめられる」ってのが大嫌いな△には響かないんですが、反面「すごい人」になりたい△にとって「カッコ悪い」ってのは致命的なんですね。
まー、あと、「お前みたいなすごい男がやることではない気がするけどどうよ?」とか「それは天才のやることじゃないんじゃね?」とか「そのスケールはお前の器には小さすぎる」とかなんだっていいのよね。
もはや「おだて叱り」だわ。
ま、そんな感じで乗せながら行動を是正していく。
まさにSTR使いの妙技ですわ。
教育者のための勉強会、次回は3月18日の20時からです。
教育者なら入れますぞ!
https://www.facebook.com/groups/educationconference
さあ、明日から基礎講座。
準備しなきゃな。
やること山積み。
がんばりまっせ。
くれちゃん先生とマンツーマン・セッション
(家族のコミュニケーションマップ付き)
今月の予約枠は…2月15日(金)10:00~11:30 予約済み2月17日(水)10:00~11:30 予約済み2月18日(木)10:00~11:30 予約済み2月18日(木)13:30~15:00 予約済み2月19日(金)10:00~11:30 予約済み2月19日(金)13:30~15:00 予約済み2月24日(水)10:00~11:302月25日(木)13:00~14:302月26日(金)10:00~11:30 予約済み2月26日(金)13:00~14:30▽▽▽詳細はこちら▽▽▽③ 今日の記事
高次に引き上げる授業づくり No.1938
高次の学びをつくるには
教室で行われる話し合い活動。
それがどうしても教え合いになってたり、感情のもつれにつながっていたりする。
グループを作ったからといって、必ずしも学び合うなんてことはありません。
リトルティーチャー(生徒の中の先生)を生み出し、優越感に浸りながら教え合う。
いや、一方的に教える。
そんな「教え合いの授業」は、案外多いような気がします。
学ぶことって、本来はとっても楽しいはずなのに、勉強して傷ついて、どうするよ?
話し合って、互いの思考から学び合う。
だんだん学習していく中で、高次に上がっていくイメージなんです。
スパイラルに上昇していく。
じゃあ、そんな授業をどうやったら作れるでしょうか。
味噌汁の味噌は赤味噌?白味噌?合わせ味噌?
たとえば、こんな課題があったとします。
味噌汁の味噌は「赤味噌」「白味噌」「合わせ味噌」のどれがいいか?
あっ!たとえば…の話ですからね。
こんな話し合いはよくない。
「私は赤が好き」
「僕は白が好き」
「俺は合わせだ」
で、お互いに自分がいかにその味噌が好きかを伝え合って堂々巡りを繰り返す。
こんなのはよくない。
それは、話し合いじゃなくて戦いなの。
お互いの主張を繰り返すだけなのは、不毛です。
テレビの討論番組で、話し合いが高め合ってる姿、見たことあります?
まして、こういう種の話し合いって、教室内でのパワーバランスが左右しますから。
声の大きい者の意見が優れた意見として採用されてしまう。
「自己主張が得意=優れた意見」になってしまうことは危険です。
一方、こんなのはどうか。
みんな仲良く、3分の1ずつ味噌を足して味噌汁とつくろう。
うん、平等だ!って。
そんな味噌汁飲みたくないよ。
じゃあ、高次に学びが引き上げられるってどういうことなんでしょう。
考える視点を与える
「赤味噌派」の子が、こんなことを言い出すんですね。
「ウチの県で有名な野菜は◯◯じゃない?◯◯を味噌汁に入れるなら、どの味噌だろう?」
ひとつの視点が生まれました。
視点があると話し合いは変わります。
こういうことを意図的に生み出すのが、課題設定ってヤツです。
すると、「白味噌派」の子がこんなことを言い出します。
「ねぇ、ウチのクラスの子たちの家では、どんな味噌を使ってるんだろう?具はなにが入ってるのかな?」
また、ひとつの視点が生まれました。
すると、「合わせ味噌派」の子がこんなことを言い出します。
「なるほど、日本全国ではどの味噌が使われてるのかな?」
考えたことがつながり、学びが高次へ引き上げられていくイメージです。
こんな授業なら、子どもたち生き生きと学習に取り組みます。
大事なことは、学びの場をつくること。
そして、子どもたちが話し合わずにはいられない課題の設定です。
ハッピーな先生になるためのステップ
学びを高次に引き上げるために、教え合ったり議論に持ち込ませない工夫をする。
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